今年も宴会用フィッシング
ちまたのフシギ
チャンが為替レートを下げた。
どうやら、カタチだけ資本主権社会を真似ても、彼らの主権は共産党上層部のみにしかない。
ただ・・・そうはいっても下々が多すぎるから、コントロールができなくても無理はない。
とはいえ、苦肉の策にもほどがある。
今後、輸入品が高騰し、スマホ以外マトモな産物がありもしないのに、内需だけでは無理が多い。
その無理がどこへ向かうのか・・・やはり近隣の国々だろう。 当面は燃料資源の確保だろう。
これからジジババ大国となる我らの国力は低下の一途であるから、覚悟は必要だ。
天津の爆発事故にしても、昔の化学兵器の名残ではなかろうか。
粗悪なシアン化合物ほど、爆発しやすいというし。 ひょっとして輸出用だったとか???
やり放題、やりっぱなし・・・責任という概念がない連中には、進歩があるんだろうか。
サノ氏のデザインがアレコレ話題になっている。
もともとリスモのデザインにしてもダジャレだし、ナ〜ンチャッテ・ペロ・・・を身上にしているようだ。
故意に他のデザインを取り込むことで、シニカルに、かつモトネタを上回ることを楽しんでいるようだ。
東京五輪のマークにしても、オリジナルより完成度は高い。
ただ国家プロジェクトに対して、遊びすぎである。 ただし、選者も適当というかウツケすぎる。
やりすぎたから、注目が集まりすぎてスミツツキが始まってしまった。
デザインとはナイスな引用のような側面があるのだから・・・ナニモノにも似ていないハズはない。
東山動植物園のマークが、コスタリカの博物館のそれに似ているというが、
もともと博物館がなぜあのマークなのか?というのを考える必要がある。
もともと無コンセプトで、施設にふさわしくないマークに似ていたとしたら、変える必要はないだろう。
要は、似ているかどうかではない、コンセプトも含めて優れているかどうか・・・である。
そのあたりは、ポン人の大多数は意味ある美的価値観がゼロなので・・・ユル過ぎである。
月曜夕刻、企画課へ新たに加わった仲間や、夏休でやってきたOちゃん一族の歓迎会を兼ね、
バーベキューが催された。
手をさしのべているのがOちゃん、奥が職員や環境省の役人、手前が一族、ブルーのシャツが副町長さま。
当初課内の歓迎会だったはずが、Oちゃん一族があまりに多いので、実は食材がピンチになっていた。
のだが・・・
シマンチュは基本的に先読み脳力がほとんどないので段取りはできない性質だから・・・
いろいろプチハプニングはつきものながら、それ以上に流石は役場職員だけあって対応力も機動的だ。
一見つつがないような・・・実に楽しいバーベキューになった。 Uさん、お疲れさまでした。
私はコドモが苦手である。
確か8つ下のOちゃん。 その下の兄妹が三つ子で、その兄妹の子の双子の姪の女子たちが、
ナゼか揃って私の話を聞いてくれたのが不思議である。 双子だから意識は共通してるのだろうが・・・
私の話などクドクドなだけで、退屈で仕方ないハズの・・・思春期の歳頃なのに。
ややこしいのだが、Oちゃんの兄妹は二卵性双生児?であり、一卵性双生児でもあったのだ。
つまり、3つ子なのだが・・・男子は別卵で、女子は一卵性の双子なのである。
すなわち、1男子+2女子の双子が一度に誕生した結果が、眼前に展開していた。
そして更に、都合一卵性の双子の母から双子が生まれ・・・ナゼか宴会の席で私と会話しているのである。
世代を超えすぎている会話・・・が成り立つのか?と思いきや、私より双子の女子の方がオトナだった。
意外にも私が体験した、島のカミ?アヤカシ?について、清聴してくれたのだった。
やぱり、女子はオトナになるのが早いなぁ。 私の人妻向けトークが効いたとか?(笑)
ともあれ
とりあえず・・・刺身はギリギリ間に合った。
あとでたずねてみたら、島内あちこちあたったが、鮮魚は手に入らなかったという。
内地からのお客人に鮮魚がない、刺身がない宴など味気ない。
ヒラアジ、もしくはツバメコノシロが必要である。
前日まで大雨で、昨年9月のように大釣りはできなさそうだったが、水色はよかった。
んが・・・すぐさま雷雨に。
雷雲が去るのを待っていたら、なぜかOちゃん一族が釣り場の駐車場にどしどしやってきた。
偶然にも、貝殻をもとめてやってきたのだという。
ただ、サクラガイは内湾の砂地の薄手の貝であるから、むしろ磯でタカラガイ探しが適しているが、
Oちゃんを含め都会育ちの一族は、海についてはサッパリのようだ。
釣り場にいち早く展開してしまう一族・・・
とりあえず竿を出すが、妙なアタリがチョコチョコあるだけで乗らない。
もうかなり長いこと用いているジグヘッドとワーム。
ワームは傷んだけれど、もったいないので上下逆に差し替えている。
ジグヘッドは、フックを研ぐ回数も多いから、かなり針先がちびて角度が深くなってしまった。
一族が去った後、すぐに掛かったのだが、走り方がおかしい。
まるでパニックで、手前に突っ走ったり、横に走ったり、あるいはまるでボーンフィッシュ。
だめか・・・と思ったが、なんと水揚げされてきたのはツバメコノシロだった。
37センチのまあまあサイズ。 夕食の刺身には最適であるが、きょうは宴会である。
背景が急に浜でなく草地なのは、〆るための包丁を取りに戻ったからだ。(笑)
こともあろうに、このあとオジサン・サーファーがやってきた。
役場の終業後たったの15分、17:30開始とは、かなり早め。 1時間前には切り上げたい。
そろそろ帰らねばと、切り上げようか迷っていた、おりしも16:30にヒット。
これまた挙動(きょどう)がおかしい。 サメのようにジャンプしてエラ洗いする。
で・・・上がってきたのは、またツバメコノシロ。
41センチへとサイズアップ。 先のもそうだったが、水揚げ後にフックがポロリ外れてしまった。
やはり、針先が太めになったことで、針がかりが浅いのだろうか。
ともあれ、先のと合わせればキロは超えそうなので撤収。
釣り味としてはヒラアジが欲しかったが、ヒラアジはどこででも食えるので、ツバメコノシロは最適だ。
ただ・・・鮮度がよすぎて、舌ざわりはイマイチになるだろうことは、想像がつく。
んま゛〜それも島らしさか。(笑)
キジの海岸(かいがん)にもどり、さっそくシゴ(したごしらえ)。
計量したところ、合計で1.2キロほどあった。
2尾ともメスで卵をもっており、私が人妻好きだから掛かった・・・のとは違う意味のようだ。
これから産卵期で、いわゆるノッコミにあたる時節に入るから、絶賛荒食い中なのだろう。
じつに美味そうな卵だが・・・今回は自然に還元である。
なにやら騒がしいと思ったら、そこらでウツボたちが争っていた。
1mくらいあり、焼いたら美味そうであるが、釣ってもグルグルするだけで、つまらないしなぁ・・・
キジの海岸から我が家までの直線距離は800mほど。 間には、BBQ会場の公園がある。
ホントは自分で刺身を引いてから、ちゃっかりイユー汁をこさえるつもりだったが、
疲れたので先着していた職員さんにお渡しして、シャワーを浴びてくることにした。
ツバメコノシロは旨味が強いので、汁も美味いんだよね゛〜、いささか残念。
シャワーを浴び、歩いて公園へ向かうとき、ふと駐車スペースに目をやったら、
なぜか家の壁にクワガタがひっついていた。
そこそこサイズのトクノシマヒラタクワガタだ。 こ〜ゆ〜のがあるから島の生活は嬉しい。
ノコギリはよく見かけるが、浅間に引っ越してからヒラタは初めてである。
そもそも、ナゼに明るいうちからクワガタがいるのか意味不明だが・・・気にしても仕方がない。
子らもいるだろうからと、お土産に会場までご同行願ったのであった。
結局
久々の大量の肉食にウツツをぬかしてしまい、刺身の撮影を怠ってしまったわい・・・
いやはや、オモテナシとは言い得て妙。 毎度のことながら、裏事情ばかりであった。(笑)