テレビ的社会と、我が家の生活

 


少々驚いた。

流行語大賞のスギチャンて誰だ?

ちょっと前、グーグルニュースの上の方でケガした記事を見かけたが、アレと同じのなのか?

AKBもそうだが、テレビがないから、さっぱり知らない。

知らなくても生活には全く支障がない・・・けど、それが流行語様であった。

テレビのチカラってスゲーなぁ。 ノリで世間を明るくしたのだろう。

私の周りでそのネタを耳にした事はないけど、ま〜エライエライ。

 

メリケンがオスプレイを最新型と報道しろ!と圧力かけるのもわかる気がする。

TPPのネーミングもそうだ、自由化といえばいかにも正しそうである。

自由といえば聞こえはいい、けれど例えば・・・銃刀を持つことが許されないなんて

自由じゃないだろ!?というのを自由化ととるか・・・は、微妙ではなかろうか。

勝手に自由と思い込んでいる事柄を押し付け合うのがTPPの場で、まじめな日本は不利である。

そういった心理操作されたネーミングにホダされてしまった国民が、誤解の連鎖をしていたり・・・

くれぐれもテレビの情報操作能力の高さに、納得というか、操作されやすい国民の恐さも感じたり。

島国でまじめに純朴に育っている我等。 高度な平穏社会であり、だまされやすくもある。

心理操作は悪意ではない。 自国にとって正義なら、他国は利用価値の存在でしかないだけだ。

 

報道される内容について、心理効果を狙っていないのは、まじめな日本人くらいなもの。

国際的な報道や、ネーミングには、すべて効果を盛り込み済みである。 そのくらい常識だ。

なにもキムチ一族にだけ悪意の報道があるわけではない。 むしろ彼らは堂々と正直である。

どうでもいいが、北の家庭にどれほどテレビがあるのだろう。

 

ま、我が家になくても大丈夫なように、お仕着せのメディアなど

さして重要な情報ソースでもないだろう。 ながらで聴くラジオ程度で十分だろう。

よほど、娯楽に飢えてない限り。

 

ちなみに

前にも書いた気がするが、島での売れ筋は32インチ液晶テレビである。

にもかかわらず、子供が小さい30代前半までの世代は、そろって40インチ以上を思い切る。

大きな映像は没入感が大きくなってくるので、脳への刺激が大きく主観的に感じやすくなる。

 

そんなおり・・・私は少々悩んでいた。

以前から、リアルサイズ表示のDVD図鑑を出したかった。

望遠で撮影した鳥類はパースペクティブもかかっておらず、テレビのリアルサイズに適している。

メディアプレーヤーやポスター、フォトフレームとしてのテレビは、未だ進化の遠い感が否めぬ。

しかし、やはり図鑑の基本はリアリティ。 電子的に封入された情報だけで済む映像信号なら

誌面の大きさや、無駄な重さ厚さに拘束されることもない。

 

しかし、意外にこれまで撮影してきた1,000万画素クラスでは精細度が足りないものも多く、

まだ少々、素材収集に勤しむ必要もありそうだ。

とはいえ、軽くジャブを打つ意味でも、安価な1,000円程度で100種程度を

32、37、40、42インチあたりで表示できるようにできればいいかな・・・とも思う。

図鑑は見やすくなければダメであるが、メニューをいかにこさえるかも悩ましい。

島にはブルーレイレコーダも少ない。

 

そんなこんなで悩ましくも忙しい師走を迎えている。

ボランティアや、山登りの誘いもあるが、キャンセルである。

 

もう一方で、

説明板製作中の、例の洞穴のハゼだが、実はわずか前に新種とされたカワアナゴと判明。

http://bunxa.sblo.jp/article/50258956.html

同所にいたエビで問い合わせした、琉球大F田氏が宮古島で発見されていた。

 

洞窟は新種の宝庫だ。 新種を発見して有名人になろうと思うなら、ハブを恐がらず、

洞窟に入りびたれば良さそうだが・・・私は釣り人だ。

そこがポイントと判ったらイケスの魚・・・興味は失せてしまった。

新種発見や大物釣りは時の運、活動のオマケである。

子供でもあるまいし、狙うのは私の流儀ではないから、ひたすら身の回りを歩くのみだ。

360度リアルテレビのような生活、体調も懐具合も芳しくないものの、日々愉快である。

少々体力も脳力も低下しているので、このあたりで失礼。


追伸

植物、こと木々の紹介のための撮影は難しい。 薄暗いジャングルでの撮影を甘く見ていた。

単独であるわけでもなく、絡みついた植物、隣接する似た植物、台風で傷んだ葉に折れた枝、

光があたれば照葉がテカリ、暗ければ真っ黒に写る。 風が吹けば、すぐブレて写る。

同級生の課長からの依頼だから受けたが、説明板の制作、植物の撮影のために大赤字だな。

次からは注意しておこう。


ではまた