この秋
島はすっかり、台風の脅威から立ち直った?ようなイメージがあるなら全く間違い。
ぜんぜん予算がないから、通ってない県道もある。(島に国道はなく、県道こそ主要道)
見方によっては、木々の葉が散り果てたり、折れ、倒れたりして見通しがよくなった。
屋根や家自体が飛んだり、急斜面だったところが、ことごとく崩れ放置されている。
電線や光ケーブルの復旧工事が、まだ続いている。
この秋、渡り鳥が多い。 身近にやってくる。 素直に嬉しい日々である。
6月にやってくるハシブトアジサシが、秋になってまたやってきた。
例えがムツカシイけれど、同じ人気テレビタレントに春秋2度逢った・・・くらい?
テレビないから、タレント知らないけれど。
人気は別として、高倉健さんくらいのタレントさんで、願いたいレベル。
国内で数えるほどしか、観察されない鳥だ。
さいわいネットに画像が多いのは、人気のしるし。
いぶし銀なイメージも健さんっぽい。
つい先日、ヒシクイがやってきた。
ガンの一種で、デカイのだ。 だから運行公園を管理する館長から連絡が来た。
南国にはガンやツルが来ることは希。 だから島人もデカイ鳥には敏感なのだ。
モアで草刈しているところを、残して刈っておいてくれた。
で・・・髪の毛も、存在感も薄れたからか・・・なしてか逃げないね、ヒシクイたち・・・
カモやハクチョウと違って、細くパワーあふれるクチバシを観察。
自然って、いつ何が起こるかわからんもので、
ネットでは、ヒシクイは警戒心が強いとかあるし。
20mくらいまでは寄れた。 それより寄ると、のたのた歩いて距離を保つだけで
積極的に逃げたいわけでなく、ただ、変なオッサンがメンドウなだけのようだ。
こいつらは
オオヒシクイ並みに大きいのに、ヒシクイのようなクチバシで中間型なのかもしれない。
オオヒシクイとヒシクイは地域や食べ物を買えて分化しつつあるようだけど
分布が重なっているところではアイノコがいるらしい。
マニアではないので、事前にジロジロネットリと調べ尽くして知っているわけでなく
こうして実物を観察したときにスペックを知るのが私の方針。
基本的に、見たことのない動物の細かなスペックは知らない。
小さい頃眺めていた小学館の図鑑には、細かいことは載っていなかったから。
この秋、畑とイノーの周辺の渡り鳥は多い。
なぜだか知れない。 が・・・他の地域の魅力が薄れたから、やってきたかも。
工業地帯になったり、畑作の用水や池になったり、田になったり。
あとは、季節風が強く、大陸は存外寒すぎるとか・・・
珍しく、カモが干潟に多い。 ヒドリガモ限定ではあるが。
カニやゴカイが多いだけでは、カモに人気が出るわけではないから
どうやら水温が早めに下がって、アオサノリが生え始めたのかもしれない。
う〜ん、このごろ頭の中がゴチャゴチャして、まとめられない・・・
今週はこのあたりで。