釣りと鳥の日々
世間らしい話題
ロシアはウクライナが西側に入らないよう、武力に訴え始めた。 それは戦争というのでは?
ロシアが欲しいものは、何だろう・・・デキの悪い社会主義、共産主義仲間だろうか?
今や計画経済などは崩壊して、自由経済になりつつあるではないか。
浪費優先、資本主権社会を間違っていると述べるのであれば、当たっているが・・・
単に、俺もクサヤを食っているのだから、オマエも食えというような、意地とかダダに見える。
ま゛〜軍用資機材や、旅客機販売にしても・・・ロシア製が売れなくなることは、ロシアにとって死活問題で、
同胞という名の顧客を失いたくないのだろうが、ヤリスギだな。
自作自演の911ほどではないが・・・
政府はTPPどころか、円安でデフレを解消するつもりだろうか?
光熱費、ガソリン代、輸入に頼っている穀物などが軒並み値上げされ、生活を直撃している。
それらに痛みを感じず買い物できるのは、おそらく一部のメーカーだけではなかろいうか。
島はもともと特価品がほとんど存在していない社会だから、円安はリニアに響いてくる。
安く手に入るのは、島産の野菜くらいのものだ。
これでTPPまでメリケンに屈したら、我らはメリケンの荘園にいるようなものだ。
属国だから仕方ないとはいえ、浪費国家の雑な農法の片棒を我らが担ぐ必要はないし、
遺伝子組み換え食品や、厳しい排ガス規制は不利益だ・・・などとISDSで法をネジ曲げられても困る。
そうした打撃を受けやすい島にあるのに・・・Aコープは、毎度アホを垂れ流しすぎる。
いったい農協はナニを考えとんよ・・・というよりナンも考えてないだけだな・・・
カンコクブームなのはわかる。 チゲはキムチの古漬けと肉を炒めて、しかもアサリ汁が必要だから難しい。
んが・・・肉豆腐って何だよ。 しょうゆと砂糖とダシノモトがあれば、チャチャッとできるのに200円!?
そもそも200円も出せば、豆腐と肉を買い足して、倍量こさえられる。
豆腐ハンバーグのもとって・・・パン粉でも入ってんの? あるいは水きり不要の凝固材?
このごろ、ナスにわさびが合うらしい。 カラシの方がずっと合っていると思うぞ。
も〜素材がナンでもいい、味付きポテチ系調味料なのだろう。
先日ギャオを視ていたら、ほ〜と思うことがあった。
ビックリ日本! ご飯の三大発明 の回で台湾人らしい女性が茶漬けのあと漬物に手をつけたとき、
「キュウリの味じゃなくて、調味料で別のものになっているの」と、ムッとした顔をしていた。
反面、タクアンには風味が残っていたので、納得していたようだ。
ポン人の化学調味感覚の行き過ぎが、あの化学調味料過多の中華料理系民族に否定されたのだ。
そんなこといったら何も食べられないよ・・・と昔、隣人に言われたが、
同じ東洋人にとっても、食べられないような味付けになってきていることを思い知らされた。
こうした素の濃い味は、とてもではないが・・・健康にも味覚にもよろしくない。
その上、懐にも優しくない。
もういっそ、米に混ぜて炊くだけで、カレーライスになるとか、散らし寿司になる素とかなら楽でいい。
それでも手作り感が必要なのだろうか・・・
完全レトルトにして、足りないビタミンはサプリを同梱しておいた方が合理的なのでは?
と開き直りたくなるような味の食品が増えすぎている。 その頂点がポテチと漬物だろう。
島に来てもうじき4年。 鳥たちの動きは、なんとなく判るようになってきた。
私は別に、鳥類写真家になったわけではないのだが、いつしか鳥に重心が移動してしまった。
なにしろ、鳥は向こうからやってきてくれるから、観察が楽チンだから・・・易きに流れたワケである。
おおむね半径2キロ以内、北の松原漁港まで足を伸ばしたとしても4キロである。
いくどか載せているが、近所のトリトリデッキがある天城総合運動公園が野鳥のコンビニだから
ついついソコだけチェックして観察した気分に浸っているのである。
このたび、確認した野鳥が150種類になった。
150種類目の野鳥は・・・ケリである。
実にフツ〜の鳥で、伊勢の田んぼでもケリケリうるさく鳴いている。
鳥仲間のF本さんは、ヘラシギ、コクマルガラスなどを既に観察されているから、実はもう152種類。
ほか地味すぎてよくわからない、オジロトウネンとかコオバシギ・・・メリケンキアシシギ、
イカルチドリ、ハジロコチドリなどなど、イマイチ感動のない?シギチドリ類はまだである。
そのまた実は、ケリを観る前日・・・F本さんと昼ごはんを食べにいった喫茶店の近所で、
ミヤマガラスを目撃していたのを忘れていたり。 150種類を超えたから何があるワケでもないから
ま゛〜、そんくらい近所に居るよってことで。
ただ、自慢半分、話半分ながら、これだけの種を実際に徳之島で記録したのは私が初めてだ。
これまで渡来記録が無いとされていた野鳥も、ずいぶん観察している。
というとカッコイイが・・・
知らぬ鳥ばかりで、図鑑にあったアレか?などとアテズッポして愉しんでいるだけだ。
このごろ、また新たなポイントを見つけた。
夕方限定、空港南方に位置する、火力発電所の煙突である。 ひょっとすると、冬限定でもありそうな。
たまたまAコープから海岸に出るとココに出る。 夕陽が見えるので、眺めていたら
うるさいムクドリの中に、違うムクドリが混じっていたのだ。
ギンムクドリだ。 内地では極めて珍しい種で、徳之島でも年に数回見られる程度。
わりと鳥の世界では、近い種や大きさの鳥の群れに紛れ込む・・・ということはヨクある。
上海から香港あたりに住んでいて、冬場はベトナムに下るすがらに・・・ ん゛なワケ無いのだが、
なぜか回り道するヤツラがいるのだ。
幼稚園時代は、歩いて20分の道のりを3時間もかけて帰るほど超絶道草好きで、
一緒に帰っていた親友の母をノイローゼから離婚に追い込んだ手前・・・いささかツッコミの手が緩む。
おそらく、奄美〜沖縄で唯一定着しているムクドリがいるのが天城町の空港周辺。
だからこそ、その群れに混じって滞在が長引く群れがあるようだ。
煙突がネグラになる理由・・・どう安全なのか、私も考えたことはなかった。
おそらく暖かいこと、ネコやヘビが登ってこないこと。 それに風に強く、揺れない事だろう。
野鳥はたいがい、ヘビが登ることができないような枝で眠る。 しかし強風だと揺れるのだ。
我らは寝床が揺れることは想像できないが、夜半から急激に風向きが変わり、風裏だったはずの
枝が猛烈に揺さぶられて移動・・・なんてことは、自然界ではザラにあることだ。
その心配がないことが、どれほどの体力回復につながることか。
ギンムクと同様にホシムクドリもやってきていた。
知らなかったのだが、コイツラはウズベキスタン、カザフスタンにあるアラル海あたりから道草しにやってくる。
インド北部やバングラディシュに渡るはずが・・・南西諸島にやってくるのだ。
コイツラには、私とてツッコミ可能なほど、どえらいルートを外れている。
しかも、ギンムクドリよりも、観察される数は多い。 路を外れるならトコトン・・・のようなホシムクドリ。
おそらく、こうしたタクマシイ道草が、分布を広げ新天地への活路を切り拓くのだろう。
道草はロマンだ、男の魂だ!?
ちなみに、ご存知と思うが、コレがフツムク(ムクドリ)。
コレだけでも、南西諸島では激レアだ。 天城町では馴染みすぎて、珍鳥とは誰も気付いていない。
ひょっとすると、内地のフツムクドリたちのなかにも、私のような道草好きがいたために、
天城町限定でムクドリが定着したのかもしれない。
モズ博士Tが研究していたモズは、南西諸島では見られないフツモズもいて、モズにもスゲーヤツがいるらしい。
ただ、普段から渡っているホシムクのような連中には敵わないようだけれど。
鳥の魂のなかで何かの拍子に、渡りのスイッチが入るのかもしれない。
その入りやすさに差があるから、渡りの中継地はおもしろ味があって、中途半端に様々な鳥が観られるようだ。
先のログに載せたハイイロガンも同様だ。
希にやってくる種というのは、チャンレンジャーってことだから、観ていて飽きない。
でっかい鳥や渡りなれた鳥が渡っているんだろう・・・なんて思う方は多かろう。
コイツはどだろうか?
フツメジロである。 なんかワキが汚れてニオイそうなのが特徴。(笑)
内地でそこらにいたやつが少なくとも数百キロを飛び越えてきた。
屋久島〜奄美大島間にはトカラ列島があるが・・・あんまりアテにしているようには思えない。
一夜=10時間飛べば、400キロは飛ぶからだ。 チッコイからってナメテはならぬ。
気のうシステムを持つ恐竜の末裔、我ら哺乳類では、遠く及ばない。
参考までに、こちらのリュウキュウメジロ。
グレーっぽく・・・ギリギリなヨゴレ具合で・・・ややニオイそうな雰囲気である。
ヨクヨク視ると、胸や腹までやや黄色い。
やはり、暮らしの中で嬉しいと思われるのは、クロツラヘラサギだ。
南国っぽいというか、アフリカっぽいというか・・・ 遠いところで暮らしているなぁ〜感がある。
しかしながら、クロツラは東アジア限定の希少種だけれども。
トリトリデッキのキャラだからというわけでもないが、クロツラヘラサギが居てくれると嬉しい。
コイツラが観られてこそ、一日を過ごした実感があるような気がするほどだ。
なぜ、そこまで入れ込むのか、入れ込んだ気はないのに、そう感じるのか・・・
よほどトリトリデッキのあるイノーが気に入っているのだ。
こうしてログに書かなければ気付かないけれど、私はよほどイノーが気に入っているのだろう。
私はたいがい、釣れたポイントや釣り方が飽きるタチである。 なのに飽きたくない場所なのだ。
飽きずに懲りずにダラダラとチヌ釣りやらルアー釣りを続ける連中とは違うと思っていたが・・・寄る年並みか。
このイノーは、釣りも鳥もコクが深いから、しばらく止められそうにない。
思わぬ太古?のルアーを復活させて、オリジナル技を編み出す気概を得られたりするし。
鳥/釣りネタ+料理ネタが尽きない上、よしなしごとをチマチマねちねちブログに記していると、イイコトもある。
町のかなり偉い方の奥様が読者だったので、オヨバレすることになった。
偉い立場だし、ご主人にしてみれば・・・ワケワカラン内地人男性を家に呼ぶなどと・・・
心中穏やかではなかろうが、実はどえらい愛妻家。 なので寛大というより、無駄な葛藤が無いのだろう。
しかも、ご主人は左利きで私などが及ばないほどの柔軟発想で高位にある方。
ユル役場において、一方からでなく、あらゆる角度から形骸化しない程度に職員を引き締める手法は、
おそらく天城町役場史上最高の上司ではなかろうか。
世の中にはこうした先達が現れてくれてこそ、生きている甲斐があるというものだ。
私の傍若無人な言い分をに耳を傾けてくれる方がいるというのは、幸せである。
そういえば、大阪の古巣の同郷人やら、横浜のガス屋やら釣り仲間にも居るんだっけか・・・
完全年功序列の島では、大先輩が意味不明、出所不詳のオッサンに耳を傾けてくれるなら幸せだ。
生きてりゃイイコトあるもんだね〜♪ 活路が奥様なのが私らしいっていうか。(笑)
次週は、ちょっとしたニュースがある。