ハゲについて再考しつつ
人生には、小さなチャレンジが必要だ
気にしても、どうもならんこと
TPPは、以前のマスコミは「TPP自由貿易協定」といってなかったか???
気のせいなら問題ないが・・・冷静になり、各局が気づいてから慌てて変更したのなら、
どこかで情報操作が行われていたのだろう。
FTAとかEPAとか、メリケンに都合のいい、低次元な提案を連発するから、混同したか?
メリケンの唱える自由とは、なんだろう。
連中の自由とは先行者利益を失わないことを担保したあとで、それら受益者が唱えた
実に都合のいい自由度であって、後続の存在にとって別にとりたてて自由というコトはない。
連中は別に、自由や平等が欲しいわけではない。 利益が欲しいだけだ。
好例が、核拡散防止条約がある。 実に低次元でバカバカしい、ご都合主義である。
核を拡散させない・・・核をこさえて分散配備しているヤツが、ゆ〜なよ!とツッコミ放題だ。(笑)
どんだけロスケとメリケンの核が、無駄に原潜に装備され世界中の海に潜んでいることか・・・
冷静に考えればバカバカしいほど単純に判ることだ。
核兵器は爆発することで、核物質の質量が増えるわけではない。
爆散し光は熱を放つぶん、むしろ減る。 そもそも本国に置いておくだけで核汚染になってしまう。
だから、あちこちに分散するに限るのだ。
Gyaoのドラマで、ハナサキマイが許さない・・・みたいなドラマを視ている。
内容は水戸黄門っぽいが、個性的な主人公の女性が、思ったよりタッパが上のようだ。
巧みなカメラワークや工夫により、自然に仕上がっていたり、威風を顕わにしたりと、巧みだ。
科学や自動化のなかにあって、映像表現には自由と職人芸があり、シミジミ眺めている。
いつだったか
私がハゲになってからの心持ちを載せたように思うが、今の解釈について再考してみたい。
私のハゲ・・・最初は薄毛は、大学在学中に発していた。
大学入学時は剛毛で太かったのが、後半になると細くなって、風呂に入ると抜け毛が気になった。
バスタオルに、けっこう毛がこびり付くのだ。 そりゃもう、タチの悪い悪夢のような現実だった。
社会人になり、入社して2年くらいから・・・いよいよ額が勝手に後退を始めた。
女子とデートしたり、結婚を考えようとしていた折だった。
こんな格好悪い私は、愛想をつかされるに違いない・・・と勝手に信じ、なかば希望を失っていた。
後退が深刻化しはじめると、いったん髪を伸ばして、後ろで結んだりした。
なんとか、髪の総量を増やしたくなるのかもしれない。
しかし・・・後ろで結ぶと、出張の折に新幹線で居眠りしたいのに、髪がヘッドレストにあたり、
邪魔で眠れなかった。 このあたりは、以前の記事にも書いたと思う。
確か・・・ばっさりいったのは、まだ大阪にいたころ、伊勢に帰省したときの床屋だったろうか。
ほんとにイイんですか・・・とたずねられたことだけは覚えている。
もともと坊主刈りが好きだったから、短く戻すだけのことだった。
なにしろ長いと、乾かないとか暑いとか、寝づらいしセットが面倒など、問題山積だった。
オシャレとは縁がない人生だったから、そうしたストレスとはオサラバしたくなったのだ。
しかも・・・ハゲなの頭でオシャレするのは、冒険家である。
アゴヒゲを伸ばし始めたのは、横浜に来てからだったように思うが定かではない。
ありゃ?なぜ来てから・・・と表現してしまったのだろう。 今も意識は横浜に残っているとか???
目覚めたとき、港北のパソコン屋に行かなきゃ・・・という思いだけが、残っていることがある。
昔からあごの皮膚が荒れていて、床屋で指摘され、伸ばしてみたら?とススメられた気がする。
薄毛になり、女子にモテるための、ナニか男の味わいのようなものが欲しくなったような。
あるいは顔に占める黒の分量のバランスを保ちたかったような。(笑)
爾来、薄毛坊主頭とアゴヒゲだったものの、モテとは相関がなかった気がする。
私は自覚はないが性格が個性的のようで・・・女子の好奇心をあおるのかもしれなかった。
親からもらったベース顔が男前とか?(笑)
ご存知のとおり夢想家で、的外れなロマンチスト?で、やっかいなほど中学生並みの神経質さだ。
ガラスような・・・ハゲモノ取り扱い注意が続いてきた。
しかも本人は普通のサラリーマンと思っていたが、デザインで飯を食うというのは、かなりレアケース。
実は私自身も夢が叶っていることに気づいていなかったし、こうして書きながら気づいていたり。(笑)
今でも収入のほとんどがデザインが占めているし、デザインの腕前が悪くないという証拠だろう。
堅い長男として育てられ、空自のF15の整備士か、あわよくばパイロットに・・・と思っていたのが、
伊勢に行ってからイロイロあって、ずいぶん方向性が変わったような、あるいは戻ったような。
幼少より、魚の形態など好ましくて理想的なカタチを描くのが、とても好きだった。
で、話は飛んで、今に至る。
女性関係については、ハゲとの相関はないはずなのに、抑ウツが出てからはアプローチできない。
島に来て、懐が深く優しい女子に出逢い続けているものの・・・思い切ることができない。
自身が勝手にヤキモキし、無駄に悩んで朝夕ゲーゲー吐きまくるのが怖いんだ。
他方
ハゲになったメリットは多かった。
愛用のシャンプー、メリットが減らない・・・のもさることながら・・・
ニンゲンギライのわりに、人間らしくなれた気がする。
とかくオシャレとか、背伸びしたいものだが、反面・・・自分の値打ちを真剣に考える機会はない。
いつか本気を出せば・・・などと、小学生のような夢想をしてしまいたくなったものだが・・・
それはなくなり、むしろ素の夢想家?になり、南大東島に通ったりして、夢を叶えていった。
人間社会での実力も、自然界における実力も、どのくらいだろう・・・というのが私は知りたい。
自分の立ち位置を決めるには、私の実力を私自身が詳しく知っておくしかない。
その注意力を与えてくれたというか・・・閉じこもる意識をヒンムイテくれたのがハゲだった。
阪神大震災で、人間のアリカタってなんだ・・・と無理やりヒンムカレタ人間は多い。
だが私は2度の震災をうまいことかわしているし、大それた大義も必要なかった。
震災で得られた意識の変化は大きいが、ハゲは深い。(笑) いや、これはホント。
いかなる理由をつけても、ハゲの自分からは一秒たりとも逃げるのはムリだ。
ゆえに
私は自分のやりたいこと、無理して背伸びして・・・その向こうにあることを模索していくことを、
身の丈で考え、乗り越える策を考えることで、学習を続けてきた。
無論、独学ではなく、上司や仲間たちのお陰だ。
挫折しそうなとき、俺は俺じゃんかよ・・・と思って来られたのは、たぶんハゲによる開き直りだ。
今でこそ「世の中に正解という事柄は存在しない」ということが判っている。
これは誰の教えでもないし、教訓でもない。 私の経験により得られた完全な?結論だ。
ハゲの原因に悩んだり、その他の事柄を無駄に考えることで得られたことだ。
よく、必ずしも1+1=2ではないという。
あなたはマトモに考えたことがあるだろうか? 世の中に、これほど解りづらい現実はない。
リンゴ農家であれば、そろったサイズのリンゴを1コだろうが15コだろうが、足し算は可能だ。
しかし・・・サバの干物1+きゅうり1=? 物々交換するなら、それらを2コと考えもしない。
公的に正解としましょうと決めた事柄が、正解とされているだけのこと。
間違ってはいないが、一事が万事に通用するわけでもない。
そうしないと、いろんな知力や能力の人間をまとめて学校に通わせることができないからだ。
その領域を考えさせてくれたのは、ハゲだ。
たとえ学術であっても、誰かの価値観が重さを決めている。
すなわち、世の中はの基準は、すべて個々の相対的な価値観により決められた事柄である。
計算が間違っているとか、異教徒とか、美味しくないとか・・・それは、意識の持ちようだ。
ハゲが正しいとは思わない。 むしろ、子々孫々に同じ思いはさせたくないような。
人類は体毛が退化し体中がハゲていて異様だ。 それに気づいている人間もほとんど居ない。
なぜ体がハゲになったのか、なぜ頭やヤラシイ部分だけ?毛が残って、その有無に悩むのか・・・
さして気にしないでいいのか、そのストイックな部分ボーボー主義が美しいのか・・・理解不能だ。
さておき
素の自分で考えて行動することは、人生にとってもっとも大切だ。
とかく組織とか、大義とかに頼りたくなるものだ。
たぶん、そうでなくなったお陰で島にいるんだと思う。
組織に頼らず、自分で人生を切り盛りするのは意外と難しいし、ダラダラしてしまうものだ。
退職して、やることのなくなったジジババたちの気持ちがよくわかる。
むきになって山登りするような無駄ながんばりは必要ないと思うが、
小さなチャレンジは常に必要だ。
私にとっては、島でのデザインの仕事と、自然相手の愉しみである。
ちまちま新しいことを探して行動を起こす。 金はないが、時間の自由はある。
今日からチャレンジを始めたのが、サメ相手の釣りだ。
こともあろうに、タイガーシャークことイタチザメである。
ジャンプして、また外されてしまった。 大きさは1mあまり。
まさか、ソフトルアーでワイヤーを用いることになろうとは。
私もよく知らなかったが、イタチザメは腐肉どころかゴミまで食いつく悪食家だそうだ。
つまり、当然ながら人間も食う。
危険なことと、邪魔なこと、実は刺身で食べたいこともあって積極的に掛けることにした。
小ぶりなら、シガテラ毒も蓄積してなかろう・・・と思う。
再び波打ち際でかかったサメは白っぽかった。 どうやらネムリブカも居るようだ。
本来は、ヒラアジやツバメコノシロを釣りたいが、コイツラが居れば当然魚は減る。
ちなみに
この浜はドン深で遊泳禁止だが、サーファーや、たまに泳ぐオジサンなんかもいる。
今年から、600mlのサーモスになった。
ナカミは梅酢ベースの昆布だし味という先進のドリンク?だ。 (どちらかというと、吸い物だ)
そうして、炎天に叫ばなければならぬ。 うめ゛〜とな。
以前から気になっていたが、味覚を刺激するのと、ただの水では腑への落ち方が異なる気がする。
水は胃で吸収されず、ただ胃をタポタポ言わせたりするが・・・食物の味だと、胃が吸収するような。
先週末、ちらとコウノトリがイノーに戻ってきた。
んが・・・また来なくなった。 このイノーは、しらばく釣りしても無駄かもしれない。
チヌかオニヒラアジ、あるいはイケカツオかレディーフィッシュくらいしか希望のないイノーより、
外洋に面した浜でサメを狙うほうが、ずっと面白い。
とはいえ
このイノーは魚だけはない・・・のだが、そのネタはまた来週。(笑)
小さな人生には、小さなチャレンジがよく似合うし、そのくらいの余裕はあっていいと思う。
サメの刺身は案外イケルというから、楽しみだ。
ハゲだから、格好など気にする必要はない。
しかし、炎天の日差しには弱い・・・そりゃもう直火でじりじりする感じだ。
そろそろクバガサ(菅笠)がボロボロになってきたので、買い換えたいが、
島一番の品揃えのスーパー、ダイマルでは売らなくなってしまった。
そうそう
ハゲの弱点をもうひとつ。
人間はなぜかハゲ認識をしており、たとえるならメガネ認識しているのと同じ。
顔を認識するビット数?というか記憶量が決まっているようで、ハゲやメガネはその大半を
割いているようで・・・帽子を被くと、認識されなくなってしまうことがある。
非常に残念だが、事実は事実。 受け止めるしかない。
そのうえこれから老眼鏡などかけた日には・・・どうなることやら。