秋冬のまえに
まずはボヤキ。
この夏は海の中まで暑く、釣りどころでなかったし、
しんどい仕事もダラダラ続いたためもあって、釣りに行く気になれず。
ようやく穏やかな秋になったかと思いきや、もう北風が吹きだしてしまい、
島の10月は、感覚的に閏の9月のようなもので、いきなり11月が来る・・
そう謂った、冬に向かって激しく季節がうつろう時節である。
一年で、もっとも気分が落ち込む時節でもある・・
失敗した・・ ボールペンごと、衣類を洗ってしまったら、どえらい目に!
これまで、そんなことはなかったんだが、書き味がなめらかで良好だと
弟にススメられて利用・・ じきに黒や緑が書けなくなった上に・・
インクが親水性で、ワイシャツやTシャツ、タオルが被災した。
即刻、ジェットストリームは、わが家では使用禁止になった。
ボールペンは、断固たる油性でなくてはならないのだ。
ところで
米国でのマイナンバーカードの失敗は、ナリスマシだった。
わが国では、ポイントを付与してムリヤリ普及を狙っているワケだが、
ホンマに大丈夫なのだろううか・・ と謂う疑念が、払いきれぬ。
成熟してきたデジタル時代に、ただの通し番号でニンゲンを管理する・・
バカに単純すぎて、どうにも信用できないのは、私だけだろうか???
一応、写真は張り付いているものの、特に生体認証を含んでなく、
かててくわえて、更新は10年スパンときたら・・ 似た顔の親子兄弟なら
ナリスマシ可能ではないだろうか。 いや、他人の空似でも十分イケそう。
そ〜ゆ〜、情報交換サイトができても不思議でない。(笑)
さて
過ぎゆく夏日を惜しみつつ、今のうちに食べておくべきは、冷やし専用麺。
カノジョの与論島の土産、もずくそばだ。
カノジョの土産でなければ、まず間違いなく投げ出していたのだろうが・・
美味い食べ方を見つけた。
愛の力だよなぁ・・ (笑)
冷蔵庫で寝かせてある特製の本返しと、インスタントのアゴ出汁に
なんと、柑橘の缶詰のシロップを加えた、人造フルーティーつゆなのだ!
通常のみかんだと、やや香りに欠けるが、甘夏かんはなかなかだ。
おふくろ様が折々に送ってくる、季節の品のなかにあったものだ。
蕎麦として食べるのでなく、暑い日のおやつとして、虫養いとして、
ところてんのように、ぱぱっと腹を満たす感じで食べるのにイイ。
モズクの比率が高いので、カロリーが低いところもなかなか優秀。
ごはんとして食べる蕎麦にしては、ずば抜けて甘酸っぱいから、
どちらかと謂うと、フルーツを添えたりして食べるくらいの勢いで、
スウィーツ寄りに振った方が美味しいと思う。
蕎麦と謂っても、蕎麦粉は入ってなく、基本的に生臭い海藻の風味が
どうにもカツオ出汁と相性が悪いから、モスク酢の方から攻めては?
と、方針転換したのが当たりだった。
蕎麦と考えるから、逆に変な味に感じるが、モズクの方から味わうと
適度に風味が抑えられ、素直に食べやすくなった食材と謂えるだろう。
私にとっては、新しい乾麺の味わい方が開拓できたし、素麺や蕎麦と
風味がぶつからないこともあって、嬉しい冷やしメニューとなった。
つぎは、フルーツポンチそばだな!(笑)
もうひとつ、細いのをウリにしている蕎麦も、カノジョから。
細い蕎麦なんて、なんちゅ〜無理筋な・・ と思ったら、コレが美味い!
あっさりめな、素麺つゆにどっぷり浸していただきたい、不思議な蕎麦。
4分も茹でるのに歯ごたえしっかり、鼻に抜ける香りも爽やかなのだ。
乾麺でしか実現できぬ絶妙な風味に、驚かされた。
麺にウルサイはずの私だったが、食品においても技術は進むんだぁ。
よもや、蕎麦で浦島太郎扱いされてしまうとは・・
実はその前
少しでも涼しさを感じてきたら・・ ついつい温麺が恋しくなる。
鹿児島産の蕎麦を用いた地元の?乾麺で、いささか贅沢なものだが
周年買い置きしてよくよく食べる。
太さのわりに伸びが早いが、風味は素直で食べやすい。
残念なのは、どんぶり・・
しっかり高台のある、やちむんを使っていたが、割れてしまって
代わりを探しているのだが、量産で高台の低いものばかり。
ずっとどんぶりを持ったまま、ズスッと食べ尽くしたい私にとって、
味わいが3割減になるくらい、残念である。
それにしても、なぜネギが高騰しているのか、意味がワカランぞ。
和麺好き、湯豆腐好きにとって、長ネギが高騰するのは大打撃だ。
そのほかにシイタケもだが、ロスケや円安が関係するものか?
もとより、トマトをはじめ、野菜類がバカ高くなって久しい。
ロスケと円安のシナジーに加え、サーチャージが含まれるのか?
きのうから、いささか珍しめな鳥が飛来している。
アメリカウズラシギだ。 大きさは、ムクドリくらいの小柄。
ぱっと見は、一回り大きなヒバリシギである。
先々号まで登場していたコモンシギは、北米大陸から飛来するが
こちらは、なぜかアメリカと冠するわりには、ユーラシアの東半分の
北極圏でもチラホラ繁殖するらしい。
一般的には、水辺に飛来するのに、堂々と運動公園にいるところが
地味にスゴイところなのである。
それを実現しているのが、ニンゲンをあまり恐れないムナグロたち。
ドバトよりやや小さめな、チドリである。
もともと、干潟に面している好立地のためか、毎年越冬する連中で、
休日の人出など、居づらくなると干潟や磯、畑で過ごすらしい。
平日は人出が少ないから、20〜30羽くらいが群れずにウロウロする。
私の撮影に慣れてきているようで、カメラを構えても逃げにくい個体や、
寄ってきてガン見する個体もいる。
ぶっちゃけ、正面はあんまり見えてないハズなんだが・・(笑)
代々、ムナグロたちが越冬で利用するようになったから、
その他の鳥たちも、利用するようになっているのである。
お陰で、臆病なムネアカタヒバリも、わりと身近に眺められる。
沖縄本島周辺では、遺骸にもフツーのタヒバリが多いらしいが、
徳之島では、こちらが日常的に越冬してい、空港周辺の地域では、
春までほとんど毎日見られるのである。
ありゃ゛?
今朝の写真をチェックしていたら、てっきりアメリカウズラシギだろうと
思い込んでいたが、珍鳥コモンシギが復活?!
実は、ムナグロの中に、ソックリでほとんど見分けられない、
アメリカムナグロが混じっている可能性もあったりして・・
いやはや、やたらメニヤックな秋になってきたなぁ。(笑)
鳥たちは、すっかり冬色になってきた、このごろ。