いや、南国では
どーでもいいんだけどセシウム・・・
なぜか関東の大学でなく、近畿大が調査して判明した
セシウムの増大が、NNNで報じられた。
でもこれ、あまりにイビツな情報である。
山崎教授によれば、魚にとりこまれても蓄積しにくい・・・という発表。
だが、実際にはフクシマ沿海では、沖合いの魚からも検出されている。
被災すぐに取り込まれただけ?なのだろうか???
このあたり、住民パニック抑制や、政府の情報統制が感じられる。
首都東京の機能が失われると、日本が危うい・・・との誤解からだ。
石原知事ですら、パニックを危機に感じ、口をつぐんでいるように思う。
バレたら、除染するしかない、それまで無駄に動くな・・・ということだろう。
そもそも、江戸前の魚たちは、セシウム以前に危険な化学汚染魚である。
今のところ、過去よりマシになった情報しかないが・・・
勝手に前向きなのはかまわぬが、食べている方々は、
未知の化学物質の実験体というか、献体役を自ら買って出ている・・・・
止めはしないが、自分が考えなかったことを、人のせいにしても
汚染病は治らないかもしれないし、賠償という形で、税金を私的利用するのは
そもそも税の在り方とは異なると思う。
役に立たない役人に支払う給与のための、仕方ない税金・・・と同じと思えば
気が楽になるだろうか・・・?
ともあれ、セシウム産品は、あちらこちらに流布している。
粗い網を通過して、ばんばん出回っていて
なのに反面、網をかけている行為に安心し、油断しているように見受けられる。
今はまだ、蓄積量が少ないが、あと30年も続く。
DNAが壊れたら、もう二度と回復することはない。
万一、末代まで壊れたDNAが引き継がれることもであれば、間違いなく
今のうちに死んだほうがマシ・・・なのではなかろうか。
欠損したDNAを引き継いで産み落とされた子供らの不幸は、計り知れぬ。
うかつな現世代の家族のために、未来の血筋が汚染され、あるいは絶える・・・
若者や、子育て中の方々は、くれぐれもお気をつけいただきたい。
ま、南国には関係の無いことだろうから、私の知ったことでもないが
変な感じで税金が投入されるのは、イマイチ納得がいかない。
遠いからこそ幾重にも、フクシマは心象が悪いのである。
危険のある関東以北に住まわれている方は、風評だといわれようが、
自分を信じて、最大限の防衛を、30年間続けることを願っている。
後手後手の放射線検査などに頼っているだけでは、安全は得られぬのだから。
漁師や農産物、畜産を営む方々は、自分たちが生きるため・・・と意識が
自分のためだけに向きがちであり、悪気が無い方が、より深刻である。
人格破壊が進んでいる・・・ともいえるかもしれない。
とりもなおざす、絆とやらが存在していない証拠。
無いから気楽にセシウムが配られる・・・
でも
これからのち、50年以上フクシマの放射線関連の訴訟は続くのだろうと思う。
もちろん、電力会社が起こしたのに、なぜか被告は国になる。
税金払うのもバカらしくなってくる。
加えて賠償費用を捻出?どころか電力料金を値上げときた・・・
分割して国民が支払ってくれ・・・って、どれだけ傲慢な乱痴気騒ぎだ?
株主どもが負担することだ。 考えるだけで、まったく気分が悪くなる。
フクシマが国のために利用された?
なら南西諸島の方がずっと重篤である。 悪いが東北など、まったく大したことはない。
ただ、地震と原発がたまたまダブったから悲惨に感じただけで、恵まれていないのは
同等かそれ以上の悲哀、煮え湯状態である。
日本は本土中心に回っており、南西諸島などどこふく風、あるいは土台だ。
米軍基地移転問題で浮上したのは、なぜ沖縄本島とか徳之島だけだったのは
まだ、内地人の方の記憶にも、とどまっていることと思う。
奄美も、昭和28年までメリケン支配されていた。 その意識が、徳之島案を呼んだか。
奄美は、基地が無いぶん、物価が高い。
というか・・・日本の遠隔過疎地の限界地域の典型になりつつある。
何をするにも運賃。 ガソリンもLPガスも、輸入されるタマゴも牛乳も格段に高い。
クロネコや佐川のお陰で、宅配は内地価格並みで、アマゾンの送料も無料。
大変なのは、高齢化率が高いこと。 男性の平均寿命が短いこと。
医療が遅れているのと、健康診断や病院にかかること自体控えられている。
豚の三枚肉ばかり食って、タバコ吸って、酒を飲み倒すから仕方ないが・・・
脳梗塞なんかも結構多く、そこらにビッコひいて、片半身動かないオッサンが
散歩していたりする。 ろれつが回らないオッサンもいる。
周囲がろくに見えていないバーチャンが、軽トラや原付を運転して事故が多い。
同じ集落の友達の家に行くにも、車かバイクである。
でも、そんなことが日常化しているので、島人はそれが普通と思っている。
被害者妄想は無いがゆえに、置いてけぼりな地域が奄美だ。
大学へ通うために島を出たら、絶対に戻りたくない気持ちも分かるような。
地続きでどこでも行ける、帰れる・・・素晴らしいことだ。
台風になっただけで、物資が届かず孤立する島とは違うのだ。
沖永良部、徳之島、トカラの島々は観光化できないでいる。
もっとも観光化している島は、ほとんど沖縄のようなヨロン。
7月に視察することになったので、どのくらい違うのか肌で感じられるだろう。
沖縄から近い鹿児島県が、沖縄のおかげで栄えている島。
不便だ、運賃が高いだ、原発だセシウムだ、文句ばかり言っても始まらぬ。
とりあえず、梅雨に入ってから、やはり爽やかな晴天が多くなった。
それは反対で、むしろ梅雨に入るまで、あまりに雨や曇天が多かったのだ。
これから台風シーズン。 台風と地震が一緒に来ないよう祈るばかり。
そうそう、報告事項がひとつ。
教育委員会から声がかかり、文化財保護審議委員に任命いただいた。
しかもいきなり副会長である。 いいのだろうか天城町・・・?
5名の委員のうち、若手?2名は40代で内地人。
ほかは、50代以降の島の方々である。
また委員のうち4名が顔見知りで、会長になられたM田先生とても
互いの顔を見知っていて、互いに話をしたことがなかっただけ。
文化的な事柄に熱心なのは、内地人か年寄り傾向にあるのだろうか?
確かに島の20〜40代は、スポーツにとても熱心で
そちらの委員は、これまた知人で美人妻をもつT田さんもいた。
野球の指導員である。
ちなみに、構成は
会長、M田先生=元教諭で、現・民謡日本一小学生、高校生の部の先生で70代。
M井さん=自分の畑から石器が出てきてから、石器と石マニアになったオジイチャン。
F本さん=家具店、コンビニ経営者。 カメラ仲間で、鳥にも詳しい。
ケンチャン=牛の獣医。同じ奄美野鳥の会会員で、共に野鳥の調査などをしている。
副会長、私=動物写真撮影、観察屋。
教育委員会の担当はG志堅氏、考古学系の学芸員。
一応、自然から文化、考古と面子が揃っているところがスゴイ。
さておき
このような立場をいただいたおかげで、近所の洞窟の調査もしやすくなった。
今年度は、目だった役場の仕事もなくなったので、ずいぶんヒマで貧乏になるだろうから
いろいろフィールドに出られそうである。
他方、右手のケンショーエンがひどくなっているので、釣りの修行もやり直しっぽい。
左投げ右巻き・・・に直すのだ、やれやれ。
そういうわけで、このところコチラの記事が遅れがちに・・・とイイワケしておこう。