このごろのデジモノに想う

  


 

意外にオモシロ現象

 

チャンの安スマホが急速に普及しているアフリカが、生まれ変わるかもしれない。

 

アフリカには、ホモサピエンスとしてダメな民族が多いようだ。

サルから進化し、わざわざ腰痛覚悟で得た重たい頭脳は、現時点においては、

高度な社会性を実現するため、であると述べても差し支えないと思う。

社会性とは、個体群が一定の決まりごとを守ることで達成される、

のだが・・・アフリカの諸民族は利己や怠惰のために、約束を破棄することが日常だ。

約束そのものが、通用しないといってもいいかもしれない。

ワードイズエアとかワードイズウィンドというのが、彼らの座右の銘だそうだ。(笑)

加えて、彼らの家族の誰かが得た利益は家族全体で分ける・・・という、相互扶助まがいの

一族郎党タカリ習慣も同時進行している。 働く者が損をする社会でもあり、サルより醜悪に近い。

 

そうした堕落習慣の民族が変わるかもしれないのが、スマホの連絡網だ。

 

働くものが損をするといっても、働かなければ金がないから、仕事は重要だ。

ただ、先も述べたように原始時代の習慣がまかり通っているから、公平という事柄もない。

したがって強力な親密こそ得をする根本原理なのであり、そのあたりは動物共通だ。

午前にメールしたのに、リプライが遅れて午後になれば、送り手が見放されたのではないかと心配し

電話がジャンジャンかかってくることも、ままあるという。

 

そうなのだ・・・

ずいぶん持って回ったが、スマホやメールには履歴がキッチリ残る。

このアタリマエの仕組みこそ、社会性の基本であり、約束が残る仕組みである。

履歴にあるものすら、空気だの風だのと言いかねないところもあるが・・・

彼らはソコまでダメでないと信じたいところだ。

そうでなければ、契約書の文字すら、否定しかねない。

そうなってしまえば、未来永劫、アフリカは原始に近い生活が続く。

 

そうそう

東芝の粉飾決算だが、情報操作というか・・・国も報道各社もスポンサー企業だから気をつかい

不適切なナンチャラとか表現しているところが愉快だ。 資本主権社会とは、恐ろしいところだ。

金を持っていれば、やったもん勝ちの社会。

 

ナポレオンの村という番組は面白い。

ホントの部分は、ゼンゼンないのに、物語としては正統派である。

登場する山菜や、料理については、あえてハチャメチャを通しているシニカルさ・・・

ミズという山菜は実在するのだが、違う植物をアテている。

何も知らない貧しい育ち?ならばナンも気づかないけれど、気づいてしまうとあんまり哀れ。

3話を眺めていて、かなりビシビシとシニカルさに気づかされた。

 

素材がインチキなのはさておき・・・地元米が納品されないから、イタリアンのニョッキでカバー、

なのはいいけれど、本編通して歌舞伎役者が演じていたのは、まるでフランス料理屋の姿である。

シニカルにも、ほどがある。 貧乏人にはわからぬ演出・・・どんだけシニカルだよ。

民度を計るような演出とは・・・ビミョ〜だ。

島国の民度を計るのには、とてもいいドラマ・・・と流していいのだろうか?

 


 

島に住んでいると、いまいちハイテクの情報に疎くなる。

一方で、あれほど身近で何でも知っている気になっていたメーカー事情が、客観的に見える気がする。

島で普及するハイテク製品は、懐事情や知識レベルのためか・・・発展途上国と類似している。

つまり、ホントに便利で、手ごろ価格なモノだけが輸入されるようなイメージだ。

 

お陰で冷静になることができた。

私は道具好きながらだけで仕事しているワケでないし、道具の投資だけでノーノーとできる職種でもない。

仕事のサブ機である我が家のバイオも3年余り、そろそろキーが傷んでいる。

処理速度にも、やや不満がでてきたころである。

役場に派遣しているデスクトップは2世代目であり、キーボードは3世代目だ。

 

離島の仕事で、そんなにCPUパワーとか必要なのか?と感じられる向きもあろう。

だが・・・意外にも、画像にして長辺20,000ピクセルの地図などを加工するとき、フォトショップの限界、

1ファイルが2ギガバイトを超えるようなことも・・・何度かあった。

世代が旧いとはいえ、AMDの6コアの性能は十分に活かしていると思う。

一見作業効率が低そうであっても、やらにゃならぬ作業も多々あるのが、地方の仕事というか

ニンゲンらしい仕事だと思う。

欲張ることはあっても、最初から割り切った仕事・・・というのは、島にはない。

いや、テンコモリの方向に割り切ることが多いような。(笑)

 

このごろ判明したのだが・・・我が家のマイクロソフトオフィスは2000である。

2003でも2010でも悪名高い2013でもない2000なのだが、Win7や8ではトラブル続出である。

新規のドキュメントはまだしも、相手が高位のバージョンを編集したりすると、即座に終了したりする。

この青を書くにしても、ホームページビルダー11は旧すぎてWin8ではインストールすらできない。

 

そんなこんなで、サブサブ機?のタフパッドにはHYPER−Vとういバーチャルマシン環境を導入し、

保有しているWinXPライセンスを投入してみた。

なんと、起動は10秒あまり・・・爆速である。

ただ・・・Ubuntuでも散々体験したが・・・バーチャルマシンでは、ネットワーク接続が複雑である。

なんというか・・・接続させたくない気マンマンな設定画面が用意されている。

それはもう、知らないやつはムリムリという鼻で笑うような、ヘンテコな画面ばかりだ。

NICとかDHCPとか・・・そういう呪文が必要なのだが、私は断念した。

設定が複雑というより理解できないし、理解しても得がないので、さっさと撤収した。

 

別にバーチャルマシンに精通しても、モテ男になるわけでもなければ、魚が釣れもしないし。(笑)

ただ・・・設定が正しくてもアクセスしないようなので、バーチャルマシンのソフトが用意した

ドライバーソフトウェアが、いつでもどこでも働くわけではない・・・というのは、ナントナク理解した。

つまり、相性があるようだ。

やれやれ、現代にもまだ、昔の自作PCのような相性問題とは・・・つくづく未完成なことか。

Windows10は、やっぱり危険なことが計り知れる。

 

そうそう、いづれネタになるかもしれないが・・・旧型XPマシンがいくつも眠っているので、

以前のタフブックにはUbuntu(リナックスのディストゥリビューションのひとつ)を導入予定だ。

うまくいけば、いくつかのパソコンが復活するだろう。

 

数日前、ドコモの回線が故障したというが・・・

それ以来、MVNOの帯域制御が変になっているようで、通信が見えなくなったり、

LTEやHSDPAにチラチラ切り替わったり、落ち着かない。

VoLTEの切り替え工事でヘボったのかもしれない。

MVNOの肩身の狭さをシミジミと感じることになった。

 

 

もうひとつのデジ道具といえば・・・カメラである。

このごろメッポウ斜陽な業界として、もはや誰にも意識されなくなりつつあるが、それでいいのか?

キヤノンもニコンも一眼レフにコダワルあまり・・・時代遅れの事業計画では立ち行かない。

オリンパスや東芝のように、粉飾決算でつないでいる感がマンマンである。

 

カメラとしては斜陽だろうが・・・これからはドローン化したり、ロボットなどが環境を把握するための

基礎的なセンサーになることは間違いない。

ニンゲンと同じように判断するには、ニンゲンと同じように見る必要がある。

カメラは認識技術とセットで、これからも飛躍を続けるのだ。

あと10年もすれば、トンボみたいな小型のドローンで林や草原を巡ることができるだろうし、

あるいはサバンナのライオンの頭にダニのようにひっついて、迫力の映像を残せるだろう。

 

旧スタイルにしがみつこうとする業界をよそに、パナから痛快なデジ一眼が発表になった。

渋いジジムサイ、ゆるい外観・・・単なる趣味的カメラの雰囲気満載だが、内部はゼンゼン違う。

センサーは新設計、防水防滴・・・これまで無駄に小ささを追求したのでグリップが小さかったが、

この度は、ほどよい大きさを追究してきた。

プロ仕様に近いスペックを、ゆるい外観と大型化で実現して見せている。

 

私が高校時代に気づい極小デバイス世代のデジモノの在り方に、ようやく気づいたか?

マイクロSDカードを使いやすいと思うニンゲンはいない。

むしろ、こんなに小さいのなら最初から内蔵すればいいじゃん・・・だろう。(笑)

用いやすいというヒューマンインターフェイスこそ、現代のデザイナーの腕の見せ所だ。

ようやく、本当に最適な大きさ重さとはナニか・・・をキッチリ考える時代になった。

 

GX8は、レンズとカメラ本体双方の手振れ補正を同時に動作させる、世界初の一眼である。

私にとっては、やっと出たか・・・といった印象だが、偉大な一歩には違いない。

キヤノンもニコンもできなかった技術革新をやって見せたのだ。 おそらくソニーも追従するだろう。

インテルがウチュージン?のテクノロジーで無駄に高速なCPUを定期的に世に出すのだから、

応じて光学で先んじている我が国の老舗カメラメーカーもガンバルかと思ったが、

やはりUFOが墜落しない?我が国においては、フツーの進化しか有り得ないのであった。

反面、家電メーカーから、革新のカメラが出るとは・・・皮肉なものだ。

 

さておき

GX8は是非使ってみたいと思う、久々に期待を寄せる意欲作である。

NEX−7ユーザーなので、ファインダーが左に寄っていることは、不利どころかアドバンテージだ。

ソレでなくてもフレームにとらえることすら難しい、前玉がデカい超望遠レンズにおいて、

正面が見えないことは宿命的かつ致命的な不利であった。

だが、ファインダーが寄ることで顔がレンズ中心から開放され、正面を肉眼で目視できるようになる。

 

問題は

我が家のキヤノンレンズと、フォーサーズマウントのパナのカメラをつなぐには、

キポンのマウントアダプターしかないものの・・・

このアダプターのマウント部は黒いのだ。

つまるところ、塗装かあるいはプラスチックである。

塗装がはがれてセンサーにひっつくか、プラスチックのマウントが割れるか、どちらかになりそうだ。

 

キヤノンにもEOS70DとかミラーレスのM3などがあるが・・・ビデオ撮影ではキヤノンはダメなのだ。

M3はよほど売れないらしく、アマゾン本体は扱うのをやめてしまった。

おそらく、上位の自社シネマ用カメラを無駄に意識するあまり、普及機の機能を見くびっているらしい。

欲しいのは、画素数を活かしたプレシジョンデジタルズームと手動ピント合わせのピーキング機能だけだ。

ピーキングは、リアルタイムに電子ファインダーに投影された画像のうち、コントラストが強い部分を

赤や白などで強調表示してくれる機能である。

7インチくらいの動画撮影用モニターなどにも装備されている機能だ。

そんな程度の機能も躊躇するほどに、老舗一眼レフメーカーは、どうしても逆コダワリがあるらしく、

動画に関しては、まったくダメである。

オートフォーカスは勝手にどこかに合わされても困るので、用いることはない。

 

そのわりに、EOS7Dで撮影された・・・と豪語する低予算映画は多かった。

内地ならまだしも、放熱の悪い防水の一眼レフだから、南国ではセンサーが熱くなりノイズが多くて辛い。

スチルカメラとして設計されているので、センサーに通電しっぱなしでは放熱が間に合わないのだ。

ISO感度は低いのに、砂絵のような動画が記録されてしまってゲンナリな体験も日常であった。

そんなこんなで、キチンとした動画が撮られる一眼が欲しいのである。

 

青の読者にとっては、意外?かもしれないが・・・これまでタマに述べてきたとおり、私の眼前では、

わりあい貴重なシーンが展開してしまうのであって、いつまでもスルーしてしまってモッタイナイ。

静止画で十分なコトもあれば、動画でないとダメなコトもある。

 

念のため述べておくが・・・今年に入って奄美群島初記録の野鳥を2種も発見している。

しかも、奄美大島には多くのガイドや観察者がいて、徳之島には私とか数人の仲間だけなのに、

よりによって島の先輩をさしおいてタカサゴモズとインドハッカ、2例も発見したのである。

なんぼ野鳥好きだとはいえ、その地域初というのは「一生もの」であって連発するものじゃない。

ズアオホオジロがあるので、私は通産3つめである。 ほんとはイナバヒタキもあるのだが・・・(笑)

 

横浜時代、南大東島で釣りがてらモズ博士Tや、彼の教え子に教わっていただけで、

さほどの野鳥観察者ではなかったことは、読者諸氏が十分にご存知だろう。

それが今や、奄美群島に記録を残すバードウォッチャー?っぽいことになっている。

 

直感しづらいかもしれないが・・・たまたま台風のあとに砂浜で散歩していたら、オウムガイとか

リュウグウオキナエビスの完全な貝殻を拾うようなものだ・・・といっても更にヤヤコシイだろうか?

一般人のオッサンが、20歳年下のアイドルと恋に落ちるようなイメージ???(笑)

 

他方、

当然ながら、奄美大島で観察されていて、徳之島では記録がない種は多い。

こちらは観察者が少ないのだから当然のことだ。

そうした背景がありつつ・・・今年の超幸運である。

 

我が家の近所が、いかにスゴイ観察場所なのか、慮(おもんばか)られるだろう。

日常にそうしたシーンを目撃しているのだから・・・記録できぬ悔しさが日々募るのは仕方ないことだ。

せっかく、この地域の貴重な記録を残せるはずが、カメラがダメだから残せない・・・というのは

あんまりシャクである。

 

んま゛〜イイトシして無い物ねだりしても、始まらぬのだが。

なんとか工夫して、なるべく多くの記録を残したいものだ。

 

キヤノンレンズを活かして、できるだけ詳細まで見やすい動画を撮るには・・・やっぱりアレか?

一眼レフだが4K動画も撮れるのだそうだが・・・100万円オーバーである。

電子ファインダーのアテもないのに。

そんな投資ができるのなら・・・先のパナのカメラと、黒いアダプターを5セットほど買われるな。(笑)

動画に関しては、高感度意外はパナの方が高機能である。

 

ただ

変なものを組み合わせてしまい、レンズが壊れたらモトモコモない。

マウントアダプターは、レンズに怪しげな信号を流すことがあり、リスクも大きい。

 

ちなみに

EOS7D・Mk2やら最上位のEOS1DXは、予想通りガッカリ機だったようで、

絶賛売っぱらい中のが、マップカメラにずらり中古として売られている。

さしづめ、超望遠レンズの新型も出たことだし・・・ニコンに鞍替えしているのかもしれない。

 

ということで・・・ネタもないし、独り言をダラダラしてみた。(笑)

このごろのオヤツは、南国らしくマンゴーだ。

せっかく大きいのだが、オカズにならないのが残念である。

まだあるから、コショウを挽いてマヨ和えにしてみるか・・・

 

あ゛〜そんなことより、そうこうして記事を書いているうちにVAIOのキーが3つ反応しなくなった。

Lと右Shiftとテンキーの8だ。  テンキー以外は運用でカバーすることが難しい。

丸4年を前に、買い替えか・・・あるいは、修理か・・・悩ましい。

シンクパッドシリーズに、Coreシリーズの上位、XeonCPUを搭載した機種が登場した。

これいいなぁ゛〜ど〜しよ〜かな〜、まだ国内販売のアナウンスはないけど。

 


ではまた