初泳ぎとグリーンフラッシュ
世間体の話
ヘイトスピーチを止めろ・・・とは、なかなかパンギムンも恥知らずである。
自国の恥を逆手に、ポン人に圧力をかけるとは・・・よほど、政府への不満や欺瞞バレが噴出しているのだろう。
そもそもデッチアゲの慰安婦問題を口にすること自体、国としての脳力の低さを感じさせるが、
チャンにしろキムチ半島にしろ・・・恥知らずは深まるばかりだ。
他方ポン人も未来を見失い、安定した生活ができなくなってきており、社会不安がヘイトスピーチを
助長しているのだろう。
在日コリアンには申し訳ないが、ガス抜きは必要で、仕方ないだろう。 暴動でもないことだし。
ともあれ、我々も恥知らずになりつつあるのだろう。 東洋のトレンドだな。
それにしても
台風連発で、物資が届かない。 ようやく2日くらい船が動いたと思ったら、もう昨日から欠航している。
島内産の野菜は少ない上、条件付の出航には生鮮野菜を積載しないから野菜不足になりつつある。
今回の台風は、ずいぶん風が強かそうだから停電も覚悟。 冷蔵を前提とした食材ばかりでも困るのだ。
とりあえず、ウィダーのビタミンタイプを買っておいた。
ちなみに、12号においては、さほど雨は降らなかった。
そうそう
フクシマは少しずつまた真実の隠蔽を、真実の解明というカタチで漏らしつつある。
メルトダウンした2,000℃以上の核物質が、圧力容器から格納容器に解け落ちていたなどと・・・今更に。
けれども、真実はその先にあり、2,000℃もの高温に耐えるコンクリなどないのだから、格納容器を溶かして、
地下で冷温停止状態という・・・おだやかな核分裂を継続している。 そのくらい高校生でもわかるだろう。
政府が氷の壁を夢想するのも無理はない、地下水が核物質を常に洗っているからだ。
ただ、重いプルトニウムなどが港の外まで出るには、かなり時間がかかるだろうから、
漁民への風評被害は風評などではないにしろ、深刻な核汚染になるのはまだ先のことだろう。
無駄に夢の技術を投入するなどして対策のフリを繰り返し、廃炉にどれだけ散財が必要か・・・計り知れん。
この夏のヨナマビーチも、変化していた。
あれだけいたジャノメナマコや、フタスジナマコが、まるで頭の悪い業者によって乱獲されたように・・・姿を消した。
同様に、クモガイもいなくなっていた。
ともあれ青の読者の方々は、私が常にこーゆー風景の中で生活しているものだと思っているに違いなかろう。
ヨナマビーチは人工浜だから砂がどっさりあるけれど、
徳之島のビーチは、たいがい石だらけだったり浅すぎて泳ぎづらかったり、サンゴ礁の島というのは意外に殺風景なもの。
よほど地殻変動のないところなら、環礁が発達して白砂の外側に美しいサンゴ礁が発達するのだろうけれど・・・。
沈下や隆起を繰り返す琉球の島々では、今まさに具合のいい島は観光地になり、そうでない島は日陰となっている。
ど〜も苦手(にがて)なのが、ヤチャ。
この時期に繁殖しているムラサメモンガラは、ニンゲンにも猛然とアタックしてくる。
ゆっくり泳ぐとこないが、きびきび足を動かして泳いだりすると足にポコっ!と当たってきて驚かされる。
どうにもコイツの攻撃は苦手で、いつもドキッとさせられる。
普段は美しいだけに感じられたデバスズメも、どうやらお怒りのよう・・・
イノーは水温が下がりやすいので、どうやらしっかり温まるまで繁殖しないらしい。
デバスズメの群れは美しい上にあまり逃げないから、わりと撮影しやすいが、
こうして産卵床を守るのは初めて観察した。
二枚貝のようなものが歩いてきて、座った?
よくよく視ると・・・ソデカラッパというカニだ。甲幅は7センチくらい。
脚は甲羅の下に収まっており、歩いていても上から脚が見えることはない。
甲羅が傘のように広がったカニで、ハサミをぴったりと前にくっつけて石ころのように成る事ができる。
ハサミは缶きり然としており、突起を用いて、巻貝の殻を口のところからペキペキ割り
中身を食べることができる、地味にスゴイ技前をもっていたりする。
今回、初めて見つけたのが、キチンと独立したクサビライシだ。
クサビライシは、キノコのような形に成長、仕舞いにくびれて独立し、歩くというサンゴの一種。
この種が歩くかは微妙だが、ともかく裏返ったら戻るのは共通の行動力だという。
通常のサンゴはポリプという単体がたくさんあつまった群体なのに対して、こちらは単体ポリプ。
イノーが干潟になったときに歩くと、シイタケの化石?みたいなのが落ちているが、コレの骨格だ。
南国のサンゴがあるところにはフツーに居るらしいのだが、ここらでは見かけたことがなかったのだ。
古い骨格があるということは・・・過去に居たわけだから、おそらくイノーの泥で激減したのだろう。
裏側というか・・・下側は、こうなっている。
固着していた痕跡は感じられない。
しかも「脚がついていない」というシャアの台詞を思い出させる。
骨格に薄い組織がへばりついているだけみたいだが、ホントに歩けるのだろうか・・・
ただ、ひっくり返っている様子はない。
次に見つかったのは、多少埋まっている。先の台風に飛ばされた・・・のなら、他にもイロイロと
落ちていそうだが、とりたてて折れたサンゴが多いということもない。
シューズと比べてもわかるように小ぶりな個体。 20センチにもなるらしいが・・・ここは環境が荒いのか
死んだ骨格でもせいぜい12〜3センチのしか見たことがない。
冬場、浅いイノーでは極端に温度が下がるからか?
こんもりしたのも見つかった。 相変わらず、ペンタックスWG−3のホワイトバランスがお粗末すぎて
自然な画像にならんなぁ。
ペンタックスはリコーになってからも悪くなりつづけているが、
ここまで悪いとは想定外で・・・中華カメラか?と思ってしまう。
いささか高いが、まったく同じコンポーネントを使用しているらしい、オリンパスTG−2にしておけばよかった。
う〜ぬ・・・動かんとイマイチ興味がそそれぬなぁ。
ジャノメナマコの裏に潜み、ガザミ由来の強力なカニバサミのパワーもって、
しがみつくための「つねり」に徹するという、角度の違った男前さのナマコマルガザミを・・・やはり観てみたい。
さて
もう一つの話題だが「グリーンフラッシュ」という言葉をご存知だろうか?
こんな感じの・・・
冗談はさておき、
極めて澄んだ大気の状態で日が沈む瞬間、ピカッとグリーンに輝く自然現象のことだ。
私がまのあたりにした現象では、フラッシュしていない。
極めて澄んだ大気だと、微粒子に散乱させられてしまうはずの黄色より短い波長の光が届く・・・
という顛末になるという。 緑よりも波長の短いブルーもうっすら現れている。
ご存知のとおり、夕焼けとは波長の長い赤以外の光が散乱させられて届かないために起こる。
グリーンフラッシュは最後だけ緑になる風な映像を、ふた昔前くらいにNHKで見たことがある。
だが、私が観たのは、かなり前から緑だった。
この状態でももう緑になっている。 ファインダーでは、もう半分ほど沈んだころから見え始めた。
下の海面に出ているが、たいがい夕陽を撮影すると太陽の周りは赤い縁取りが出る。
おそらくレンズの中で暴れている強い光が、にじみになってしまうのだろう。
この日は台風12号のあとに続いているスッキリせぬ天気で、昼間から晴れたり降ったりしていた。
就業後、Aコープで買い物した味で、いつものようにイノーで野鳥の観察を終えた帰りしな、
空港越しに海に沈む太陽が見え・・・いつもとビミョ〜に違う感じがしたので、近所の釣り場の
湾屋川の河口へ急行した。 もう2/3ほど沈んでいたところを、あわてて500mmレンズで撮影した。
開いた車のドアをの上にカメラを置いているので、手ブレは防がれた。
後になって思えば、ビミョ〜な違和感とは、沈む夕陽の周りの空が暗かった・・・のではないかと思う。
昔から狙っていたのか?と問われるなら・・・狙っていたと応える。
一度は目にしてみたかった。 というのも・・・南大東で夕食をいただいていたときに見逃したという、
実に口惜しい体験をしていたからだ。 そのときも台風の後だった。
奄美新聞は、一時記者の質が悪くなったことで人気がない地方紙だが、
個人的に私は支局のメラ氏が気に入っており、自然情報を真っ先に流すことにしている。
春先、コウノトリネタで真っ先に反応したのがメラ氏だった。
南海日日新聞は、同時にショートメールしておいたのに無視し、奄美新聞を見て慌てて次の日反応した。
人気がないからこそ、スクープも欲しいだろうし、大きく取り上げてもらいやすい・・・といういこともある。
今回は1面と8面に大きく掲載され、話題になっている。 これほど大きく扱われるとは・・・正直驚きだ。
フル画質の写真を5枚提供したが、カイがあった。
反響は上々で、ハローページを調べたらしい、知らない名瀬在住の人から留守電が入っていたりした。
自衛隊ネタに包囲されている点も、何かを暗示しているかのよう・・・ このごろ誘致合戦が進行中なのだ。
実はこの夕は、国立公園関連のおえらいさん方が、役場職員らと懇親会をしてい、
宴もタケナワというころの出来事だった。 まったく惜しいことを・・・(笑)
私が南大東で味わった苦い経験を、島中の人らにさせたことになった。
というのも、きれいな夕陽なのだから、たくさんの目撃や写真があってもよさそうなのに、ない・・・
夕陽を見慣れすぎているとも思えぬが。
ともあれ、実はいろんなことが起こったり、意外な生物が居ることを島人に知らせることは楽しい。