島のイノー
世間の話。
従軍慰安婦がとりざたされる。
沖縄の海兵が女性を襲う・・・ のと風俗はこれまでもこれからもあり続ける産業なのとは、視点が違うが
どちらも事実で根は同じ性本能にあるある。
本当になきゃないで済まされるもの・・・とは思えない。 なくて済むなら、そもそも海兵が女性を襲うまい。
セックスライフから外れすぎた女性議員らが・・風俗を営む女性が全て・・・「かわいそうな人」というのは、
ヒトとしておごり高ぶった考えだと感じるが。
女性議員に尋ねるなら、こうだ。 セックス以前に、3名以上の子育てをしたか?してないなら人口維持、
増加にならないから繁殖としては失敗だ。 そのような女性が、サカシラに風俗云々というのはいかがなものか。
子育て不足と、性のはけ口を設けて多産を妨げるのが、どう違うのか・・・命の正しい存続について説明せよ、と。
楽してイジマシク、自分のDNAだけを残したいなどと、思っただけではないのか?とも。
そいういえば、Yさんに協力して苦悩を重ねた町勢要覧・・・できあがった。
ゲラも見ないで印刷したので、表紙の色がビミョ〜だ。 西日で撮ったから青空も黄色っぽく仕上がった。
ま゛〜夕陽の美しい夕暮れのまちだから・・・いいっちゃイイと思うのだが・・・斜陽の寓意ととられるか?
今日の議員大会までに仕上がらなければ、Yさんの責任を問う!と議長から釘を刺されていたようだ。
記憶力もほとんど使えないのに・・・年間スケジュールを描かない課長職。
基本的に責任を有するような働き方をしたことがないから、相当Yさんは追い詰められていたらしい。
そりゃそうだ、何かにカマケテいる間、本来やるべき仕事を無視し・・・忘れ・・・遅れ・・・
目の前にシメキリがきたときに部下になすりつけるワケにもいかず・・・八方塞を自分でこさえる人格だ。
せめて課内でかかえている仕事の年間スケジュール表は最低こさえるのがスジである。
といっても、絶対つくらないだろうな・・・
私もカナリ命を削った感があったから、超絶急ぎで編集、撮影、画像処理を日給7,000円では・・・
とてもではないが請ける気になれない。 次は、この手のヤッツケ仕事は断ろうと念じている。
大島からやってきた議員団は、ここの写真見て驚くだろうな・・・巨ハブとクロウサギ。
きのう求めたシューマイ。 当然、安物。
大坂、八尾のドリームフーズ社製。 苦労してるなぁ・・・・
けど、実際あっさりしている。 っていうかクドクドこてこて仕立てなんだよねフツーってば。
化学調味がソコソコなわけ。 けど本当に八尾製かどうか・・・冷凍してタイあたりから輸入かもね。
世の中の食の主導権は圧倒的に女性にある。
デブになりたくない女性陣に受け入れられるにはアッサリと書いたほうが、ヘルシーに見える。
商売人たる大阪人が、全うに商売して、こんだけ安いシューマイをこさえられるかねぇ・・・
世の中には、知らない方がいいこともある。
ところで
このごろ炭酸水まで健康ってことになってるの???
昨日Aコープへ買いに行ったらゴッソリ無くなってて、なじみのレジの姉さんにたずねたら健康にいいからと
まとめ買いするオバハンがいたのだとか・・・もういいじゃんオバハンなんだから・・・と思うのだが
島では、どちらかというと惜しげのない年齢に達した女性ほど、なぜか健康志向っていうか・・・
無論、足す方向の志向で・・・食いたいだけ食って不健康生活しながら、楽して長生きしたい志向。
運動は面倒だけれど飲み食いで補えれば・・・ってボケすぎじゃろが・・・けど、経済効果があるなら
そいういのもアリかもしれないなぁ。 食わせ太らせ、痩せ薬も売る・・・のを産業として目指す自治体もある。
楽して食べて、スマートでありたい・・・本能だから・・・風俗同様、儲かることは間違いなかろう。
イノーという言葉、内地ではナジミのない言葉である。
南国のサンゴ礁のある地域に赴いたことのある方は、ご存知だろう。
驚いたことに、南西諸島の標準語?とも信じきっていた私にとって、エコツアーガイドの研修会で
イノーとは何か・・・とシマンチュから問われ、あろうことか回答するのは内地人だった。
確かにシマンチュの学習能力は極めて低い水準にあるが・・・日常で必要な事柄を忘れるほどではない。
のだが・・・である。
内地では、礁池=ショウチというらしいが、私は馴染めない語呂である。
発音は合点ショウチ!でなく、五輪ショウチの方である。 語尾が下がる。
離島で都会への憧れやコンプレックスが大きいことは、これまで繰り返し記述してきたが、
こと徳之島でも、徳之島町は都市化とまではいかないまでも、相当便利になっている。
スーパーも、コンビニも、ホームセンターも、ファミレスも、ファストフードもある。
イノーにわざわざ魚介を捕りに行かずとも、カネで解決できる・・・というスジの考え方が普及している。
磯臭い魚よりも、血なまぐさい肉といった具合に置き換えが進んでいる。
ちなみに徳之島町にあるイノーのうち、下久志のイノーは南西諸島では最多の生物種を誇る場所という。
琉球大の研究者の言葉だ。 確かにそのイノー広大では、私がいつも観察しているイノーに比べて泥がない。
が・・・周囲の集落が便利になって、生活排水は多々ある。
つまるところ、赤潮が起きない程度に富栄養でありながら、辛うじて泥の流入より海水の洗い流しが勝っているのだ。
反面、洗い流しに耐えるほど富栄養ともいえる。
イロイロあるにしろ、豊かなイノーを前にして、儲からないし面倒だから忘れる志向・・・さすがはテゲテゲ島だ。
こともあろうにエコツアーガイド研修会の参加者によって知らされるとは・・・やはり雑な環境のため自然遺産から外され
伝説の反面教師として教科書に載るに相応しい島に間違いあるまい。
わかりやすいイヤミはさておき
町勢要覧から解放されて、いささか釣りにいく機会が増えた。
いわずと知れた、徳之島空港と野鳥観察台・トリトリデッキにはさまれたイノーである。
水深30センチもあれば、ノッコミ時期でなくとも40センチ級のチヌ(ミナミクロダイ)が入ってくる。
ボーナスとしては2キロクラスのカスミアジのペアや、オマケのクワァーグアーラ(コトヒキ)も入る。
おそらく20年くらい前は、女性でもブッコミで釣っていたというから、今はバッチイ心象が強くなったのだろう。
例の牛小屋の変な汁とか、除草剤とか、生活排水とか。
反面、噴飯しそうな信条もあるらしい。
1)イノーのチヌは、生活排水と泥で臭くて食べられたものではない
2)イノーのガセ=ドロガニ(ノコギリガザミ)は、貴重品で美味しい高級品
3)イノーのアオサは変な汁とか染みているから採りに行く気がないが、イタダキモノなら食べる。
ま゛〜、包み隠さずに言うと、頭と舌と鼻の悪い、ただのご都合主義のタワケ衆だ。(笑)
ただ、真面目に真剣に信じているので、笑うとか突っ込んだりすると、マジに危険だ。
シマンチュに疑問を持て・・・というのは無理がある。 歴史的に熟考しないで幸せてきた民族だから仕方ないことだ。
ツッコミどころは満載だが、とりあえず(2)が窮極だ。
もともと白砂で居ないはずのドロガニを、世間のカニ高級志向を真似て、極めて泥臭いカニを美味いと信じる安直さ。
チヌが泥臭くて、ドロガニは別・・・その嗜好の切り替えの激しさに気付かないところがスゴイ。
信じるというのは、幸せにとって最大の重要ポイントだとも思い知らされたり・・・この件は真似はしたくないが。
で・・・トリトリデッキわきで、あろうことかジグミノーが使えた!
正直なところ・・・臭わないカスミアジ狙いに気持ちを切り替えていたから、かなりガッカリした。
すくい上げてしばし・・・ぷ〜んとカニ臭が漂ってくる。 泥臭いというにはあまりに生々しい。
生食なら確実に漬けしかないのだが、F本家具へお裾分けするほども肉がない31センチ。
どうしようもないのでリリース。
実は、恥ずかしい話だが、ジグミノーのスミス・サージャーがフォーリングでプルプルとアクションするのは
初めて知ったことだった。 キャストする前に、イノーでの沈降速度をみていたら・・・素晴らしいアクション!?
俄然ヤル気になり、コレはイケル!とリトリーブスピードと、フォーリング時間を計りながら練習していたところ、
ガチン! あ゛・・・根がかり・・・が魚だったパターンだ。
ピーカンの8時過ぎ。
朝マズメからは遠く、リリース後ももう一匹が通りかかり、ガシガシ食らったがフッキングしなかった。
しかし、次の日に使ったら、また逃げる。 ニオイをかぐように接近し、数センチでピュン!と逃げ去るのである。
ふんっ!って感じでソッポを向くのでなく、ダッシュで逃げ去るのだ。
人影に警戒することは多いが、私も学習しているので、ためしに派手なアクションや服装でも試す。
が・・・5〜6mより離れると反応が極端に鈍くなるし、春先より今はずっと鈍い。
のに、離れていても急にダッシュするのだ。
気まぐれが読めぬ。
ためしに、これまで同じように嫌われてきたズル引きコーンを、やや速くリトリーブすると・・・食うのだ。
どんなスイッチなのだろうか。 結局2度バイトして、2度目でフッキングしたものの、
ゴルフボール大のサンゴの石に当たりラインブレーク。 最後のズル引きコーンをロストした。
おそら40センチくらいのソコソコ良形。
こりゃいかん!と地元の釣具店「つりよし」で注文しようとしたら、オサムズファクトリーって何?だった。
卸屋さんもろともに・・・(涙) けど注文は請けてくれた。
無論、これまで釣れたスイカカラーは避けて、脱皮っぽいコーン、地元のイワガニっぽいグリーンフナムシ、
あるいは裏側が白っぽくスイカカラーよりもリアルなカニっぽさがある焼きエビを選んでおいた。
どのような事柄でスイッチが入るのか知りたいから。
チヌが入ってくるような潮の干満の大きな時節は、引き潮で小魚が出て行くタイミングも重要だろう。
イノーの水の出口にあたる、松原漁港のミオスジである。
ルアー釣りをたしなむ役場の知人から聞いた話では、引き潮のときにハタ系がジグでくるという。
その時釣れた、気色の悪いネバリ(ハタ)だという写真を見せてもらったら、なんと小笠原クエ(ツチホゼリ)!
高級魚じゃないの・・・ 青っぽい腹の個体だったので、毒がありそうでリリースしたとのこと。 もったいない・・・
ルリハタとかヌノサラシでもあるまいし・・・毒魚のバラハタやオジロバラハタ、バラフエダイは赤いのばかりだし。
っていうか、もともと徳之島ではシガテラ中毒の例がほとんどなく、用心しているシマンチュはいないのに。
シマンチュの思考とは、つくづく、くれぐれも不思議すぎる。
問題は・・・この先のイノーの潮の出入り口には必ず魚がいるのだが・・・ヤル気がない。
数キロのカスミアジやオニヒラアジがユラリ泳いでいる。 時折ウミガメやらウミヘビも呼吸に上がってくる。
夜にはメーターオーバーのカライワシ≒ターポンまで釣れるのだと、先日写真を見せてもらった。
どういうわけかF本家具の娘さんに・・・・・・・このごろ釣りにハマっているらしい。
なにせ弟さん二人はオトナも舌を巻く釣り名人だからかも。
ポイントには間違いないし、夜や朝来れば釣れそうでもあるが・・・朝は釣れたためしがない。
夜は面倒くさくてヤル気がしない・・・
魚がいるのだからして、楽してつりたい、エサ使わずに、チャチャッと。
ま゛〜車で10分だから、気が向いたときにチャレンジすればいいことだ。
イノーのサンゴに引っかけたサージャーを拾いにいったときに見た光景。
漁港に根元の方にできた干潟だ。
左上にみえるのは、イノーのあらゆる変な汁でスクスク育った養殖アオサのノリヒビ。
このあたりにも、ずいぶんサンゴがあったらしい。 数十年前までは・・・
漁港や空港で潮の流れが変わり、砂のある場所も移動して、そこへ赤土がドッサリ流れ込んでいる。
ヒルギを植えて浄化・・・なんて間違いを考えそうになるのも無理ないか・・・ マングースの二の舞だ。
ヒルギとマングローブの意味の取り違えは深刻なものの、増え続けるヒルギに手を打つのも面倒なことだし
考えの浅い漁協連中が、ヒルギは浄化能力があるから残せというし・・・マングースよりタチが悪い。
考えの浅さでイノーはもっと浅くなる。 やれやれ。
赤だしという伝説の美味い味噌があると信じる主婦も多い。 関西の魚の味噌汁、赤だし用の赤味噌のこと。
それにあやかって、このごろは合成調味を加えた味噌にそのようなビミョ〜な名づけをしたにすぎない。
味噌に添加物・・・そんなん腐るだけだよ・・・そのくらい気づけよ! トリコとか視過ぎてないか?(笑)
ヒルギとマングローブの勘違いも、そのくらいカワイイものならいざしらず。
こうした特殊な環境だから生物は異常発生する。 それがカニだ。 チヌも渡り鳥もカニを狙ってやってくる。
ニンゲンには見え辛いが、ゴカイ類も半端でなく居て、チドリ類がニュゥ〜っと抜き出しては食べている。
ひょっとすると松原漁港でウロウロしている魚たちは・・・満腹なのだろうか?
自動的にエサが通りかかるし、流れもなくユルい海にズルズル居続けしているだけかもしれない。
とはいえいつかは食うはずだ。
ピラピラ泳ぐ、小さなソフトルアーにいじましく着いてくるヒラアジもいる。 興味がないわけではない。
次はニオイ付き味付きのエコギヤのミノーで実験だ。 現代人同様、ソフトな触感ならあるいは・・・???
食べられもしないクロウサギなんかよりも、イノーの方が何倍も面白い。
毎日イノー歩きするのも悪くないかもなぁ。
そういえば、スパイク長靴の歯がとれて、そこから浸水するんだっけ・・・ゾウリだとサンゴのカケラが痛いし。
ただ歩くといっても、結構面倒は多かったり。
とりあえず今度は、シャベルでイノーを掘ってみるとしよう。 なんか面白いヤツが出てくるかもしれない。