TKGいな、我が家ではTG
世間の風
気象の激化、いよいよ本格的になっているようにも感じるが、まだまだ序の口なのだろう。
えらい寒くなったかと思えば、小夏日和が続いてみたり。 そして、また寒くなった。
植物の狂い咲きが増えていることからしても、気象の異変は着実に進んでいる。
しかも報道されていないが、おそらくアナタの地域でも、もう何度か春一番が吹いている。
島のブログには、すでに正月1/3には南風で温かな日和になった記録がある。
ここ一ヶ月くらいiPadを使ってみている。
ブラウザーと、ネットラジオ、GYAOくらいしか用途がないけれど、それらは旧式MacノートPCより高速だ。
高速どころか、ほとんどストレスになっているのはADSLの通信スピードだけで、処理速度は素晴らしい。
パソコンほど無駄なカーネルを動かしていないためか、とても処理が速いし、電池も驚異的に長持ち。
メールを使わないのは、設定が面倒なのと、消えたりするトラブルが嫌だから。
私はサーバーにあるデータを閲覧だけするタイプのメーラーが好きなので、端末に溜めるタイプは嫌だ。
反面、かゆいところにゼンゼン手が届かない。
基本的なファイルの管理もままならないし、画像データはファイル名さえ見えない。
どうやら、使えるところだけ使わせる、ケータイ・キャリア端末然とした造りに徹したマシンらしかった。
一見、アプリの多さ、処理の多彩さからパソコン然として見えるが、非情なほどショボイ機能を多数実装して
多彩っぽく見せているだけのこと。 本質的にはショボすぎてオモチャの機能しかない。
加えて、アップルの端末は、このごろ重さが激化して際限を知らぬフラッシュ・コンテンツをオミットしている。
ブラウジングが快適に感じられるのは、ソコがだいぶ貢献しているものの・・・気象などのサイトで、
メインのコンテンツが表示されないので困っている情況だ。
もともとタブレット端末やらスマホは、CIAのピーピング用途で開発、流布させているものだから、
裏面を一切見せられないのは仕方ない。
んが・・・それにしても、データの入出力で障害が多すぎて、ピーピング臭すぎてやってられない。
あ゛〜こういうタイミングでピーピングすんのか〜というのが時々感じられる。
液晶の美しさはヒトシオで、これまでの液晶のドット感は一切なく、レティーナとは云い得ている。
ペーパーとか、高精細モニターとかチープな表現が似合わないくらい。
けど、チープな画像しかないブラウジングとか、デジカメ画像の取り込みに苦労させられるようでは
サッパリ美しさが活かせていないんだけども。
そうそう、肝心なことが後回しになってしまった。
ソニーがVAIO事業から撤退するという。 私個人としては、放送業界に強いパソコンメーカーはアップルとソニー。
NECもあるが・・・カメラはやっぱりソニー。 なぜアップルに負けねばならないのか・・・意味がわからない。
アップルは洗練こそされているが、先端のデバイスではないから、感動が薄いのだ。
コンピュータ事業を切り離したとはいえ、ゲーム機があるからいいのだろうか?
ゲームこそスマホに、してやられて当然だと思うのだが。
あるいは無駄にもろいスマホを、ガシガシ使えるゲーム機で飲み込むのはアリだと思うものの。
さて
我が家では玉子をぶっかけて食らう雑なご飯のことを、タマゴゴハンといっている。
ゆえにTKGといった回りくどさはない。
むしろ、タマゴハンと呼称したもんだったから、TKGの言い回しの悪さには閉口する。
このごろ、気になっていたのだが、タマゴハンをいただくとき、汁気が吸われるのが早くて、味気ない。
もっとシャビシャビしたのをズズズズズルッ!といただきたいのである。
白身のみのズルズル・タマゴハンは、すこぶるシメにいい。
ポテチ同様に、素材の味を無視したTKGのタレが発売されている。
が・・・それを応用できる食べ方を考案したのだ。 どうだ? カタブツの私がヤワラカになったのでは?(笑)
白身と黄身を分解して別々にいただいてみただけのことだ。
舌ざわりのいいズルズル感の白身をタレでいただき、こっくりとコクのある黄身は特選丸大豆しょうゆで。
無論、私は他の料理に応用の利かぬタマゴハン専用のタレなんてのを買う余裕はないから、麺つゆだ。
これがね゛〜、バカバカしいくらいうまい。 バカバカしいからうまいのかもしれぬ。
ひょっとすると、めったに肉を食らわなくなったから、白身のタンパク質がうまいと感じるのかもしれないし、
黄身のコクがわかるのかもしれない。
とはいえ、基本的に美味しい条件が揃う。
ズルズル感が豊富で、生臭さはヒトシオながら、素直な味わいの白身に征服的な味のタレはよく合う。
黄身はコクのかたまりだが、白身で薄められて元気のない栄養源みたいな味になっていたのが救われる。
分離して食べるほうが、よほど双方の味を活かせるのは当然だ。
白身は柔らかめに炊いたアツアツご飯で、黄身はぬるい硬めのご飯でいただくのが基本だろう。
おそらく飽食のアナタは、一個でやるとショボク感じるだろうから、2コ一度にやるといいだろう。
朝は黄身2コで、夕の晩酌のシメには白身2コバージョンで。
私が感動したのは、白身で純粋な?ズルズル感を味わったときだった。 黄身はむしろ想定内だ。
茶漬よりはるかにスムーズなズルズル感、のど越しがたまらないのだ。
もちろん、せっかく無駄に風味豊かなタレの味が、黄身でスポイルされないのは、言うまでもない。
すっきりと、ストレートなタレ風味が味わえる。
黄身でスポイルされることを前提としたタレがあるなら、申し出たまえ、そんなのは簡単に論破してやるぞ。
黄身の濁った味わいが無い方が、いかなるタレであっても美味いに決まっているのだから。
ちなみに、黄身を打破する?ようなタレといえば、レトルトカレー+ウスターソースくらいなものだ。
黄身はそのくらい打破し辛い、強烈な味覚のスポイラーなのである。
タマゴハンのネタなど、あっという間に終わりで、もうネタ切れ。
ついでに鳥ネタ。
おそらく過去にも徳之島にも来ていただろう、近所の牧草地にいたハイイロガンを記録した。
クチバシと目の周囲がピンクで、なかなかカワイイ。
島の奄美野鳥の会の友人に問うても記録がない。 公式記録?としては初物。
鳥の観察者が少ないので、こうした初物の記録はわりとフツーにできる。
沖縄にも渡来の記録があるのだから、有史以来初めてということはなかろう。
首から下は毎年やってくるガン、ヒシクイにそっくりだから、その幼鳥と思っていた。
つまり、新聞記者に提供すればニュースにできたネタである。 島は平和だから、こうしたネタが記事になる。
それに、シマンチュが島の自然の実力を知るのにも役立つネタである。
もっと役立つネタがコレ。 鍋に入った超絶希少な生物。
以前、記したような、記憶がないような・・・(涙)
左のニョロニョロは、世界的に肉眼で見た学者さんなど、ほとんどいない希少種のイワアナゴの一種。
島には、地球的に希少な生物が、近所に生息している。 夜になれば、フツーに見られる。
世界でもチラチラしか見つかっていない学名「Xenoconger fryeri」という種に近いか、同一の種らしい個体。
右下の頭ばかり太った魚にも和名がない。 つまり、どちらもポン国内では眺めるのも難しい種。
鍋に入っているということは・・・超絶希少な生物が、我が家の台所にいるわけである。
捕獲して、神奈川県立、生命の星・地球博物館の瀬能先生に送付して鑑定していただいている。
いづれも新種かもしれない危険性?に満たされている、特殊なアンキアライン環境のみに生息する魚類なのだ。
アンキアラインってのは・・・私もよく知らぬものの、洞窟の汽水域ということらしい。
私は生物学者になりたいワケではないことは、読者諸氏はご存知だろう。
んが・・・私は生物が無駄に大好きだ。 好事家の窮極に値することは自覚がある。 ハブも手づかみするし。
現代において、ドシロ〜トが新種を見つけたという事実は、かなりレアな事象となるのは間違いない。
反面、新種は幻想ともいえる。 新種ではなかろうが、新種だったらエライコトである。
結果はいかに・・・
少なくとも、上の鍋のニョロニョロのアナゴに関しては、肉眼で生態を確認している人物は、
全世界で数人いるかどうか・・・の超貴重な生物でありながら・・・おそらく今夜もフツーに近所で見られる。
のだが、町内の誰も見ようとしていない。 いやほんと、フツーに、観光できるのだけれど。
反面、洞窟の汽水域という超絶特殊環境が露出している観光地というのは例がなく、
知ったとしても希少さ具合が理解できないだろうから、見に行かないのも仕方ないのだけれど。
今月中にプレス発表されるだろう、新たな和名。 私が見つけたから冠される和名である。
私が見つけたりしなければ、知られないはずの生物だったのに・・・である。
心の底の方から湧き上がる嬉しさ。 たまには、マグレでもいいから嬉しさがあっていい。
もし新種になれば、それはそれで、より大きな嬉しさにつながる。
ということで
TGとともに、酔いどれ散歩で発見した生物も、実りになりそうなこのごろ。