新年号
この２年で、いろいろと変わった・・・
年が改まっても、騒々しい世間
地中海ではフェリーが転覆、南の海では旅客機が墜落、高速道路では事故続き。
人間が増えるとユルい生活者が無駄に増える。 今年はカーストとレイプの国、インドの年かもしれぬ。
２年ぶりに、年末年始を伊勢で過ごすことになった。
島外に出たのは１年半ぶりなので、軽く浦島太郎気分である。
まず、道ゆく自動車の車種がわからない。 テレビＣＭを眺めていないせいもあろう。
近所にはバカでかい、イオンのスーパーが建っていた。
スーパーのために渋滞が発生するというから、便利なのか不便なのやらワカラナイ。
田畑や湿地を埋めて、住宅が建った。
湿地へそう簡単に家が建てられるのだろうか。
いかにも知恵も技もない、安普請のようだが・・・大丈夫かどうかは、知ったことではない。
島にもできたが、無駄にソーラーも増えているようだ。
高齢化して耕作できなくなった田畑を再利用するのには向いているのかもしれない。
小雪がちらつく日があって、北方系の鳥類を期待していたのだが・・・種類は少なくなっていた。
例年より多いのは、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、それとアオジ。
アオジは茂みの中から出てこないものだが、個体密度が高いと逃げる個体につられて、
ホイホイ出てくるようである。
弟は年始を迎える前に戻ってしまったので、違和感というか、正月の前に家族４人で過ごしたためか、
新年は、いささかそっけない明けとなった。 どうも正月気分とかメデタイ感じになれない。
しかも、両親とも体力や体調がすぐれず、恒例だった二日早朝の伊勢参りも「また」中止となった。
全て料理は前倒しされ、われら兄弟の帰省メニューは年内にクリアされてしまった。
すべておふくろ様の手作り・・・ピザ、餃子、がんもどきなど。
確か私ががんもどき派だったはずだが、いつしか弟も好むようになったようだ。
揚げたてのは・・・ことさら美味い。
私のリクエストはがんも以外だと刺身か、生サバ、ナマコを用いた料理程度。
毎晩が酒盛りで、胃腸疲れが激しい日々であったし、前夜にたまったカロリーを鳥類探しで
燃やす日々でもあった。 結局、空が澄み渡ることはなく、富士見は実現しなかった。
二日か三日には必ず松阪の釣具屋巡りをすることになっているが、コチラは例年通りだ。
だがオカシイ、チヌ用品がない・・・ 店員にたずねたところ、内地では初夏から秋までがシーズンといい、
これから最盛期を迎える南国とは正反対であった。
とりあえず、ワームやら中古ポッパーやらを購入しておく。
エギ用ダブルハンドルのリール、ダイワ・エメラルダスも欲しかったが、
オッサンらしい枯れたイメージでなく、怪しげな玉虫色だったので、断念した。
ダイワの２５００番手は、ちょうどいいサイズだ・・・というのは確認。
ラインは、多少細めＰＥ０．８号にしてイノーで軽いソフトルアーの飛距離を稼ぐことにした。
夏場のヒラアジに大丈夫かビミョ〜だが、そのときはそのときだ。
やってみたかった、フロロカーボン２号の通し（ハリスを継がない）のラインも併せて購入。
３号はこのごろの釣りスタイルで標準的になった３号のハリス用。
問題はスプーンである。
エリアフィッシングなどとカッコつけただけの釣堀仕掛けが流行っていて、スプーンと云うより
龍角散のサジくらいのしか売ってない。 男前に渓流でアマゴを狙うご時勢ではなくなったらしい。
在庫処分のカゴなどを探し、ようやく一本手に入れた。 ホリダシモノっぽさ満載で、悪くない買い物の気分。
買い物は思うようにならなかったのだが、荷物だけは増えた。
島で使ったら即座に錆びてしまう、パイプのローチェア。 単なるくじ運のムダヅカイである。
めったに当たったことのないのに、こんなときに限って・・・
安くて丈夫なスパイクブーツを求めるため、伊勢の店にも赴いた。
残念ながらブーツは８千円以上のものばかりで、島よりぐんと高価なメーカー品ばかり。
島ならダイワのブーツが６千円台だから・・・どうにも分が悪い。
意外かも知れないが、１００円ショップの巡回も欠かせない。
ＵＳＢ・ＯＴＧケーブルが激安だ。 便利な巻き取り式のＵＳＢ延長ケーブルもある。
もともとヤマダ電機のタブレットだから、そちらでケースを求めようとしたら・・・なかったため、
１００円ショップで検討することにしたのだ。
タブレットは持ち去りされると面倒なので、なるべく目立つケースがいい。
ほか、コップ型の密閉容器が重要である。 冷蔵庫の中を縦に利用する貴重な存在だが、
主婦にはスルーされているようで、島のショップにはない。
飲み物や、使い切れない缶トマト、コーンなどを収容する。
コメリというホームセンターにも久々に訪れたところ・・・
外勤や釣りの際、いささか足りなさを感じていたドリンクボトルも見つかった。
７５０ｃｃ以上あるととても有難い。 ５００ｃｃでは２時間汗だくになると、ビミョ〜に足りない。
サーモスだと高いが、チャンのパチだとお安い。 だがサーモスを選択。
赤紫か黒しかないというのはご時勢なのか？ 熱を吸収する色合いはいただけない。
せっかく一年分の買出しなのだから、こまごまとした生活用品も見逃せないのだ。
ちなみに
ユニクロでヒートテックのアンダーウェアも求めておいたら、次の日からセールだった。（涙）
年末年始は、冬物がぐんぐん下がる時節なのである。
似たようなものが、近所のスーパー・ピアゴでは９８０円で・・・そっちでよかったような。
実はアンダーウェアはほぼ２４時間着用する。 風呂から上がって着替えたら、寝巻き代わりとなり
そのまま作業着を着こんでしまえば、暖房がなく半端に寒い島では、とても活動しやすいのだ。
それにしても
胃腸が疲れた。 最も負担に感じたのはポン酒、ギザエモン。
いい酒らしいが、純米酒で酒粕が臭うタイプは、頭が痛くなる。
数日すると慣れるのが不思議だが・・・ともあれ、焼酎の水割りよりアルコール度が高く、
夕食の最中に食べ疲れ、飲み疲れしてしまう。
いつも父母が購入している近場の酒店にも、里の曙があった。
次回からは、ギザエモンとサトアケとのちゃんぽんで緩和したい。
蓮天は最高だ。
天ぷらは、私が生涯を通して最高の料理と信じているものの・・・やはり胃もたれするしカロリーも高い。
食生活ひとつとっても負担は増えてしまっていた。 私の生活は、かなり変化していることを認識させられる。
さて、また自由でユルい生活が再開する。
やっぱり自由はいい、釣り場と職場と観察場所が近いのは・・・いいものだ。
記事を通し
正月感がないのには、いささか問題があったのだ。 それはまた後日。