久々登場

デジバカ日誌T1

である。


先週は、貧乏人の老後は保障されないので

年金を払いたくないのと、劣等海兵が島へやってくると聞いて

胸が悪くなったのを吐露してしまったから、今回は明るいネタだ。

 

タイトルのTは当然、徳之島のTである。

今回は、久々登場のまだ使っとったんか的なタフブックCF-19。

まだまだ現役というか、コレが一番島にはピッタリだから

他に替えられないだけである。 絶対的安心感。

でも、そのハードディスクがデジカメデータでいっぱいになった。

 

苦党のあっさりビールには

アサヒのスタイルフリーが一番美味しいのと同様に、替え難い。

普通のビールでは実現できない苦あっさり感が際立っている。

少々分かりにくい表現だとは思うが、僕の身の丈表現だ。

 

車中から雨の降る屋外に持ち出すにも(傘or笠笠の代わりに?)、

島の坂道カーブの横Gで、知らぬ間にリアシート脇に寄ってしまい

ドアを開けた瞬間に、ガタンと駐車場のアスファルトに落とすときも

クロウサギや野鳥のレクチャーして、オー!と思わせるにも

絶対にタフブックでなければならないと感じてきた。

買ったころより、線とか面とか、ずっと増えた気もするが・・・

 

横浜と違って、スナックのネーチャンに写真を自慢するのには

「ほとんど」使っていないが、男どうしの飲み会でもOKだった。

 

炎天下の屋外で液晶が見えるという劇的感動の反面

最大最後の弱点が、放熱である。 密閉構造だけに・・・

 

といいつつ

実は、現行の液晶がLEDバックライトで倍も明るくなっているので、

液晶だけでも交換したかったりするが。

 

さて

今回のデジバカは、それほどバカじゃない。

稼ぎがないので、無駄遣いできないから、

少しでも元気を出そうと?デジバカにしてみたような・・・

(パソコンを励ましてどうする?)

 

実は、秘密にしていたが

もっとも期待する機能がある。

それは、夜逃げ、脱出用、逃走用、避難用の

データストレージとしての機能である。

いかに大切なデータを守り続けるか、が最大最後の十分条件だ。

 

我が家の周りではとても火事が多い。

(我が家は独り暮らしなので、家事が多い・・・)

 

このところ、撮影枚数が増えたので、納まらなくなり

過去のデータは別のハードディスクに収めていた。

だが、外付けハードディスクは耐衝撃だが防水ではない。

 

せっかくなので調べてみたら

さすが不況、強い商品しか生き残ることができないことを

体現しているような商品を見つけられた。

ハードディスクの耐火+防水ケースというのがあった。

残念ながらメリケン製だが。

逃走中、もとい避難中に足に落っことしたらケガをする仕様が

メリケンっぽい。 ドッヂボールくらいだが、8キロ以上ある。

彼らにとっては、小枝チョコくらいの感覚なのかもしれない。

 

もう少し、稼げるようになったら買ってみても面白い。

USB端子付きの金庫である。

 

しかし、あくまでコレでは脱出用でなく、放置用だ。

しかも密閉構造ながら、外からUSBアクセスできるものの

放熱が出来ないため、常用のストレージに使うには注意が必要だ。

(誰の、何のための注意かは、想像にお任せする)

 

やっぱり

夜逃げ、でなく避難しても潜伏先、じゃなくて避難所などで

使える道具の方が有効であると考えている。

そういった意味で、最強コンパクトでなくてはならないのだ。

できれば、そこそこ目立たず、バッグ的な形(なり)なら幸いだ・・・

 

いかなるときも、情報を大切にし、情報を発信し続けるのが

僕の小さな生き方には、似合っているように思うからだ。

 

そうこう考えているうちに、2.5インチハードディスクの

1TBが1万円程度になるかと思ったら、全然ならない。

というか、不況でハイテクの無駄に速い進化スピードが

ガクンと落ちてしまったので、価格の低下も鈍くなってしまった。

500GBで足りなくなったから、次は倍増を狙っていたのだが

貴重なバイト料をつぎこむ値ごろ感を計っていた。

 

仕方ないので、天城町役場からいただいたバイト料があるうちに

火災がおきて、データが逃げ遅れて失われないうちに、

ハードディスクユニットを購入してみたのである。

 

いよいよテラバイト・・・

寺でバイトしているようなハードディスク容量だが

金にはならず、金を要す。

ウェスタンデジタル製・・・一寺バイトのハードディスク?だ。

これまた残念なキャリフォーニャの開発だが背に腹は替えられぬ。

(畳の色が枯れているのは、半分腐った畳だから)

 

本当なら半年以上前に、とっくに買えたと思うのだが、

時の流れ方が、うっかり不況で変わってしまったようだ。

リーマンショックで、いろんなハードウェア工場が死んでいった。

経済とは食い合いだ、弱憎強飾の社会である。

弱きはしいたげられ、強きはマスコミや業界紙にとりあげられ

いろんな軽いコトバで飾られ、薄っぺらな権威が与えられる。

 

ましかし・・・

不況まっただなかに開発されたCF-19は

リカバリーディスクなどないから、元々のハードディスク内に

リカバリー領域とか言え!という存在を、ちまっと置いてあって

間違えて消すとエライ事になる仕様になっている。

 

つまりハードディスクを置き換えても、セットアップできないのである。

しかし、やはりハイテクには法律と同様に抜け道が存在する。

 

ハードディスクごとコピーして移植するのである。

しかし妙なことに、パソオタであってもコノ行為を違法と思っている

ヤカラが居るのには驚く。

 

違法行為を日常的にしているので、なんでも違法行為に見えるよう。

人でなく、パソコンに与えられたライセンスは、パソコン一台に対する。

つまり、いくらコピーを重ねても、同じパソコンの利用と断定できる場合

いかなる契約事項があったとて、著作権法上は、問題ないのである。

 

むしろ

著作権法とは異なる見解で、使用者の権利を制限する契約自体

利益主権で恣意なだけの、限りなき違法行為なのだ。

人をすべて違法行為予備軍と思うのは、どこぞの無法軍を有する

国家が考えることに、侵食されているに過ぎない。

 

やれやれ、データ移植ひとつに、面倒なことを書いてしまった。

読んでもらって、申し訳ない・・・

 

ここまでくどくど書いてしまうと

潜入!ヘンクツオジサン24時!!とかに出られそうである。

パンツ一丁でウダウダ暮らす、料理好きのおっさんドキュメントだ。

もらい物の野菜だけで何年暮らせるのか!的な・・・

(そんな長寿番組は難しかろう)

データの移行は

アクロニス製、チョイ前のバックアップソフトを使って実行。

以前と同じである。

でも、今回はゴネて起動しない。

 

手順は簡単だ。

今動いているパソコンのハードディスクの、丸っぽコピーをとる。

そして新しい1TBのハードディスクへ展開する、それだけだ。

何度も何度もやってみた。

ハードディスクの相性か、あるいは何らかのトラブル持ちかな?と

いろいろなハードディスクを用意してバックアップしたが、

結局、全然起動する気がないようだ。

 

うぬう・・・

 

マイくそソフトの流儀など、覚える気はないので

ちっとも詳しくはないが、調べたところマスターベーPョン・レコメンデ・・・

に似たような?、MBRという妙なのが同時に複製されるのが

不思議だったが、くだらぬメリケン風シモネタの疑念をぬぐえないまま、

復元してみたところ、何もなかったように○起、でなく起動した。

 

やっぱ、メリケン製ウィンドウズはシモネタ系に限るようで、

MBRにそれほどの力があるとは・・・???

これ以上書くと、僕の純情オジサンなイメージが崩れそうだぜ・・・

やれやれ。

 

そんなこんなで、少しずつ動き出したタフブック。

いろんな意味でタフなマシンだ・・・徳之島でも生き抜けるだろう。

 

旧型CPU・CoreDuoU2400、メモリ・1.5GB(半端に増設済み)、

そして、なんやかんやで、晴れてHDD・1TBとなった。

 

あ、肝心なことを忘れていたが、市販の2.5インチハードディスクは

9.5mm厚なのだが、今回のはハーフインチ、12.6mmなので

機種によって、交換しづらいことがあるから、念のため。

 

パナソニックの頑丈パソコン、タフブックやレッツノートは

耐衝撃素材で支えられているので、それらのクッションを

多少無理して押え込むことで、入ってしまうわけである。

 

本当に

大丈夫かどうかは、パソコンを開けてみるまで分からない。

 

12.6mmのハードディスクは、一般向けでなく

どちらかというとラックマウントの、薄型WEBサーバー向けらしく

信頼性はそこそこあるようなので、安心して使えそう。

交換作業に際しては、ネットを参照しておくことを、お忘れなく。

われ先にと、ヒトバシラーとなった方々の記事があり

とても参考になるし、トラブルもリスクも少なくてすむ。

 

なお

回転数が、一般の5400回転でなく、5200回転なのは

電力消費を抑えたか、それとも信頼性向上を狙ったか、

いずれにせよ、読み書きがいかほどか低速になっている。

キャッシュも8MBと、少なめなので高速向きではない。

 

もともと

500GBを超えんとするデータ量を収容する目的だが

そのデータ移行には、ドエリャー時間がかかるでぃかんて・・・

というくらい、時を要するので念のため。

なんやかんやで、一昼夜かかってしまった。

USB2.0の限界である。

 

だが・・・新型のUSB3.0を用いるまでもない。

 

ふはははは!仕事に縛られぬ我が人生には

時間が有り余っとるわい!(力説)

と見栄をはったものの、電力を消耗するのが気にかかる・・・・・

 

ともあれ

必ずしも全てが性能向上ではないので、

チューンナップではなく、微妙なチューン???である。

 

ホントは、多過ぎのメモリーを積んで、WindowsXPで認識できぬ

3GB以上を、フリーソフトを活用してRAMディスクにしてしまえば

画像処理が速くなるとも考えたが、それは無駄だ。

(といっても、分かる人は少ないかもしれない、一応デジバカなので)

 

冷静ではデジバカが達成できぬものの、冷静な無判断というのが

味わい深いのではないか・・・と無駄に考えてみたのである。

 

リーマンショックで競争メーカーがつぶれ、高価になったメモリー。

それを食費4ヶ月分以上?(2万円弱)をつぎこむ意味はない!

と心と腹が、直感的に叫んでいたのである。

(背にむかって、腹が説得したようにも思うが)

 

ちなみに

2.5インチ1TBハードディスクと同時に、無駄っぽく購入したのは

無銭LANルーターがあった。

実は、島に来て不便だったのがネット通信。

徳之島北部集落の平土野(へとの)の一部で、本人の意思とは別に

開放されちゃっているネットワークと、南部集落の亀津で

スナックが開放している不明ネットワークくらいしか、無銭というか

無線ネットワークはない。

 

兼久(かねく)集落を通りかかったときくらい

無線LANが使えるようにと、高出力の無線ルーターを買ったのだ。

 

無線LANのボランティアネットワークが広がれば

いずれ、スカイプなどの通信ソフトで、世界中と無料通信できると

信じているので、夢のためならルーターくらい安いものだ。

自分が参加してこそ、ネットワーク。

当然のことだが、それでも存外難しいものだ。

 

携帯電話の一か月分の通話料金があれば、

無線ルーターが買えて、全世界で通じるというのに。

 

閑話休題

しかし、今回のハードディスク交換は、うまくいっていない。

動くのだが、すぐ固まって動かなくなる。

ハードディスクからハードディスクへデータを丸ごと移す場合

どうやら、ハードディスクの番地というか、町内の道の太さというか

同じ町内に500軒のいえがあったところへ、倍の1,000軒が

建つようになるカラクリがあるのだから、無理もあろうというもの。

セクタ(小さなハードディスクの管理単位)の管理方法が

なんか違っているような感じがする。

 

こいつが違ってくると、なんかこう微妙にコンピュータが

妙な感じになっていくようである。

そう、チョコレート食べたら、ウィスキーボンボンだったように。

 

パソコンはアルコール漬けのオッサンと違い、

酔っ払うとダメである。

 

良い子に分かりやすく説明すれば

ポケモンのぬいぐるみと信じて、UFOキャッチャーで

ぬいぐるみをゲットしたら、パチモンだったような感じで

なんかこう、モヤモヤしてしまうわけ。

 

パソコンは生き物ではないが

それゆえに、なぜかだまされる。

でもだまされた後で、データの矛盾が起きてしまって

悩みだすのである。

そんなとき、パソコンも人間臭い感じがする。

やっぱり人間が作った道具だ。

作っている多くの人間たちのスットコドッコイが移っている。

 

意外に小さなことで傷つきやすいくせに、

鈍感で、大雑把で、無駄に繊細で、オバかな感じが

ここぞとばかりに顕現していた。

 

おそらく、様々な人たちの知恵を、

無計画で、力任せに寄せ集めて作られたから、

そんな愚鈍な感じに仕上がってしまうのである。

あるいは、いつまでたっても愚鈍なままなのである。

 

パソコンとは、面倒くさい道具であり続けるための

手法開発をしているような世界である。

 

腐るための果実を、育んでいるようなものだ。

 

ま、その腐れ具合を楽しむ人間すら現れるのだから

腐るというのも、悪くないのだろう、納豆のように。

都合の良い解釈ほど、無駄に前進的な思考はない。

 

そんなこんなで

マニアを通り越して、防衛方面で活躍している弟に相談した。

レジストリ(人間で言うところの、育ってき記憶の骨格)を調整する

ソフトを入れて、わりとスムーズになって、一安心。

(Ccleanerだったか・・・)

 

人為的に導入された記憶が矛盾し、苦しむレプリカントの

無駄な記憶を抹消し、落ち着かせるようなものか???

 

にもかかわらず、見えているのに消せないデータがあって

少々目障りで困ってしまう。

 

ともあれ、デジバカじゃなくて、

デジとバカが独立独歩のコラボレーションのような特集であった。

デジバカと信じ、本気で読まれた御方々、すまない・・・

 

それにまた、写真少な目だったこともお詫びしたい。

来週はもう少し増やしまーす。

動物ブログがひまなら・・・)


ではまた