咳がとまらぬので

 


コダワリは病気のひとつだ。

ウツなんぞになるヤツは、コダワリやらプライドがあるに違いない・・・・・・

 

ゲンコツで喧嘩したことないやつが、肉弾の塩梅が分からぬように

命の塩梅を知らぬ現代人には、コダワリやプライドがどのくらい

精神や肉体に影響を与えるのか、実際の症例が得られすぎないでいる。

 

私の体は、ウツ系の症状こそ自己分析でなんとかなるが

南国に引っ越してなお溜まっていくストレスが、トリガーになっているらしい

喘息系症状は解明できないでいる。

 

ってことで、今週はまだ咳のなか・・・なので記事を書くほどの

活動も活力もないわけで。

 

あいかわらず、奇形のネコいちやんは、私の雰囲気に寄ってくる。

でも、おかしいのは、やってくるのに3m以内にはやってこない。

ビミョーな距離感こそ、盲目の生きるコツなのかもしれぬ。

 

そ〜っと手をかざしてやると、ニオイを感じ・・・カサついた舌でペロペロと舐めたり。

 

まるで可愛くない容姿だが、普通に全力で生きるいちやんからは

チカラをもらうというより、生きる意味を求める虚しさ、おごりを感じさせられる。

生きたくないものは生きる必要など、もともとないのである。

 

大切なものとか、プライドとか、そんなの意味がない。

生きるために生きるチカラ、それが生きるということだろ・・・と、いちやんは言うよう。

 

私はとみにこのごろ、気力がない。

希望とか、そんな明るくまぶしい物は、なくなって久しいからか

大切な浮世への執着とか、家族への思いやりとか、未来への期待とか

そんなのがほとんど全て失われ、気力を心からとり出すためのキッカケが存在せぬ。

だから、このごろの病気が治りにくいのだろうな・・・と思う。

治らぬのは、よる歳並みなのかもしれぬが。

 

ま゛、オッサン独り生きていくには希望の薄い時代・・・ってことにしとこうか。

欲しいものも、食べたいものもほとんどない。

ただ・・・釣りたての魚を食いたいなぁ。

 

そういえば、修理しようと思っていたノイズキャンセルのウォークマン。

分解したのだが、回路の不備は無く・・・極端に繊細な端子部の一部金属部品が

折れていた。 右下のヘッドフォン接続部にある、気づかないほど薄く細い部品だ。

修理は無理と覚り・・・不燃物となったウォークマン。

 

ノイズキャンセルを搭載した、もっとも小型のウォークマンである。

残念だ・・・ 現代の科学とは、無用なカラー画面を搭載して大型化し

無駄に高額、重量化しているものもある。 うっとうしいな・・・


ではまた