ガセネタと、味噌汁の真実

 


 

気になって、流せないけど流しているコト

 

フクシマの廃炉作業が始まったという。

なぜかドリーム凍土壁の話題は、ほとんどスルーである。

いやむしろ、メルトスルーした状態が続いているから、地下水によって凍土壁もろとも、

ドリーミーなほどの核物質が、今もだーだーにフクシマ沖へ溢出している日々である。

今、カミングアウトする必要もないだろうが・・・バレたとき、どうしたものか。

私たちポン国民が、全世界を騙してきたことを、世界中から咎められる日のことを。

原子力を世界からなくせという潮流が起こると、マズイと考える連中は多いから、

そちら方面からの圧力は多かろう。

 

コーコーセーがスマホを持っているのは、やはり不思議な気がする。

ゲームとラインの専用端末みたいなものか?

町内ではCDも売っていないし、ミュージックストアの意味合いも大きかろう。

バイト先もないような島で、スマホの維持費は高すぎるが・・・親の見栄か、

あるいはグレられるよりマシと考えて、あてがっているのか・・・どんなものだろう。

情報端末としては優秀だから、使っておいて損はないような気もするが、

アンドロイド端末は使い方がまちまちで、いまいち雑な仕組みだから、気の毒な気もする。

文化的には100円ショップレベルであり、情操教育には全く逆方向である。

意外に?ちまちまエロ動画なども眺めているのだろう。 そういう歳ごろである。(笑)

 

 


 

島でガセといえば、ノコギリガザミのことである。

もともと徳之島にはほとんど居ないはずだが・・・大島でも同じ方言なのかもしれない。

ただ、検索しても出てこない。

 

黄金週間に1匹捕まえたが・・・あれ以来である。

甲幅は15センチほど、今回は珍しく友人が見つけてくれた。

だたし濁った水中で、手ごたえだけを頼りに水揚げするのは骨が折れた。

 

水揚げしても元気だが、どうやら無駄に元気?大興奮?なのには訳があるらしかった。

 

片腕しかないのが気になっていたし、しかも目をつけたガセは、いささか大きめだった。

泥だらけのガセを、2本の歯ブラシを駆使して、ゴシゴシするのだが・・・残ったハサミにも甚大な傷があった。

 

すなわち

もともと、このガセが居たところへ、友人が発見し私が追い込んだガセがやってきて、

このガセを追い出したらしいのだ。 そもそも、追い込む前から足元の海中はナゼか濁って煙幕?があった。

いろんな方向から危機にさらされてしまっていたのだ。

 

もう一匹水揚げできたかもしれない事実に気づいたときは、さすがに惜しかった。

 

他方で

タモの手ごたえでガセを感じるコトが可能となった。

ガセの方向までは判らぬが・・・なんとか感触で浅瀬に追い込んで捕獲できた。

濁り水のなか浅瀬に追い込むと、沖に向かおうとするから、当然タモに入りやすくなる。

習性を理解していれば、おのずと対策は得られるものだ。

場当たりでテキトーに捕れるほど、生物はバカじゃないし。

 

ちなみに

タモは昔から使っているダイワのマルチレングス5〜6mで、ヘナヘナしないから操作性はいい。

とはいえ、指先のように操作できるはずもない。

 

さて

午後からはサメ退治に赴くので、シゴ(=したごしらえ)してからだが、

足がもげないようにと水から茹でたら、下茹でしすぎて硬くなってしまった。

しかも、足はいくつかもげた。

 

ケーキづけに、昼餉(ひるげ)として、茹でたてのハサミをいただいてみた。

ボリューム満点だ。 んが・・・苦塩っぱい・・・

わずかに下に黄色い汁が見えるが、それをすすると・・・まったく苦くて塩っぱいのである。

以前の記事にも苦かったというのは記したことがあるが、今回で現象は確定した。

 

蒸して食べると美味い・・・というネットの情報もあるが、こちらのコノギリガザミは、たぶん苦い個体がいる。

私が教わった島の食べ方は、下茹でしてから再度外殻を荒い、

泥を含んだエラを外してミソを流さぬように内部も洗う。

水を張って再び茹でて、いささかの味噌で味付けして味噌汁仕立てにする・・・というものだった。

ようやく合点がいった。

 

もともと、カニ臭いミソと塩分と苦味がタップリなのだから・・・それを汁にすることで身をマイルドにしながら、

はたまたコクのある汁も両立してしまう生活の知恵だったようだ。 恐るべし!?島の食文化。

 

汁にすると、身はスッキリとした味わいになった。 んが・・・今回は茹ですぎて、筋っぽい。(涙)

反面、汁はとびきり美味い。

 

一方で・・・鍋には蟹工船的なニオイがこびり付き、洗っても洗ってもゴキブリの猛攻に遭っている。

玉子臭さを、はるか上回るヒツコサである。

 

青の読者諸氏は、私がエビカニを好きでないことは、ご存知だろう。

無論、鼻を突く臭さだからであるが、それでもこのごろ、ちょくちょく食べていることもご存知だろう。

 

どうも、狩りの遺伝子が、私に食材を捕れと叫ぶのである。(笑)

みすみす、大物食材を逃がすことを許さないようなのだ。 それは魚にも共通する。

でもやっぱり、クサヤのような美味さに近く、臭いが美味いので・・・たまに食べたくなる。

しかも、高級食材なのに無料だし。

 

肝心のイノーの釣りはサッパリだ。

切り札のサージャーを複雑なトゥイッチングやピッチを変えてリトリーブしたが・・・無反応。

残念ながらお手上げである。 さりとてアキラメてはいないものの。

 

不安定な高水温のイノーに、リスクを背負って入ってくるチャレンジャーな捕食魚類たちは、

いったいどう釣ったものか・・・ 魚影が薄いから、ボラの泳がせの効果も怪しい。

集魚効果があるのはポッピングだが・・・

 

無理に釣る必要などないが、釣らなければタンパク源が不足しがち。 

本能的な意識の起爆は大切だ。 本能に勝る行動力はない。

それに、ヘリクツはさておき食べたいという意識は、心の駆動を起こさせてくれる。

 

それに

トリトリデッキのところは足場が安全で、子どもらにも楽しめる釣り場になる。

内地の子らと同様に、ゲームに興じつつ・・・海ではバンバン釣る島の子どもたち・・・痛快ではないか?

南国の子どもたちは、そ〜でなきゃ困る。 でなければ離島のハンデばかりではないか。

 

しかしまぁ゛〜そう上手いこといきそうにない。

季節によって当然食いは変わるから、地道に続けてみるしかなさそうだ。 

次はいよいよ、猛闘犬丸を投入してみようと考えている。

 

ちなみに

サメ退治はまだ成功していないが、ワイヤータックルには食いつく事だけはわかった。

人食いのイタチザメの刺身も捨てがたい。

 


ではまた