タフパッドと

 理想的なVAIO Canvas

  


 

ちまたはナンジャソリャにあふれている?

  

キヤノンは、どうやら未来を見通していなかったようだ。 いまさらM&Aに乗り出した・・・という。

斜陽のデジカメ業界を、ダラダラ眺めてきた怠惰に、唖然とするばかりだ。

SEDの失敗が、どうやら効いていないらしい。 メーカーの未来は、自然に降ってくるものではない。

  

光学メーカーが、単なる設備投資産業に転じても意味がない。 それは投資ファンドがやることだ。

価値観が違いすぎるし、投資に興じる意味も理解できる感覚もない。 地道が一番だ。

 

実は

これまでの一般的なカメラ産業は、ハード産業っぽい進化をとげてきたが、実はソフト産業だ。

写真の良し悪しは、ニンゲンの価値観そのものだ。

それに取り組んできたのは富士フィルムだったが・・・やはりフィルム屋のクセが出てしまって、

どうしてもニンゲンの知覚の方へ舵を切らないので、シュリンクする方向に見えるし、

コスメなどに手を出しているが、ビミョ〜である。

 

通常のニンゲンの場合、写すという行為は嬉しいことはなく、むしろ面倒作業でしかない。

私は、ケータイで日常的に動画を撮影することなどアリエナイ・・・と昔から述べているが全くソノ通り。

いろんなソフトやエフェクトなどを用意したところで、ブレブレで画質の悪いスマホの動画は、

悪事の暴露か、リベンジポルノが関の山である。

 

競技場とは、ビルヂングでもないのに、なんでそんなに総工費やら、年数がかかるのか理解不能だ。

だって、グランドを観客席が囲っただけななじゃないの? 余計なことを考えているとしか思えぬ。

まさか、テロリストを防御し、あまつさえ爆弾でニンゲンが死んでもビクともしないとか・・・

 

新型が出るころになって、アイフォーン現行機種のピンボケに対するリコールをするという。

昨秋から症状が出ているのに発表しなかったのは・・・かなり途上国的なな対応に感じられる。

ほかにも結構トラブルがあるらしいが、人気が落ちないのがフシギである。

一方で、よほど腕時計型端末の売れ行きが悪く、ダメージが大きいのだろうか?

あれはアップルでなければ、どこかの端末のパクリっぽいと云われても仕方ない商品である。

前評判比においては、セグウェイよりもガッカリ・・・な商品だから、仕方ないと思うが。

 


 

ところで

24日午後、台風15号が最接近したあと、ゴールデンタイム午後7時のNHKニュース。

これから奄美地方では警戒してください・・・という報道であった。 徳之島は下から2番目の島。

確かに、十島村(トカラ)も奄美とされているものの・・・これからでなく、今しばらくでは?

十島村にしても、真っ最中であって、これからではない。 種屋久は、奄美ではない。

 

気象庁の、荒い台風情報では現在位置がわからないが、同じ気象庁でもレーダー画像なら一目瞭然。

目がハッキリしている強かな台風ほど、雨雲レーダーで位置がわかるので、こちらを用いるように、

本町の消防交通係にもお願いしている。

人命が懸かっていることだけに、与えられている手段は、フルに活用する必要がある。

 

それにしても

きょうの東日本は、寒くなったらしいね。 ヤマセが吹いたと聞いている。

こちらでは、ほどよい秋の朝夕の気温となりすごしやすい。

日中の暑さは変わらなくても、朝夕の気温が下がるとメリハリができ、生活に張りがでるものだ。

快適になったとはいえ、内知人ではキツイ湿度70〜85%である。

っていうか・・・今更ニュースで秋雨前線などと報じているが、台風前からその状態ではないか・・・(笑)

 

台風は去ったが、定期船は明日くらいには来るだろう。 野菜も豆腐もパンも牛乳も納豆もない。

野菜コーナーの向こう、右上は豆腐や油揚げ、納豆などのマメマメしいコーナーであるが品が無い。

残っているのは、しそ味の絹ごし豆腐・・・とかである。

 


 

このごろ

タフパッドは、私の生活に馴染みまくっている。 まったく生活の一部である。

ちょい前に遭った、NTTドコモ回線のトラブル以降、MVNOの接続が不安定で仕方ないが、

本体であるタフパッドの本質には影響なし。 だがLTEが通じない端末は、かなり不便を感じる。

今やネットワークは生活の一部であり、ネットワークにつながらないパソコンに意味は無い。

 

そもそも、環境を気にせず用いることのできるパソコン・・・などというのは、生活の中に無かった。

あんまり自然に使えてしまい、普通以上に素晴らしい性能を忘れてしまっている日常がある。

頑丈で防水で屋外でもインターネットを利用できる端末。

南国において、最大の難関・・・液晶の見えについても、タフパッドはいかなる炎天下でも見える。

液晶のコーティングや製造工程などに工夫があるらしいが、ホントに優れた技術だと思う。

なんだかんだいっても、iPadなどの人気端末であっても、南国の炎天下で使えはしない。

 

商品ジャンルも価格も違うのだが・・・それはそれとして「自分にとって使える」というのは根本である。

まだまだ現代のスマホやタブレットは、なんだかんだでウジウジ室内や電車で使う端末である。

 

一方で

私はデザイナーであり、今は動物写真家を名乗っているから、そっちで使える高速性能も必要だ。

タフパッドの処理速度は、かなり高レベルであるものの、さすがに2400万画素ともなるとスローになる。

故障が増えている現行VAIOノート15インチの代行で、日々の写真整理などをするには、力不足。

 

さて

ソニーがVAIOの事業を手放したことは、おそらく読者諸氏はご存知であろう。

私がこうして青を記している端末も、まさにVAIOである。

 

幸い、事業は意欲的な経営者に売却され、VAIO株式会社に継がれた。 のだが・・・

理想的なパソコンを追求する姿勢があるのに・・・スペックと価格が折り合わない。

クリエイターたちにヒアリングしてスペックを決定したような演出をしていたものの、

企画台数の問題からか、コストパフォーマンスというコトバを用いる領域にない価格になっていた。

タブレットの最低構成で26万円オーバー、タフパッドを上回る。

薄型のわりに、重さもタフパッドの1.1キロを上回っており、1.2キロ。

iPadよろしく、薄いが持ち重りする、つい落としそうな筐体(きょうたい)である。

マイクロソフトのサーフェイス・プロ3が売れない一因は、薄さのわりにズシリ重いからだ。

 

そんなこととはツユ知らず・・・

私はすっかり、無理してでもVAIO Canvasを購入して、仕事のサブ機にするつもりでいたのである。

いざ

我が家のVAIOがトラブル続出で、購入意欲が高まっているのに・・・

1)CPUクロックが高く、高速処理を謳うものの・・・専用のGPUでなくインテルの統合GPU

2)薄型1.4センチなものの、タフパッドを上回る1.2キロもあって持ち重りする

3)ハイエンドなのに、液晶がIPSでないし、ギラギラして視づらいグレア液晶である

といったことがあり、性能はCPU頼みなだけでコストパフォーマンスのかけらもない端末になった。

にわか企業なのだから仕方ないが・・・ヒアリングを受けたクリエイターのリテラシーもビミョ〜だったようだ。

一点だけアドバンテージがある。 キーパンチしているとき、熱くならないのだけは素晴らしい。(笑)

 

大企業病のさいたるものが、ヒアリングによるものづくりだ。

一般ピープルにヒアリングしても、明日あさってには意見がコロコロ変わる連中である。

更には、一流のクリエイターたちが、現実的でない半端な議論などに出頭する意味が無い。

そもそも、理想でなく妥協点をどこにすべきか・・・などという議論はプロにとって意味が無いからだ。

今でも妥協しているのに、また妥協なのか???

 

私はVAIOの方向性が誤っているという気はないが、使い方を是とするなら作り方は間違っている。

グレア液晶で重い、室内専用端末なら、なにも発熱しファンの騒々しい処理部を一体化する必要など

どこにもない・・・んだろうと思う。

 

私が欲しいのは、実は性能は同様だが、家庭内シンクライアント型パソコンである。

富士通には現存するし、昔パナの業務用にもあった・・・モニターだけひょいと外れる、あの方向性。

ただし、タブレットでなくノートパソコン型でキーボード、USB端子、カードリーダーなどが端末側にあり、

処理部は冷却や拡張性に優れた、フルタワータイプであり・・・別の部屋にでも置いておきたい。

 

これまでの家庭用シンクライアント?では、USBメモリやSDカードなどの運用はできなかった。

だが、技術的にはとっくに完成していて、業務用の「Windows Thin PC」という事業所向けの

サーバーサービスらしい。

一般向けの、リモートデスクトップでも、設定を変えれば、先の運用が可能・・・とネットにあった。

 

端末側は持ち歩くこともないので、とくにノートパソコンのスタイルである必要は無いのだが、

15インチ・フルHD液晶モニタの解像度に慣れてしまっているので、

デスクトップ用のフルHD最低サイズ、21インチでは無駄に大きいし、ドットが荒く感じられるのである。 

 

現在、iPadの影響で、11インチまでのモバイルノートで超高解像度液晶を用いており、

作業用の14〜15インチでは、荒めの液晶が主流となっている。 タスキに太すぎ、帯に細すぎである。

コダワリというよりカッコツケ用のウルトラモバイルと、中小企業の事務用に二分化している。

あとは無駄にハイスペックなゲーム用だ。(笑)

私のVAIOのような、家庭用のミドル・ハイの位置づけが無くなったようだ。

それをやったから・・・VAIOはつぶれたとか???

 

勢い

技術的に可能となったので、これまで描いてきた夢のシステムを組みたくなったが・・・

ほどよい手元用の端末がないので、Win10のソフトの出揃いも含めて、VAIOをだましだまし用いて、

様子見を続けるしかなさそう・・・という、コレまで通りの結論となってしまった。(涙)

 

無論、現在のVAIOが陳腐化しても、リモートデスクトップ用端末として生かすのが好ましい。

修理費が運よく2〜3万円で収まれば・・・の話だが。

 

修理のとき、もっとも困(こま)るのが・・・ほかならぬ、青の編集用ホームページビルダーだ。

高機能を全く無視して、当初から変わらぬHTML世代を用いているのだが、

他のソフトに代えがたい使いやすさがあって、使い続けたいものの、

Win8以降では手持ちのバージョンが使えなくなったのだ。

 

そのため、VAIOを修理に出すと、青が書けない。

 

ブルーグリフォンとかいうフリーウェアもあるが・・・使ってみると、多機能なのだが、

私のような旧いシンプルなスタイルで記述するようにはできてない。

単純に背景と文字色を変えるだけでも骨が折れる。 技術は、誰のためにあるのやら。

1、2回程度なら、コレでしのぐしかなかろう。

 

しかし、そころそ、なんかこさえたい気が抑えづらい。(笑)

VAIOがダメになるまで使う・・・という前提で、リモートの処理マシンを組む・・・というのが楽しそう。

コストダウンのため、AMDの4コア・APUとマザーボードを用い、

SSDはADATAの128GBX2でRAID0構成を考えている。

ハードディスクは、バックアップ用の現用を内蔵する。

その他の部品は、昔の遊休品を流用し、順次更新していく。

当面、拡張を考えてメモリは2400MHz、8GBの一枚差し。

RAID0で高速化が足りなければ、メモリを32GB化して、RAMディスクを構成する。

RAID3も魅力だが・・・マザーボードの機能では負荷が大きすぎるというから、ヤメトコ。

 

とまあ・・・プランはそろそろ固まりつつある。

でも、欲求不満は暴走しそうなので、手持ちのパソコンで遊ぶことに。

XPのOS入りハードディスクを外し、代わりに、そこらで眠っていた旧型SSD、

クルーシャルのM4だったかな?を搭載して、Lubuntu(るぶんつ)をインストールしてみた。

は、速い・・・ タッチパネルはズレズレだが、トラックパッドは動いている。

音も出るし、ブルートゥースも稼動している。

あとはグーグルアースやGIMPなどの、日常的に使いそうなソフトが動くかどうか・・・である。

「う」ぶんつでなく「る」ぶんつにしたのは、軽い動作だからである。

ただ、ひょっとすると、Ubuntuのほうがドライバーが豊富で、自由度がアップするかも知れない。

今更・・・だが、モデムが稼動するかもしれない。

 

このごろ

やたらタフパッドのLTEが受信しない現象が続いていて、

思い切って物理SIMロック?を解除してみた。

なんとか抜けた〜。(笑) 釣り針で、かすかに引っ掛けて引き出すキッカケをこさえてみた。

意外な抜けやすさ?・・・つまりは接触不要かもしれない。

 

んま゛〜イロイロあるだろうが、

都会ではイライラ、離島ではムラムラ・・・私はとてもメンドクサイおっさんだな。


ではまた