また、湿気に負けた・・・ハイテク不振

 


 

気になるアレコレ

 

月曜、南部の伊仙町で88.5mmの猛烈な豪雨に見舞われた・・・とのニュースが全国を巡った。

ただ、伊仙町の記録は、観測記録最大だったために大きく報道されたが、

実は徳之島町では89mm降っていた。 報道とは、まことに意図的で、妙なものである。

当然、徳之島町の方が被害が大きかったのに・・・である。

たまたま今期、私は町の消防・防災の仕事をしており、情報はリアルタイムに入ってくるのだ。

島には気象庁の観測点がないから、おそらく防災行政無線システムのテレメータによる記録だろう。

徳之島町では床下浸水やら、落石による自動車のつぶれなどがあったが、天城町で被害はなかった。

くわばらくわばら。

 

南国らしいフルーツをいただいた。 トケイソウだ。

たまたま、ゴーヤをもとめに近所の野菜直売所へ顔を出したとき、ナゾの園芸植物の名を調べて・・・と

宿題をもらってしまった。 ゴーヤはなかったのに・・・

幸い、国内でわずかしか栽培されてないコスタリカ原産の園芸植物、

学名コスツス・バルバツス=英名スパイラルジンジャーとわかったので、そのお礼の2個。

トケイソウは、表面がクシュクシュになったほど美味い。

幸い、都会ほど高価でないし、こうして不合品が出回ったり、もらったりするのでポピュラーなフルーツだ。

島ではわりと男性向けフルーツの印象がある。 奥さんが夫のために求めるフルーツである。

スプーンで身をほぐし、こうして焼酎を注いで飲むのだ。

ただ・・・正直なところ、やたら甘くて風味もアルコール度もキツくて・・・飲み辛い。

まるで、リキュールを焼酎で割っているような味わい。

ともあれ、こうした島らしいフルーツを口にすると、南国に居るんだな〜という実感がわく。

不思議なことに、普段はあまり南国を意識するような感覚がないのだ。

 


 

また、パソコンが故障し、見立てを間違えた・・・

パソコンはガス器具より高度な機器のはずだが、エラーコードで故障箇所がわかるようなことはない。

役場に導入したパソコンの画面が、突如プツン・・・と切れ出したのは、3月くらいから。

 

またマザーボードか? いやまてよ、またハードディスクか?

いやいや表示問題だから・・・最古参部品のグラフィックボードだろう、と判断した。

さっそくドスパラ通販で買い替え。

こうして眺めると、ちょっとしたエンジンみたいだ。 ファンの下にはCPUと見まごうほどのヒートシンクがある。

小さいファンはウルサイし効かないから、ともかく最大径10センチのを買ってみたのだ。

 

交換して、スイッチオン・・・撮影した野鳥のビデオを流してテストする。

10分ほどでプツン。

 

あ゛・・・ こりゃモニターの方だ・・・

 

いよいよ、入力切替の反応も変になっており、チラと映っては消える。

モニター内のロジック回路がオカシイらしい。

信号は入力されているが、切替の機能が破損し、モニターに流れなくなってしまったようだ。

やられた・・・気付かなかった。

あれこれテストしたのだが、モニター交換まではできなかったのが敗因だ。 人生つねに学習の連続だな゛〜

たまたま、となりの総務課でマザーボードが壊れたパソコンがあり、モニターを借りたら問題なく動作した。

 

前回はハードディスクの劣化、その前は1年ほど放置しておいた予備機のマザーボードが自然死?し、

そのさらに前は、CPU周辺のホコリに付着した湿気でショートしたみたいだった。

もっと前にはHPのノートパソコンのボードが表示機能からじわじわ壊れていったこともある。

ともかく南国がすごいな〜と思うのは、何もしていない端子などが錆びることだ。

ホコリは綿みたいなものだから湿気を含むのは理解できる。 しかしながら、使ってない端子が錆びるのだ。

しかも下向きでなく横向きで、風通しはよい。 まさか・・・塩害か?

キムチ系メーカーに対抗するためのコストダウンの影響だろうが、全般に品質も低下しているのかもしれない。

 

問題は

湿気だけでなく、警察などの業務用途で用いるモニターを製造している、

通称「D」=ダイヤ=三菱の製品があっけなく壊れたことだ。 あっけない・・・といっても2年は稼動した。

私の家で眠り続けている10年選手、EIZOの液晶は、ムラムラになりながらも、まだ投影を可能としている。

つまり液晶そのものは劣化したが、動作する。

 

半分の値段、それ以下の寿命。 一見性能は高いが、すぐ壊れる・・・ソニーほど感動はなく、すぐ逝くハイテク。

そもそも、スマホなどせいぜい3年でいい、しかし遊びでなく24時間業務で使用するには、違う品質が必要だ。 

デフレ社会では、どこからかOEMやODMしているせいで、朝鮮品質が伝染してしまったらしい。

業務用を営むから大丈夫・・・などと、経験から早合点してしまったのが敗因となり、

自ら「信じる者は、皆だまされる」を体現してしまった。

 

南国は、電気製品の稼動限界、湿度85パーセントなど軽く超えてしまう。

ここ最近は梅雨前線がもどってきたので、連日90パーセント台が続いている。

 

この際、考え方を変えたほうが幸せるのではなかろうか。

デフレで安価になった、やや耐久性に欠ける製品を、根気よく買い替えていくほうが吉かもしれない。

フルHDのIPS液晶が2万円しない時代である。

 

タブレット全盛のお陰で、IPS液晶自体の価格が下がってくれたお陰だが、悪い影響もある。

我が家にもアイパッドがあるが・・・無駄に?解像度が高い。

こうして青を書いているノートパソコンは、アイパッドほどではないがフルHDで15インチだ。

導入当初は文字が小さくて心配したが、今となってはフルHDの24インチを見ると荒い。

荒すぎて気分が悪い・・・

 

ニンゲンの目とは、ずいぶんゼイタクなようで、いったん細かい画面になれると、粗い画面は疲れる気がする。

従って、今回はなるべく小さい液晶を求めることにしたのだった。

27インチもあるのに横1920ピクセルでは荒くて仕方がない。 だが、フルHDで小ぶりなのは21インチくらいだ。

4Kモニターを買うくらいなら、フルHDを何台か買った方がトクだろう。

ま゛、私はフルHDで十分足りているので、小ぶりで画面全体を一覧できるモニターが好ましい。

下手に4Kモニターなどにしてしまえば、ソフトウェアのボタンが小さくて使えなくなる。

 

富士通のノートパソコンには12インチで4KっぽいIGZO液晶を搭載したのがあるが・・・

デスクトップアイコンが3mmくらいになるらしい。

細かくなったところで、時代遅れのドット制御のウィンドウズでは、ソフトがスケーラブルではないのだ。

そういえば、マックブックはレティーナだが、あれでフォトショップが使えるのだろうか???

いけない、話が逸れた上に、余計な事を考えてしまった・・・

 

仕舞ってある布製品が、カバンから服からみなカビる島生活。 電気製品の扱いも考え方を変えねばなるまい。


ではまた