コ-ノトリがやってきた
ちまたに近い話題
先週死んだ中村正弘先生は、心筋梗塞だったそうだ。
しかし、心筋梗塞はとても痛く苦しいのに、懐中電灯と杖を持ったまま、仰向けに倒れていた。
心筋梗塞という死因は、限りなくウソに近い。 ま゛〜クソ田舎の検死などアテにはならぬ・・・ということか。
あるいは持病を知っていたから、時が来たと腹をくくったか、わかりはせぬ。
徳之島町は選挙だから、知りすぎている先生にとっても、イロイロあるだろうし・・・
ペキンに向かった旅客機が、まだ見つからぬ。 テロで考えられることは3つ。
1)チベタンがペキニーズを人質にとった
2)旅客機を、どこかにぶつけたいから盗んだ
3)何かを実行するために、見せしめか、見せびらかした
イヒョ〜をついて、自分で運転してみたかった・・・ってのもあるかもしれんが。
チャンを相手にテロを実行中なら、絶対に情報は漏れてこないから、協力している連中はいい迷惑だ。
ただ、テロリストとチャンに踊らされているだけのことだ。
チャンがらみの事案は、まともに対応しても、イイコトはないだろう。
そんなことより
この冬初めて、ハンドクリームをつけた。 晴れの日が多い南国生活がなかったからかもしれない。
すんげ〜主婦感覚。 もう手放せないニベアソフト・・・
それと
中村先生の死後・・・私は二日ほどヤバかった。 けれどその後はスキッとしてしまった。
実は2月の半ばからヒドかった・・・ まさかとは思うが、私の体調は、何かと連動しているような。
科学で割り切れないことは、迷惑なことだが・・・ 事実が起こると、科学より信じたくなるワケで。
そんなん記すヤツってど〜よ・・・と感じるのは勝手。
他方、自分たちの未来の姿、UFOをオカルトに仕立ててゴマカス人類にとっては、
ブッチャケ、都合の悪いものは、全部オカルトじゃないの???
「UFO」と「U霊」を同一レベルで片付けるのって、どうなの? それがアンタの科学??
キモイと感じることを、オカルトで片付ける科学信仰って・・・ナニ?!
科学ほど信仰されているものはないが、残念ながら巨大な旅客機すら見つからない。
私も含め、皆が思うほど科学は進んでいないのだ。
奄美地方にコウノトリがやってきた・・・という話題など、内地に届いているかビミョ〜だが、
昨年12月に2羽が兵庫県からやってきていたそうだ。 そうだ・・・ということは私もビミョ〜だったのだ。
新聞もテレビもないから仕方ない。
昨週の、だいぶ動転した記事では、とても語る意気地を持てなかったものの・・・
あれから何度かコウノトリに逢って、印象が変わってきたのでネタにしたいと思えるようになった。
基礎からいってみよう。
コウノトリは子供を運んでこない・・・ アジアで流行中の、人身売買用に鵜飼的に飼育された鳥ではない。
コウノトリはデカイ・・・ タンチョウヅルよりは小柄だが、頭はデカイし足が長く、ハクチョウといい勝負。
コウノトリは気が小さい・・・ フツー、大型の鳥はわりと無神経だが、ニンゲンの接近を許さぬガードの固さ。
コウノトリは鳴かない・・・ クチバシで拍子をうつように、カタタタタタタタとやるだけ。
コウノトリはポン国内では絶滅・・・ 足環が着いたものは兵庫の人工孵化とその子孫、それ以外が大陸の天然。
といった具合。
兄から電話をもらい目撃した、役場のM田課長から、さらに電話をもらって撮影したのがコレ。
電話口では・・・体が黒くて頭が白い・・・と表現されてしまったから、サッパリわからんかった。
今風のヒトラにはわからない、科学で割り切れない心持ちがザワザワしたので、昼食で帰宅した玄関口から
現場へ急行することを約束して、現場へ向かった。
シマンチュの認識能力やら、表現能力の低さには・・・毎度恐れ入る。 そりゃもう、断然恐ろしい。
人身事故や災害が起こったとき、情況など伝わるはずもなく・・・救えるものも救えないワケだし。(大汗)
ともあれ
心持ちのザワザワは「当たり」だった。 アイスキャンデーの当たり連発20個分よりも嬉しいくらいだ。
アイスキャンデーの当たりでは、新聞沙汰にはならぬし。
足環があるので、なんとか撮影したかった・・・が・・・
このごろ、島でも異様な気象が続いていて、太陽の角度は内地の5月並み、風は島の真冬並み・・・
大気は、太陽で暖まった燗酒と、北風の冷水をブレンドした、水割り状態になり、光線がグニョグニョだ。
大気が高速の強風にかきまわされ、手ブレでもない、被写体ブレでもない、大気ブレになってしまった。
ま゛しかし、足環の色さえわかればOK。 コウノトリの郷の足環情報PDFで個体の生い立ちをチェック。
じきに、昨年4月生まれ、個体番号J0066とわかる。 便利な時代だ・・・
12月上旬、奄美大島にやってきた兄弟のうち、J0067の弟だった。
ここで、いつもお世話になっている、野鳥の会で家具屋のF本さんに連絡。
しかし、落ち着いていたと思ったら・・・、いささか接近しすぎたタイミングで、あたふた遁走。
なにしろ翼を広げると2m。 フツーの鳥が10m移動するのなら、50〜100mは移動する体格だから、
着地するように見えながら、風に乗りぐんぐん遠ざかっていく。
F本さんと共にコウノトリを見つめている間に、1キロほど南東へ遠さかってしまった。
その先では・・・
150mくらい離れていても、ピリピリ警戒してしまう始末。
よほど、オッサン+ビーム砲レンズ装備の野鳥パパラッチに追い回された、アレルギー体質のようである。
仕方あるまい。 人工繁殖の家族をもつ、生まれながらのアイドルなのだ。
遠いのに、私たちが見ているのを嫌がっているので、じきに飛んでいってしまう。
これみよがしに、上空を旋回して、すぐ近くへ降りるようなフリ?をして、1キロ近く飛んでいく。
逃げ方も心得ているようで、いったん視線から隠れる立ち木の向こうへ降下したかと思うと、
その降下したスピードを利用して、羽ばたかずに移動していくのだ。
こちらには、すぐ立ち木の向こう側に下りたように見える。 っていうか、ファインダーからはみ出るデカさ。
急にヒマになった午後、あてもなく野鳥を探しても見つからぬだろう・・・とブラブラ走行していたら、
見つけたのだが・・・近すぎてすぐに逃飛行?してしまった。
やはり旋回して上昇してから、100mほど先の木立ちの向こうに降下したはずが、
800mほど先の高台の草地にいた。
もう帰ろう・・・と思った矢先のことだった。 今年の私は、どうも鳥運がいいようだ。
その証拠に、空港からやってきた妙なツグミ。
ハチジョウツグミに似ているものの、見たことがないカラーリング。
結果的にノドアカツグミという珍鳥で、渡り鳥が少ない中、向こうからやってきたのだ。
さて
コウノトリは体も大きいが、頭も大きめで、脳もカラスより大きいのではなかろうか。
好奇心が強く、遊ぶことができる。 ティル(=島口で、背負いかご)が気に入っている。
切れた肩ヒモを、ビロ〜ンと持ち上げて、自分でビックリしてみたりしながらも、こうして居座っている。
中に何も入っていないのに・・・である。 もちろん、フタなどももない。
驚いたことは、クロツラヘラサギにつきまとうときに、マネして遊んでいることだ。
クロツラヘラサギたちを観察して、クチバシを水中に差入れてマネしている。
だからといって、尖ったクチバシでは、何も捕獲はできない。
マネとクロツラヘラサギの仕草に飽きたら、自分なりの捕り方に戻る。
総じてイノーの生物は小さいのと、カニはイマイチ好きにはなれないようで、イノーには遊びにきているよう。
幸い、マネしている姿はNEX−7の動画で記録してあり、地元のケーブルテレビAYTに提供しようと思う。
上の画像も、実はビデオからのキャプチャである。
多少クレジットなどを入れて、アンタ土管にアップしたいところだが、面倒である。
日常的・・・と言えるレベルでもないが、たまにこうした光景に出逢う。
ネットでは奇跡のショットとか称されたのが、いくつか載っている・・・希少種の同居写真。
トリトリデッキの近くで、こうした光景が展開している。 ただ、コウノトリは神出鬼没なので予測不能。
とくの渡り鳥の少ないこの春、ただボ〜っとイノーを眺めているのもバカバカしい。
なのに、私の眼前で展開してくれているのだから、少しくらい運がいいと豪語してもよかろう。
大阪からやってきた壮年夫婦が空港の時間まちにトリトリデッキへ散歩してきたのを見て、
せっかくだからコウノトリが居るのを案内した。
そのとき、こうした情況を情報発信すると、ワンサと人がやってきて厄介だろう・・・という。
お゛〜!? なるほど。 と私は感じた。
フツーはそうである。 内地なら、どやどやヒマジンが集まり、たちまち混雑するだろう。
しかしながら、島では私がなんぼブログで発信しても、集まることはない。
無論、私の情報発信能力や、信頼にも問題はあろうが・・・ 基本的に、食えもせず金にもならぬなら
シマンチュがやってくることはない。
よくもわるくも、シマンチュは、かなり限定的な好奇心しか有していない。
ともかく動物的で、近視眼性にあふれているからだ。 あまり好奇心が長続きすることもない。
そうした理由もあって、珍しい光景を独り占めできてしまう私。
私がチマチマとイノーを観察していたために、影響された友人らの連鎖により造られたトリトリデッキ。
いよいよ次週、3/26で一周年。
日曜大工的な腕でこさえられたので、かなりガタがきているが、存在自体はありがたく、助かっている。
あとは、想い通り兄のコウノトリJ0067が合流してくれれば、言うことはない。