まだあったのね・・・町内イベント・・・
尖閣問題でインターネットを危惧する無知なオトナがいる。
インターネットは事実上検閲不能、無法コンテンツであふれている。
しかしながら、ビデオしかり、ゲーム機しかり、ネットしかり
エロ系コンテンツが普及するインフラとなったからであって
むしろ、そういうのが正常な性状進化なのである。
まじめなヤツが作ってきたメディアなんて、アリャしない。
人類の歴史も、動物の歴史も、
ほとんど性善っていうか性が全て、性に全力、
性全説って感じで成り立ってきたのだから、それが正しいアリカタだ。
そんなことより、
そういうことを言う大半が、男だという事実が間違っている。
女性はワーワー言うだけで、何も考えてないではないか・・・
なんなんだろうね、この社会ってのは。
文化の日、昔は町民運動会があったそうな。
今は天城町の文化祭とやらが開催されるようになった。
まーなんだ、平たく言うと町民の趣味自慢爆裂大会といった趣き。
またまた写友会に巻き込まれた感じで、
金もないのに、自腹で額を買い写真3枚を展示することとなった。
わりと最近までインフラが整っていなかったから、
ケーブルテレビとか電話とかインターネットなんてのもここ最近のこと。
娯楽といえば、闘牛とか、飲み会とか、逢引とか、海産・山菜採りとか
皆で集まらないと出来ない事ばかりで、娯楽が構成されていたよう。
釣りはあったようだが。
だから未だに、闘牛を飼育するのは男のロマンだ。
朝夕草をやり、運動させ、手入れしたり
眺めたりしているのが好きな男が結構いる。
肉牛の飼育とは全く違い、牛小屋はとても整理されてキレイだ。
一方、島の男たちはヒタスラ食べずに酒を飲む。
おそらく、のんべんだらりと飲み続けてダラダラする楽しさが
今に伝わっているのだろう。 そこに女性はいない。
そういう娯楽だったのだと思う。
これほど純粋に酒が好きな民族は、奄美群島くらいかもしれない。
あーらら、閑話休題。
それにしても、文化祭って、祭り好きだなぁ。
気になるのは、参加しているのがほとんど50歳以上の
不便な時代に育った人たちばかりだということだ。
B&Gが勝手に作って町に置いていった施設で開催された。
船舶振興会って、船に乗ろうとするとカネを巻き上げる団体だ。
無駄だなぁ・・・
すぐに壊れた温水プールといい、維持費が無駄に高いので、
あまり貢献していないが、ないよりはマシといったところか。
それにしても、
完成度の高い作品はみな、何年か連続して展示しているようだ。
写友会の写真も同様・・・やれやれ。
一応、私も参加したので記念撮影。
ヘラサギとイトトンボとクロウサギで、ちょっと地味目な構成。
というのも・・・写友会は写真の趣味集団だから
ちょっと地味でマニアックな写真をそろえたのである。
案の定、左脳派の企画課長にはとてもウケが悪かった。
左脳派には派手でコントラストの強い、刺激的な写真しか
目に入らないのである。
一方、想像通りイトトンボは女性の目にとまっている。
トカゲとかヘビとか、縁起が悪いとされるコノハズクでは
気味悪いだろうと思って、ちょっと気を使った出品をしておいた。
例のサイバーショットで、3ミリ少々の頭をでっかく撮影した作品。
あれ?と思わせる策は、成功したようだ。
なにも文化祭でムキになる必要もないし、
せっかくだから写真を見てくれる人の反応を、確認したかったのだ。
夕暮れのヘラサギは、影との線対称だけでなく
開いた口には、くわえようとするカニが宙に浮いている。
クロウサギの写真は、何度か青の舞台にも載せたが
クロウサギが草を食んでいるところである。
よくよく見ると、ちょっとした驚きのある写真を選んでおいた。
分かってくれた人がどれほど居てくれたことやら・・・
おおっ!
南国の季節感や風流とは・・・
そこで感じる季語とはどんなん?と思ったら、川柳がてんこ盛り。
年季に加齢に高齢、自嘲・・・枯れてるなぁ・・・
一番左の作「迷惑を かけられかけて 日々生きる」これは名作だ。
島でなければ、おそらく生まれまい。
島は迷惑を承知でおしかけて、借りを作りながら、
一方で、迷惑を受け入れる嬉しさを得る。
必要以上に頼ってなんぼ、頼られて一人前・・・いい句だ。
「雑談は お互いさまに 生きる糧」みたいな感じ。
くだらなくみえる日常の接点が、実は人を支えている。
なにげない接点さえなくなれば、真の孤独になる。
そんな支えられ合う?気持ちあふれる句が温かい。
川柳にくどくど解説はヤボだな・・・
島人は言葉づかいは雑だが、心は純粋だから、
川柳の言の葉が生もののように、鮮度を感じる。
近くに居ないと分からぬかもしれないが・・・
文化の日の午後は、郷土舞踊、演芸で盛り上がったそうだ。
といいつつ、3時ごろには作品を早々に回収しちゃう都合よさも
島らしいといえば、そんな感じか・・・
娯楽が増えるにつれ、年々盛り上がりがなくなるイベント。
社会性と科学が高度になるほど、冷めていく感情とは
いったいどういうことなのだろう。
情熱は変わらぬが、傾ける場所が増えて、薄まっていくよう。
都会ほど冷めきってはいないが、そのほうが楽に見えるので
何事にも感心を示さない20代、30代が増えている島の事情。
一方、島は付き合いが濃いので、すぐに人恋しくなる人ばかり。
食料さえあれば何日でも一人で旅をしたり
家に引きこもって、ダラダラ過ごすことはできないらしい。
人との接点が自然に増えるので、やっぱり頼まれごとをして
イベントなどにもシブシブ参加することにもなる。
運動会はそういう感じだったが、文化祭は別のようだ。
大雑把で不器用な人間の多い島の若者世代には
不向きすぎるのだろう。
大半のイベントで見られるのは中学生までの子供と
ジジババばかりというのは、見ていて寂しいものがある。
ともあれ
文化祭とは、昭和40年代以前に感じた不便よりも過酷な
いろんなM的?生活を楽しんできた方々であって
そういうM的娯楽しか無い世界を経た、人生の作品があふれる
味わい深い文化祭であった。
辛さを楽しさに変える、田植え歌のようなものだ。
クレームをつけるなら一点、
「何年つかいまわししたら気が済みますか?」(笑)
トライアスロンが終わったとき
年末までイベントはないと聞いたのに、まだあろうとは。
しかも額代を出費してしまった。
ま、いいか・・・ようやく移転費用50万が振り込まれたし。
ちなみに
イベントの後先には、オッサンタチがイイワケつけて
決起大会だ反省会だと、飲み会をしていることは言うまでもない・・
ところで
あの大雨の影響で、人的被害はなかったが
土砂崩れが起こった場所は復旧できないほどに崩れている。
これは林道だが、我が集落のすぐ裏手の川沿いも
高さ50mに渡って崩れ、斜角が60度以上もありそうで
どうしようもない状況になってしまった。
林道の崩落を確認しにいった帰り道
内地同様、冬鳥のジョウビタキ(♀)を見つけた。
渡ってすぐは、舌打ちでタタッ、タタタタッ!と鳴らすと
10m以内にやってくる几帳面な鳥である。
こいつがやってくる季節なら、もう台風も来ないだろう。
さてと
美味しいものでも食べるか?とAコープに行ってみたら
お惣菜コーナーに、ナゾのフライが居残っていた・・・
主となる原料が書かれておらず、味付けした素材しか記載が無い。
JAあまみなんぞ、この程度である。
そこから出荷されるサトウキビや、野菜に信頼がおけるだろうか・・・?
役場同様、断然ヤル気ない団体である。
このフライ、味の素的な調味料を固めて衣をまぶして揚げた製品だろうか。
意味が分からねー!(笑)
JAあまみオリジナル
アミノ酸等のカツ!っぽいアレ?
スゲーな南国。
誰の何のための282円なのかナゾはナゾを呼ぶ・・・
これも天城町の文化の進化の証人的な光景だろうか???
何を目指した食品なのか。
以前はこんなのもあった。
めんどくさいので指摘する気にもなれない。
鳴門は中国だということか。
原材料名の最後に、塩抜きして使用する事という名がある。
どういう材料なのだろうか・・・くれぐれもユルい。
島で生活するのは、それほど大変ではないが
ユルユルから身を守らなければ、人間としてダメになる。
あーもう、だいぶユルユルになっちまってるんだろうなぁ・・・