黄金週間 A面 B面

 


 

勝手に思うこと

 

以前から私のパソコンのバックアップは、無駄にCPUパワーを食っている。

ぶっちゃけ、こりゃ〜メリケンのデータの検閲に他ならぬ。

コアi7のマシンに負荷をかけてバックアップするのなら、セレロンやi3ではバックアップが終わらない。

電気のムダヅカイだな・・・それに自作自演テロ911で命もだいぶムダヅカイしたしな。

 

ところで

ネパールで大地震が起こった。

どこぞの武装集団に破壊される史跡、自然の猛威に耐え切れぬ史跡・・・結果は同じだ。

が・・・人為など自然にくらべたら矮小なものだった。

創造は生物にしかできないが・・・破壊はいつでも起こる。 人為で破壊するのは、ただ早めただけだった。

 


 

このごろ、また渡りが増えてきた。

北方はまだ寒いから、遅い渡りをする種がこぞって渡っているのだろうか。

 

ところで、

都会に居ないから知らないが・・・我が無駄に愛するキヤノンのカメラが売れてないのだとか???

無駄にキャンペーンを打ち出していれば的中だ。 キャンペーンが好評につき延長となれば・・・深刻レベルだ。

ぶっちゃけ、キヤノンはナゾのディスプレイ技術開発=SEDの失敗以来、商品開発について腰が引けている。

 

EOS70Dが高性能なミドル機(き)だったが、EOS7Dと性能がダブっていた。

プロも使用する、そのEOS7Dの後継機のマーク2が発売になったものの・・・必要なところが進化しないまま、

価格がアップしてしまっただけだった。

 

中途半端な画素数アップ、それにフツーなら使わないほどの、フォーカスポイントの増加19点→65点に増えただけ。

画素数はなぜかEOS70Dと同じ2020万画素であり、頂点のEOS1Dシリーズに迫る、秒間10コマの高速連写を

求める向きは希少ではなかろうか。 しかも私のような野鳥などの動物を狙うには、ウルサイだけである。

かててくわえて、撮りまくっても金がかかならないデジカメだが、いちいち確認し整理するのがメンドクサイ。

 

ちなみに画素数は旧式のNEX−7で2400万画素あり、売れないことで著名な?キヤノンのミラーレス一眼、

EOS Mシリーズの最新作は、エントリー機なのに何故か無駄に2400万画素にしてみせたテイタラク。

なぜなら、だいぶ前に発売されたソニーのα6000が、2400万画素で電子ファインダー搭載だからだ。

だがしかし、EOS M3は11コマ/秒のα6000に遠く及ばない4コマ/秒そこそこで、世辞にも優れていない。

10コマも必要ない・・・と前述したが、カタログスペックで負けたら、ポン人には売れない。

他のスペックがなかなか優れているだけに、実にモッタイナイM3。

 

キヤノンには、一眼レフがミラーレスに負けたら終わりだ・・・のような昭和の憧れがあるのかもしれない。

負けたのでなく・・・下位の性能を落としただけなのが哀しい。 お陰で、発売前から他社に負けている。

 

20万〜30万円の中級機は、所詮客寄せパンダで、コーポレートイメージを形づくる商品である。

ここで頑張らないと、全体が霞んでしまうのだ。 それを先導したのは、誰あろうキヤノンだったのだが・・・

そこへ、一眼レフからミラーレスへシフトしたソニーが参入してきた。 しかも客寄せパンダでなく、

ミドルやハイエンドをキッチリ採算ベースで作り込んできたのだ。 更にセンサーをフルサイズに大型化した。

というのも・・・一眼レフのファインダーのペンタプリズムやミラー機構はコスト高だが、ミラーレスには関係ない。

そのぶん、センサーを大きく出来たのだ。

 

困っているのだ。 ハコメガネが利かなくて!!!

電子ファインダーは144万画素〜236万画素、対して背面液晶はせいぜい90〜100万画素。

精度が足りず、動画撮影中にマニュアルフォーカスできないのだ。

静止画のときは、部分的に5〜10倍に拡大できるから、さほどでもない。

 

だが、高価なマウントアダプターが壊れて、NEXで動画撮影できなくなった今、コイツでカバーしたかったのだ。

カバーしようとした私がバカーだった・・・(爆涙)

ちなみにTRIONというチャン製らしい8千円弱のハコメガネ、出来は悪くない。

同様の製品で5万くらいするのもあるみたいだから・・・そっちがむしろボッタクリ???

 

せめてEOS7Dに、ピーキング機能=シャープな部分を赤や白でフチ取りするピント補完機能があればいいが、

ど〜も、キヤノンはそっちも嫌いらしい。 EOS7Dマーク2に搭載しなかった。 有識者の苦笑もかった。

んが・・・M3には搭載しちまったのが、よけい哀しい。(涙)

しかもM3にだけデジタルズームも装備され、動画重視の可能性を地味に探ろうとしていたり。

ただ、動画ついでに述べておくと・・・電子ファインダーがあるからといって動画が撮り易いわけではない。

先のハコメガネのように、顔四半分でホールドするような安定感は、電子ファインダーにはない。

つまり、ハコメガネはピーキングがあれば、かなりツカエル道具だと思う。

格好悪いし姿勢も不自然になるし、汗をかけば曇るものの。

キヤノンのこの体たらくについては、業界の密約のようなモノを感じてみたり。

プロ用シネカメラに進出するかわりに、普及機の動画からは手を引く・・・ような?

 

NEX−7が使えなくなったことで、明らかな解像度不足に悩んでいるが、70DもM3も寸足らずである。

現状、7Dでハコメガネをつけたときの弱点は、南国ではCMOSセンサーの高熱に達する時間が早いため、

せっかく高精度でピント合わせしたのに、ノイズだらけ・・・になってしまうことだ。

 

さて

世間では黄金週間というのだが・・・私にとっては黄金でもなんでもない、メンドクサイ連休である。

休日は外出者があふれ、観察や釣りに厄介事が増えるだけだ。

なんといっても、私はもう6年あまり夏休で、自由研究真っ只中人生なのであるから。

 

自由研究なんてしてないだろっ!? というツッコミが当たらぬことは青の読者諸氏はお判りだろう。

野鳥の発見で新聞にも載れば、ウンブキアナゴの和名もつけたし、このごろは浅いイノーの釣りに慣れてきた。

 

A面=A加減な感じで、遊ぶ / B面=Bんぼ〜だから働く 連休だからといって、ウカレテばかりいられぬ。

 

先週、非常に珍しいクロツラヘラサギの鳴きを載せたが、あのあと2日間消息を絶ったと思ったら・・・増えた。

ハッキリとは判らぬが、どうやら前にいた個体に、加わった個体が1羽か2羽か・・・

イノーのマスコット的な存在だけに、増えてくれるのはありがたい。

 

長らく旧いゴミ焼却場のまわりにヒキコモっていたコウノトリは、思ったとおりイノーに復帰した。

イノーにいたオーサトリ = アオサ(ヒトエグサ)にたかるジジババ が減ったことと、

なんぼニンゲン嫌いでも、畑のバッタだけではヒモジイので戻ってきたのだ。

 

数日前から、希なシラサギがやってきて滞在中だ。

カラシラサギである。 サギ亜科シラサギ属で、正しいシラサギである。

仲間にはコサギや・・・なぜかクロサギもいる。

ただし、カラシラサギはフォルムも振る舞いもクロサギに近いし、クロサギは白いタイプもある。

クロサギもコサギもシラサギ属。

馴染みのある一般的な白鷺、ダイサギやチュウサギはそれぞれ別の属である。

 

通常は島で滞在しないで失せるのに、滞在するのは気象のためか、あるいは居心地の好さか・・・

エビばっかり食べているようで、よっぽど気に入ったか???

 

実は先週から、珍しいサギも来ている。

アカガシラサギだ。 奄美大島の田んぼには、何羽も渡ってきて話題になっている。

シラサギついてんじゃん!と感じるだろうが・・・アカガシラであって、アカガ・シラサギではないし、

サギ亜科アカガシラサギ属という専用の属を有している。 独立した属になるくらい、確かに変わり者だ。

警戒心の強さは天下一品。

 

このごろ、イノーが変になった気がする。

温いはずの水温が低めだったり、運動公園の工事でアレコレ化学物質が流れ込んだりしている。

そもそもボラがまったくいなくなる満潮が増えた。 とゆ〜か、むしろナンもいないのがフツーになってしまった。

 

その朝は、私のログに釣られた?釣り人たちがトリトリデッキのところに2人もいた。

ただ・・・ここは掛けやすい場所だが、自動的に釣れてくれるポイントではない。

非常に低密度で、1ヘクタールに1〜3尾程度しかいない。

食い気のある魚が入ってくるポイントながら、よほどアピールの強いエサか、目の前にエサがなければ、

魚が自動的に食ってくれることはないうえ、見切られやすい。

 

世の中の自称釣り好きは、とかく釣りの技を覚えようとするが・・・魚の掛け方に変更すべきだろう。

というか・・・私が5〜6年かかってやっとポツポツ釣れだしたのは、ようやくソレがわかってきたからだ。

ヤル気のある魚を、その時々に好むルアーとアクションで的確に釣る必要がある。

 

ただ・・・これは別にトリトリデッキ前のイノーに限ったことでなく、本来はドコモ同じだが、

およそ釣り場と釣り方が固定している内地においては、釣り技術=魚を掛ける技術になりがちであっても、

誰も釣っていないポイント?においては、技術は基本であって、魚を掛けることに直結しない。

 

殊ここでは、観ながら釣ることができるのがアドバンテージなのだが・・・先の2人はあきらめてブッコミ。

ここではブッコム必要すらない。 カニをとってエサにしていたが、それならカニを数十匹砕き足元にまく、

そこへ針を仕込んだカニも置いておく・・・んじゃなく逆である。

針を仕込んだカニを、糸をたるませて縦糸でなく横糸状態にし、そこへ砕きガニをまいて待つ。

それだけでいい。

 

大げさだが

これまでの私が、自己実現と信じながら他人の意識の中の自分を理想に近づけたかっただけで、

自分の中の自分を実現したかったのとはズレていた・・・というのと似ているかも知れない。

ニンゲンは技とか見た目を重視する、感性を技術に置き換えてネンゴロに楽したい生物である。

だが、自然はそんなに甘くない。 もとより感性、感覚が勝負。

釣り方ではない、掛け方こそ釣りの本質ではなかろうか。 

 

一方で私も

匂いつき味つきソフトルアーを用いるのは、どうも男らしくないと念じてたし、釣り方の好ましさにウヌボレたい。

だが、エサ同然のソフトルアーも見切ってしまうチヌをマジマジ観察して、意識が変わった。

男前に釣りたければ、ココの魚を知り尽くすしかなさそうだな・・・と。

何度も記してきたが、島では鮮魚が買えない。 だからこそ、背に腹はかえられないし、刺身が食いたい。

 

といいつつ、

別の男前さ?も身についてくる。(笑)

釣りは愉しみだが、パパッとできる漁(りょう)もアリだ。

 

ブッコミの2人の投入していたイノーは濁っていたし、ボラ1尾すら見えなかった。

だから、ひたすら水中をジロジロと。

 

すると足元で、黒いカタマリが濁り水の中を移動しているのを見つけ、ダッシュでタモ網をとってきた。

網の角度が変わらぬよう、節を固定しながらタモを伸ばして、カタマリの前?にかざすと・・・

自分から網の中に歩いてきたアミメノコギリガザミ、甲幅15センチ。 横歩きでなく、わざわざ前歩きで。

横からいくと、ヒレ足で高速に移動が可能だが、正面からいくとナゼか挑んでくる習性がある。

不思議とノコギリガザミは、必ずよう壁に背?を向けて歩くので、前に網を差し出すことができるわけだ。

こうした、タマタマ漁?のような手法は確立されていないから、私のオリジナル日和見漁である。(笑)

 

当然

ブッコミの2人は、眼を丸くしていた。 んが・・・コレはいささかカッコヨスギであった。

自然はタマタマに満ちているが、男の股でぶらぶらしているのとか信楽ダヌキがのソレとはワケが違う。

 

タマタマのユラ重ね・・・タマユラ?じゃないや、地味な観察の積み重ね・・・

以前も記したが、ケーゾクはチカラなり・・・とゆ〜かヒマジンのチカラといったところか。

年間300日以上、一日2〜5回もジロジロしていれば、野鳥のことだけでなく様々なコトが見えてくる。

ただ、それは他の地域で通用するコトは少ないだろう。

ど〜せ人生の大半は運である。 けれどセッカクの運ならば、要領よく的確に捉えたい・・・と念じて止まない。

 

そうして捉えた運を、さらに利用する技。

人妻に貴重なノコギリガザミを貢ぎ、おいしい手料理をいただく。(笑)

徳之島の人妻の手料理は、ことさらにおいしい。 ってゆ〜か、コナレすぎた料理。

まずは、ネンブツダイなど熱帯魚のから揚げを湯で油を流してからィユージル(魚汁)にしたものと、

自家製の極太切り干し大根を、ごま油で炒めてから炊いた炒め煮である。 人妻は、だいぶ歳上だ。

 

島の男子の基本は腕力ベースのみのボケスカだから、実は女子が手綱をにぎっている。

のだが・・・男尊女卑だから控えている。 ひたすら優しくて寛大なのを演じている島の女子。

その優しさの表れが料理である。 料理がおいしい女子は、心底優しい女子である。

美味しくないからといって、優しくない魅力なき人妻という方程式ではないが・・・近いかもしれない。

 

山海荘のおばさんの料理は、とても濃い味であった。 しかもポツリポツリと追加されるので、

ご飯を食べるペースがシビアであった。

ようよう「茹でサザエのマヨじょうゆか」けが出現。

島産の貴重なサザエを供する優しさ・・・もはや母の優しさである。

私が島に来て、こよなく人妻を愛するようになったのは、早婚の若妻より母の愛を感じるからかもしれない。

 

マヨじょうゆでいただく貝類は、臭みや苦味がほどよく緩和され、飽きのこないおかずになる。

貴重な食材だからといって、ご飯とともに味わわなければ意味がないことを、キッチリ理解されている味付けだ。

家庭と土産屋の店頭とは、調理が異なって当然である。 希少とか高価だから美味しいというのは当たらない。

とれたものの味を、食べやすいように味付けしていただく・・・料理の基本だ。

とはいえ、マヨ調理がこれほど贅沢に感じられるのも希だろう。

 

おかわりしたご飯がなくなったころ・・・漬物の前に、シマアザミの佃煮が出てきてしまい、読みが甘かった。(涙)

 

いろいろと、人妻料理について述べたいが・・・

食べてばかりもいられない。

そろそろ茹で上がり。 アルミの大鍋は島の定番だ。

 

もともと島では、ほとんどノコギリガザミを産することはなかったが、泥が溜まる環境が人為的に出来た。

その環境はトリトリデッキ周辺のみで、ガセを産しない徳之島町ではシゴ(山口弁の下ごしらえ)する方法を、

知らないのである。 なので、茹でる前にハブラシでシッカリごしごし脇の下とかの泥を落としたのである。

だが、油断ならないのは、体内のエラと脚の付け根の泥は事前のハブラシング?では完遂できぬ。

茹で上がってから甲羅を外し、カニミソを流さないように慎重に洗わなければならないのだ。

なんといっても、ドロガニというだけあって、泥だらけで泥臭いカニには違いないのだ。

 

そうそう

今日になって、また1羽増えた。

クロツラーズと勝手に呼称し、一部では無駄に定着しつつある。(笑)

この場合はクロツラーズX4という。

これまでクロツラヘラサギだけで4羽になったのは初めてだ。

ヘラサギX4との混成で5羽だったり、ヘラサギだけ5羽になったことしかない。

 

これから増えるのかどうか・・・

 

さて

B面については、なかなか気乗りしない。

金もあるが・・・恩義のある企画課の仕事は、やらねばならぬ。 商品券のデザインである。

平日は総務課で防災の仕事を2本もらっていて時間がない。 だから休みの間に企画課の仕事をこなす。

頭の中が自然観察/釣りと防災に特化しているので、ピュアなデザインに戻りづらい。

世の中は便利なもので・・・素材をいただいて何とかまとめてみた。

コウノトリは東洋のでなく、きちんとシュバシコウである。 ボンヤリで申し訳ないが、オトナの都合だ。

始めるまでの心のハードルは高いが、始めてしまうとノリノリである。

年末の大掃除みたいなモンだろう。(笑)

 

両肩にある数字には、お札っぽく細工してある。

緑のパターンは、実は天城町のシルエットを勾玉のように交互に配しておいた。

とりたてて役立つものでもないのだが・・・気持ちかな。

お金のからむデザインだけに、凝るところは凝ってみたかった・・・のである。

 

あれこれイロイロあったが、私の黄金週間は、どちらかといえば、いぶしシルバー週間?なのであった。

 


ではまた