いろいろ
一足さきに
耳に風を感じるなーと思っていた。
毛布かと思ったら普通の布団で、なぜか耳が存在を感じていた。
布団の気配を感じる耳に進化したのだと信じていた。
気配の原因は、耳毛3.5センチにあった。ジャスト3.5センチ。
長いこと寝過ごしているうちに、
時は過ぎ、嫁さんも子供もいないのに、体はジジイに近づいた。
頭の毛は減るのに右耳とか左耳に長髪が生え出した。
長髪っていっても、なんかクニョクニョしてヒワイなデザインのやつで
3.5センチまで気づかなかった脳のジジイ化も進んでいるようだ。
少なくとも2.5センチ、対米用に換算するとほぼ1インチも露出して
ずっと生活していたのだから、もう基地移転どころの騒ぎじゃない。
ただ
クニョクニョ巻いていた可能性も高くて、
ながらく風を感じてこなかったのは、天パー?収納されていて
風にも人目にも触れなかったのかも知れぬ。
歳をとると、鼻毛が伸び伸びするが、耳毛までとは・・・
いやいや頭髪も暴走してくれよ、不公平だろ?
耳毛どころか、何しろ腰が良くない。
長寝していると、腰が痛くて眠れないし、柔軟運動すると
神経が引っ張られるように痛んで、体が硬い。
痛いところ談義で、気張ってしまう時分になったんだ。
歳だねぇ・・・・・・・・
寝るといつか回復すると思っても、そうでないこともあるのだ。
やっぱりナンボ寝ても痛みは強くなり、眠れなくなってしまう。
寝たいが寝られない状況は、なお続くのである。
そういえばこのごろ
少し前の沖縄の地震の影響以来、断水が続いている。
島は意外に高低差があって、我が兼久(かねく)集落から
下の平土野(へとの)集落まで、100m近く下るのだが
途中にある水道管は、その急激な落差と水圧に耐えられず
地震の影響で、あちこちガタがきたようである。
一ヶ所治すと、また次といった感じで、アチコチ破裂する。
気になっていても、大丈夫と思ってダマシだまし続けていると
いずれそのツケは、わりと大きなダメージとなって現れるが
蓄積は無論、以前から着実に自分が行っているわけで
誰のせいでもありゃしない。
ま、強いて言うなら、時間か、歳か・・・似たようなものだが。
ガス器具修理に行くと、たいがい何ヶ月か前から調子が悪いと
打ち明けられるように、人間というヤツはギリギリまで無視して
稼動するようにできているらしい。
何のための医学か、何のための脳みそか良く分からんが
昔、生きるか死ぬかの生活をしていたころの形質が残っている
のかもしれない。
とはいっても・・・現代では無駄な能力だ。
無駄に体外物質に反応する、アレルギーみたいなものであり
常に大丈夫と思い続ける、無駄な不健康アレルギーである。
普段から不健康だと、そうはいかないけれど
ま、どっちもあまり、賢明でも幸せではない。
しかし、
今年でやっと44歳という、オッサンの花道的なトシゴロなのに
かなり老化現象がきつく出ている気がする。
生き急いできたから仕方ないのかもしれぬ。
あるいは
希望がなくなったり、早くも引退した人間は老けるというから
そういうものなのかもしれない。
絶望もなくなったが、希望もほとんどない人生なので
やっぱりマズイのかなぁ・・・
まあしかし、一足先に老化しているのかもしれないが
一足先に初夏の旬を味わうことができる。
島のソラマメはなかなかだ。
見てみてほしい、ゆでてしばらく経っても、シワがない。
実が詰まっているので、ホコホコのソラマメだ。
でも、一瞬しか売っていないので、見たときに買わないと
次は買えないようである。
小粒のためか、わざわざサヤから出して
たっぷり袋に入って200円という格安。
でも100円販売だから、幸運にも残っていたようだ。
一足先に老後の田舎暮らし?
今回の普天間あれこれでどうも現政府が嫌になった。
もともと政治屋はボンちゃんたちばかりで、現実離れしているから
信用ならなかったが、ここにきて肝に据えかねた。
米国との密約に迫るようなフリだけしておいて、
根幹の敗戦国に向けた不平等条約の内容は闇に消した形だ。
やはりこの事実、事態が、戦勝国と敗戦国の間に交わされる
明かされない裏側の約束の厳しさを物語っている。
独立国家としての体裁だけで、事実上は盾とか工場、財布であり
その地位を甘んじるしかない国家に成り下がったことを
我々も見ないフリをし続けるしかないのだろうか・・・
経済で役に立たなくなってきたから
今となっては、我々が北朝鮮のすぐ近くにあることが重要なのだ。
連中が日本を攻撃した時、米国は全面戦争をしかけられる。
国連の名で。
適度に刺激して北朝鮮に手出しさせる方が、ありがたいのだ。
米国やNATO、実のところ中国から見ても、我々はむしろ盾ではなく
タマウケであり、防がずに攻撃される必要があるのである。
列国から、北朝鮮のウサのハケ口として置かれていることを
キッチリと認識する必要がある。
ともあれ、
選挙があっても選ぶことができない国に住むとは難儀なものだ。
毒液を飲むか、飲まされるか、どっちも幸福を選べない。
国債でつぶれかけた経済のために、国を売ってしまって
目指す未来とはどのようなものなのだろう。
自分の住む島が、陵辱されようとすると分かる真実。
これまた内地より一足先に感じられる島生活であった。
ながらくイケニエ生活を続けてきた沖縄の方々よ、大変だな。
沖縄本島ほど大きくない徳之島だと、
文化も自然もズタズタになるのが、身にしみてわかる。
経済でも煮え湯を飲まされてなお、
黄色人種を、平気でひき逃げするストリートギャング崩れを
これからも受け入れようというのだろうか、我ら日本は。
我らが強烈な一神教徒ならば、おそらく米国にテロが頻発したろう。
もはや、つけこませるにもホドがある、柔和なる我らの心に。