ケンショーエンがきついので

 


歳がいくと、痛いとこや病気自慢がしたくなるものだ。

当然私は、ウツ崩れの不眠症である。

そのほか、横になる時間が長すぎて腰痛どころか背痛、

立ちくらみどころか、座ったままくらみ、吐き気がすごくて一日一食、

そして手首の軟骨が外れかける、ケンショーエンが最盛期である。

 

先日、ちょっと嬉しい情景に出逢った。

あ゛・・・・ 間違えた、内股な感じ?の車検の代車が、かるい尿漏れだった・・・

そんな写真。 でも尿漏れみたいにホノボノと臭いそうなものでなく

燃料だから、ちょっとヤバイとかもしれない。

 

それはおいといて、昨年12月、Aコープがリニューアルオープンし、

なんだか内地の近郊スーパーのような、一歩入ると別世界のようになった。

それまでは、企業努力とか陳列の工夫とか、新製品の訴求とか

そんなのはまったく関係のない世界だったところが、一新したわけである。

 

私は酢にもコダワリがある・・・といえば聞こえがいいが

幼少のころから、現像所のツーンとした酢酸のニオイが食品に添加されるのが

とても嫌だった。 写真屋の家族だから仕方ないのだが・・・

寿司が苦手なのはそのためでもある。

無駄に手で握り締めた刺身というのが、ひどくコッケイなこともあるが。

 

だいたい、コダワリなんてのは、好き嫌いの激しさを無駄に前向きにしただけ

という事柄の場合が多いものである。

私はツーンとしない、リンゴ酢オンリーユー派である。

 

ともあれ、ラインナップがとても増えた。

ワインビネガーやバルサミコ!島の人は知らない酢がたくさん並んでいる。

残念ながら、なぜか変わらずミツカンのポン酢がない。

酸っぱいのが嫌いな島人、甘くしないと食べられないので、苦手らしい。

 

左端にあるのはヒシクの良香デ酢という、

ぶっちゃけ社長のヤブレカブレな駄洒落そのもの、という怪しい酢。

どこかの通販にもあった・・・

酢というよりは合成調味料で、成分をみると

砂糖、醸造酢、梅酢、砂糖混合ぶどう糖果糖液糖、醤油、食塩、

鰹節エキス、昆布エキス、発酵調味料、調味料(アミノ酸等)、酒精、香料

おそらく、そのまま舐めても美味しい、ダシの素やマヨ的な万能調味料酢である。

 

ナニモノを調味しても、この味になる・・・という征服調味が鹿児島流。

素材はとりあえず、ドーデモいい流である。

こんなのがあるから、島人の舌が壊れるんだよなぁ〜。

といっても楽だし、マヨみたいなものが流行るのは仕方ないのだろう。

マヨラー、ケチャラー、ヨカデスラー・・・なんとなくガミラス艦隊が侵略しつつあり

沖田艦長が必要になりそうな傾向にある。

 

プラスがあるところ、必ず負の要因が同様に存在する。

豊かになるというのは、いいものである。 と、信じたい。

 

我が家は、少ない調味料で千、万の味を出したい派である。

ナニにでも化ける味でなければ、少数精鋭にはならぬから

我が家とは対極にある調味料である。

 

酢も社会も、シンプルな方が気楽でいいと思うんだが・・・

ってことで、キーを叩くのがしんどいので、このへんで。


ではまた