梅雨が明けたら
海へ行こう
世間話。
あと三日ほどで、47歳だ。 AGE47だ。
こんなに長生きするとは・・・子供のころから想像もできなかった。
良くも悪くも・・・どうしたらいいんだろう、とか思うほど、悩まなくなった。
アベノミクスも北の無駄な脅迫外交も、各国情報部の情報収集も、すべて人間の本質がなせること。
人間以外からみたら好ましい事であって、問題など存在していない。
人類どうしがウジウジとケンカしている姿は、他の生物からすれば大歓迎。
私達はやはり、増えすぎて冷静さを失っている、否、失うことこそ摂理のレールを走る正しい姿か。
原発もまったく明るい方向性が無い。
私の思いつきだが、宇宙開発なんて放っておき、原子力が情報公開を伏せてきた高レベル核廃棄物の
増大量を明確にして、核廃棄物を宇宙へ破棄する方が前向きかもしれない。
そう・・・宇宙には便利なゴミ焼き炉があるではないか! 太陽という・・・
宇宙への不法投棄者?となってしまう人類だが・・・眼前の道は多少明るくなる。
除染とは名ばかりの汚染移動行為も、これで解消の方向へ向かうだろう。
とはいえ、コスト高には違いないから、やはり人類が増えすぎて地球が支えられない時代が迫っている。
けれども、私達の世代より、いささか先になるから気楽に行こう♪ 悪化が早いほど、人類は真剣になる♪
ようよう梅雨が明けた。
パンツ一丁でも汗がだらだら出るような暑さ。 湿気とコンクリ建築の輻射熱による。
水シャワーが心地いいので、いよいよガスを使わなくなり、基本料金のみを支払うことになる。
実は、梅雨明けの前から晴れは続いているが、晴れは晴れでも圧倒的に違う事がある。
一見スカッと晴れたように見えるが・・・水蒸気の幕をかぶったような青空、山には支えきれない水蒸気が
雲というよりは重い霧となってかぶさってしまうのだ。
炎天の風が動く海岸なのに、ジャングルに居るのと同じ、ネットリとした大気が体をつつみ、首やら、手足肘腋、
ベルトのあたり、指の甲まで汗が噴出してくる。 汗をかいても蒸発しない、全く無駄な行為と体が叫ぶ。
やがて慣れて、無視できるようになるが、小便が出なくなり、出たときの濃さのスゴサで思い知る体の無理。
6月はまだ、首にかけたタオルの下がかゆくなる現象が激しかったが、発汗に体が慣れた今では、それほどでもない。
ともかく、寝ていれば足の側面が寝ゴザに触れているところ、両足が互いに触れているところ、などがかゆくなる。
発汗しても、蒸発するめどが立たないとき、無駄に汗をかいて汗腺が詰まりやすくなるのだろう。
そんな暑さをしのぐには・・・海だ! とりえあえず体温は下がる。
ついでに観察した生物を撮影するための、新たな防水カメラを購入した。
サイバーショットが購入後一年を待たず、内部の腐食で壊れかけているためだ。
ペンタックス・リコーのWG−3・GPS内臓タイプ。
白い板はストロボ光を分散させる板を100円ショップの小物入れのフタでこさえたヤツで、もともと付属ではない。
マジックテープで外せるようにしてある。 下には無駄に時計とかついている。
ま゛〜これ、テクノロジーに助けられて使えるが、ヒューマンインターフェイス的には難有りすぎて驚愕させられた。
無論、カタログスペックが優れているからこそ、購入した。
こいつの特長は
1)私の限界、5mくらい潜ったくらいでは、まったく壊れない
2)広角側が明るいF2.0でサイバーショットTX20より3倍以上明るい
4)スーパーマクロが、望遠側で1cmでも使え、むしろハイパーマクロ!
5)スーパーマクロで寄りすぎると、カメラのために影ができるが、レンズ周りにLEDライトX6を搭載!
6)半端な精度だが、一応GPS、電子コンパスを搭載
この性能は、本体内にたまった湿気による腐食でボケかけたサイバーショットの代替機として
十分以上の機能を有していて、期待というより、安心して購入してしまった。
最大最後の問題は・・・シャッターが硬くて切れないことだ。 特にダイビンググローブして押し込めない。
写真には写っていないが、シャッターも電源ボタンも硬い上に小さい。 水圧対策か?
先の画像と併せて、よく視てほしい。
本来は、シャッターの硬さくらい解消できる問題だが・・・さらにツッコミどころをこさえてくれている。
1)レンズ側には、ガチャガチャした歌舞いたデザインを実現しているが、ホールドできるグリップが無い
2)液晶側には、カメラを握り締めるための、サムレストがどこにもない。 親指の力の入れどころが無い
3)カラビナのためのストラップが太すぎて邪魔になり、握りが不安定
で・・・油断すると、指が入ってしまう。(右上)
とりあえず3は解消しやすいので、サイバーショットのと交換。
1は勇気が要るけれど・・・サイバーショットのようにポッチを接着してしまえばナントカなるだろう。
2だけは絶望的でやはり両手使いが前提ということだろうか。
それと、レンズの歪曲(地平線が曲がるアレ)を電子補正しているが、上の写真ではややへの字気味。
レンズの歪曲収差が複雑らしい・・・ワイド端でF2.0を実現するための無理が出た感じ。
色合いは、エフェクトを自動で掛けまくるサイバーショットに比べ、地味だが自然な色合い。
ちょっと一眼レフっぽい落ち着いた画質になっている。
さて、前置きが長かったが、ヨナマビーチでテスト泳ぎ。
マーメイドモードというのがソフトに入っていて、水の屈折率の違いでできる光学歪みを
ソフト的に補正してくれるようになっている。 が・・・オリンパスブルーのようなキレイナ
画像処理は加わっていないようだ。
たまたまコブシメを見つけた。 大きなラッキョくらい。
両手で扱うため体の浮き上がりが止められず苦労するものの、オートフォーカスが早く合うので写りはいい。
切り出した画像だが、ここまで写っていれば、遊び用には十分だ。
浮き上がりを腕の伸縮で補う動きをマスターすれば、ほぼ完璧に使える・・・はず・・・
望遠マクロ用に設計されたレンズだけに、わりあいサクサクとピントを合わせてくれるようだ。
むしろ、陸上より水中の方が早いんじゃない?と思うほど。
ボタン全てが硬く小さいので、グローブではヒジョーに使い辛いから、右のグローブは外した方が良さそう。
とにかくイロンナモノを捕まえたり、ひっくり返したりするから、グローブは必須。
今年もまた、巨大ナマコの裏側をツネってしがみつくガザミを探索するのも続けている。
逃げないコブシメに最接近してみた。
すると・・・
イカっているわけでなく・・・まわりの雰囲気に擬態しているのだ。
体表までチクチクにし、全力で演出している。 腕は上げないほうが似ると思うが・・・
一見、目が寝ているっぽいので、ハッチャケ?かのように見えるのが愉快な。
とりあえず使えるカメラだが・・・またしても相当な慣れを必要とするカメラであった。
やはりオリンパスのTG−2にしとけばよかったか・・・感は満々だが、仕方あるまい。
安物買いのなんとやらだ。
100円ディフューザーはいささか小さすぎ、こさえ直そうか?とも思ったが、そこそこ使えるようだ。
実はディフューザーの下にある液晶表示は、全くの無駄で使わない。
何しろ、電源オフ状態でもOKボタン長押しで・・・液晶にドカンと時計が表示できるのだ。
グラフィック的なデザインばかりに固執して、操作性機能性無視・・・
ペンタックスの経営のヤバさが感じられるには十分すぎるほど。
こんだけ派手なデザインをしておいて、グリップがないとは、何を考えているのだ?
これからもペンタックス・リコーの動向はビミョ〜だろう。
私はこのような変な会社を最近、ツッコミどころ製造企業と呼ぶことにした。
そんなわけで、一足先に真夏がやってきた。 そして夏は10月まで続くのだ。
あ゛〜そしてまた、食欲不振の夏がやってきたのであった。
汁物ばかりなのに、なぜ腹がでるのだ〜(涙)