パチモン世界

 


四千年前の過去をふりかざさないと生きられないチューゴクとやら、

躍進している感のあるインドだが、カースト社会には限界がミエミエだし

そして、フキョーだからとコソコソえーかげんなことをする政治や経済。

いまや、相撲さえ八百長でナンチャッテ勝負だったという。

国土と主張する北方領土や竹島、尖閣諸島も風前のともしび。

 

めんどくさいねぇ。

くだらないねぇ。

ニュースで聞いて・・・どうなるものでもないし。

 

こうなると、変てこ政府が年金は80や90以上というだろうから

その前に、これまで納めた年金額を全額返済して欲しいよねぇ・・・

必ず60歳までに死んでみせると約束してもいいから。

返金で共産圏へいって豪遊しようか。

 

国技のスモーですらヤオチョーときたら

ミウチのスモーキョーカイが、モミケシのため無駄にジタバタして

ヨケーに世間を笑わせるのは、コッケイすぎて全く笑えぬわけで。

 

まー・・・いわゆるひとつの・・・何を信じていいか分からない感・・・だ。

 

大穴の開いた靴下か、パンツをはいて生活しているような感覚である。

もしくは東京タワーの展望台足元のガラスに穴あき・・・みたいな心地か。

 

まー私も愛国心なんぞが薄れて久しいから、それどころではない。

このごろドエライ調子が悪くて、眠れない日々が続き

ほとんど役場にも出勤していない。

 

どうやら、作物にも影響がでるくらい雨続き、日照不足なのが

体にも影響しているようである。

ニンゲンのデフォルト生活周期は一日が25時間。

それを朝日でリセットして、動き始めるわけだが

我が家のように、造りからして薄暗い家で、更に天候不順、

しかも東側は窓がなく、その向こうには山々が連なる。

日の出はまだ7時過ぎ、実質の日の出は7時半ごろだが

雨模様だと明るくなるのは9時ごろやっと・・・といった感じ。

朝7時は、まだまだえらく暗い。

 

要するに、自分の中で時差ボケが発生しているということ。

 

食欲がなく、1日1食か2食なので、帰省から戻って以来

少しやせてきた。 ラッキーな効果だ。

ただし、雨天ではトレーニングできないので痛し痒し。

1月の晴れた日(まとまった晴れ間のあった日が正しい)は

4日ほどだったらしい。

私が戻ってからは、日中晴れたのは1日だけ、晴れ間も1日だけ。

24時間を通じて、雨が降らなかった日は、ゼロだった。

 

だから、ぜんぜん布団が干せないわけで。

寝てもうっとうしい、起きられもしない・・・

 

食欲どころか金欲も性欲も、酒を飲みたい気持ちすら

ほとんどやせ細ってきた感じだ。

 

これではアマリにいかんだろうと、思い切ってラーメンを食べに。

実は、平土野(へとの)に昨年夏開店した和(と書いて、のどか)の

ラーメンは化学調味料がほとんど使われていないスッキリ鶏がら風味。

食欲がないので、つるつると食べやすい麺と

しばらく肉を食べていなかったので、餃子も同時発注!

久しぶりに腹いっぱい食べたし、餃子とラーメンなんて何年ぶりだろう。

というか、自分から食べに行くとは珍事だ。

オリジナルの肉味噌が入った味噌ラーメンは気に入った。

これまではスッキリしょうゆ味しか食べていなかった。

ただし、味噌もスッキリ味だから、コテコテ好きには少々ハードルありだ。

 

店主のマエダカズミ氏は、図書館の館長と同姓同名+異性である。

役場のプロ向け郷土料理講習会の縁で、知り合った仲で

このところ、とみにニラが高騰し、ニラレバやニラ玉が採算割れだと

ぼやいていた。

 

味噌ラーメンに、コクのある島の地卵のニラ玉をトッピングすれば

とても美味しそうだと思ったが、しばらく様子見だ。

味噌汁に卵を入れたときの特別な味は、今も時々懐かしい。

 

正真正銘、ニンニクの芽(こちらでは、フルという)をニラがわりに

使ってみると、もっとパワフルだが、フルも育ちが悪い。

山海荘のオバチャンからもらったニンニクも、伸びがイマイチで

10センチまでは一気に伸びたが、それからストップだ。

とりあえず、作物に大被害が出しているヒヨドリたちも

フルは刺激が強いためか、さすがに食害には遭わぬものの。

 

しかし、ココに来てヒヨドリ被害が広がるとは・・・

ここ数年、ヒヨドリの増加には気づいていたから、いまさら驚かぬが

被害の大きさには目を見張るものがある。

 

すでに2006年ごろには、増加に疑問をもっていた。(母島編)

 

体の大きさのわりに、個体数が多すぎる気がしていたのである。

でも、今年になって急に食害?という向きもあろう。

地のヒヨドリが増えたところへ、寒気が強力すぎて押し下げられた

シベリアのヒヨドリたちがやってきたので、食糧難になったからだ。

これまでは、食害をおよぼすほどの難はなかったと考えて

差し支えないだろう。

 

先見の明とか、自慢じみたことを言っても仕方ないけれど、

周囲に向けている感覚が、時々予兆を察しているようだ。

新燃岳も噴火の11日前に噴気が不自然と思い、撮影してあった。

 

何の関係もなく、ただ単語つながりだが

シベリヤという食べ物をご存知だろうか。

菓子パンというか、お菓子というか、ボリュームのあるカステラ系食品。

正月に弟が切り出した話題で思い出し、伊勢で探したが見つからず。

 

確か、横浜のポケモン系?スーパー、ヤオチューで見たような。

シベリアでなくシベリヤなのが、高ポイントである。

生まれながらにしてパチモン風味満点なところが、大変に風情あり。

インチキっぽいカステラらしきに寒天で薄まった小豆の水ヨウカンを

挟んである駄菓子っぽいものだ。

 

ヨウカンにたくさん寒天を入れると・・・水ヨウカンだ。

 

正直なところ、どちらでもいいし、どちらも好きである。

生クリームべたべた食品と同じくらい、といいたいが

いまや生クリームと組み合わせたいのが、ヨウカンであり

そのくらい双方好きである。

 

またしても関係ないが、このくらい生クリームが好き、つながりで

先日いただいた、イチゴ大福的な・・・クリーム入り大福形状食品。 

もはや何が本物で何がパチモンか分からぬ味だが、イケルわ〜(笑)

自発的に購入できる代物ではないが、いただくのは大歓迎。

別に購入が恥ずかしいわけでなく、空腹時に買い物へ出かけるため

どうしても甘いもので満たすという発想にはならぬため

食料品店で探すキッカケがないのである。

どんだけ空腹でスーパーをさまよっているんだろう・・・

 

昨日は、コンビニから回収された前日期日のチョイ悪プリンを

二個食べた。 ひとつは焼きプリン、もうひとつは壺プリン。

壺という全くプリンにしては食欲をそそらないスタイルが

一度だけ食べてもいいかな?と思わせる点が、チョイ悪感を

ひきたたせてくれる一品であった。

 

味については、とても美味しいとは言えぬものだった・・・

何しろチョイ悪期日で、ほぼ固まった感のなさ・・・

そりゃもうチョイ悪を超えている域に感じられる

チョイ怖(こわ)なユルさ具合だったからだ。

プリンには程遠いものだ。

 

このごろ流行りなのだろうか、こういう半端なブワブワ食品。

まー職人にすれば、このブワブワ感が腕の見せ所などと

胸を張りそうだが、笑うに笑えぬ味覚破壊的な食品だ。

単なるプリン風の別物ではないか。

基本的に、日本のプリンはカスタードプティングであるが

ぜんぜん違う代物だ。 失敗して生まれた感満点の食品。

魔法・・・とまで言うのは恥ずかしすぎる食文化で

食がB級化をとおりこして、Z級まっしぐららしい。

 

加熱するにしろ、ゼラチンを入れるにしろ

凝固していないものはプティングとは呼ばない。

そりゃペーストとか、ムースというんだ・・・

 

ゆるい食品が好まれるのは、必要以上にユルみたい人が

増えてしまったためだろう。 特に女性を中心に・・・

世間が厳しいと、男性の女性を見る目が厳しくなるからねぇ。

 

あと10年後、シベリヤ並みに覚えている人がいてくれるようなら

まーまーの菓子といえるだろう。

 

ともあれ

プリン類が少々胃にもたれたのは、昼間のラーメンの余韻に加え

二個一気食いのためだろう。

壺プリンが、少々食あたり気味だったのとは感じが違うよう。

ま、時には糖分的ハイカロリー生活もしておかないと

甘味を忘れそうなくらい、糖分といえばAコープの

甘みひかえめヨーグルトくらいしか食していない。

 

そういえば

ブルガリアでは、ヨーグルトは甘くして食べるのではないらしい。

まーいいのだが・・・

このごろは、伊勢茶の粉茶を入れて食べるのがお気に入りだ。

酸味と甘みに加え香りとほろ苦さが加わり、絶品ヨーグルトになる。

食後にはぴったりだったり、晩酌のシメに食べたりする。

誰もやらないと思うが・・・今度は豆乳もブレンドして全部いりにしよっと。

 

島に来て、あまりコダワラナイ生活を続けているものの

やはり気になるものは気になるこのごろ・・・

身の回りにも人生にも、パチモンが増えてきているように思う。

日常的に、パチモンとか・・・ナンチャッテが多い島生活、

自分までパチモンにならぬよう、時々気をつけよう。

 

と、いいつつ

もうじき、ナイトツアーガイドっぽいことをすることになっている・・・


ではまた