6/21追記 やっぱり奄美は愚駄愚駄すぎる!

 

環境省の写真使用問題

もう疲れた・・・

 


あろうことか、もう写真が盗まれ無断使用された。 しかも省庁ではないか。

地元K村獣医とOチャンに協力してもらい、ようやく撮影できた貴重なカット。

どれだけ試行錯誤して撮影したと思っているのだ!

メジャーな動物写真家に比べたら素人写真などどうでも良いのだろうか。

なら、メジャーな写真家らに撮影依頼すればよかろう。

 

今年3月発行の環境省奄美野生生物保護センターのパンフレットである。

地元、奄美大島の写真家の写真の下に、部分拡大で掲載されていた。

出先機関とはいえ、国家機関が無断で盗用とは仁義にもとる。

 

オリジナルは下の写真で、後ろ足のつま先が切り出され、掲載されている。

 

子供向けなので、まー穏便に・・・とでも言うのだろうか。

それとも、予算がないので、事後ですがご提供を・・・とでも?

 

チッポケな動物写真だからといって

国家機関が無断で個人財産に手をつける事は言語道断であり、

飲酒運転同様、違法行為であることを認識していないようである。

我らの税金が、この体たらくである職員の給料になっていると思うと

怒り心頭に発し、正直なところ悔しくて涙が出そうになる。

 

あるいは、

発覚したらチッポケな個人に圧力をかけて解決?

軽く謝って丸くおさまるとでも想定しているのだろうか。

 

子供向けとは思えぬほど、

地元奄美大島の写真家が撮影した写真をふんだんに使用したつくり。

内容は分かりやすく確かなものである。

相当な思い入れで作成されているに違いない・・・のに。

 

問題解決まで、あえてこちらの画像は掲載しておく。

 

どうやって画像が流れたのか、子細を追及したいと思っている。

対応に誠意がみられない場合は報道機関などにも情報提供し、

しかるべき手段で世に問うてみたい。

 

クロウサギの保護と啓発ならば、喜んで写真提供できたろうに・・・

道義なく盗用されてしまい、それなりの対応をするしかあるまい。

国家機関が省庁の名をかざし、写真くらい・・・と盗みを繰り返すなど、

二度と同じ過ちを繰り返すことがあってはならぬ。


思った通り、電話をかけたが担当者不在?とのことで

以後の対応はない。

こうも対応が想像通りだと、ちょっとしたクレーマー気分である。

 

今後の対応の予測は

1)撮影者本人かどうか分からぬので・・・とトボケテ無視しようとする

2)担当者が転属になったので、わからないと黙殺する

3)担当者の頭を下げさせたように見せ、スミマセン攻撃で済ませようとする

4)責任者と名乗る者が頭を下げるフリをし、実は違う人だったりする

5)島の有力者や住民と結託し、圧力を掛けて握りつぶそうとする

6)環境省、総ぐるみで握りつぶそうとする

7)なんとか担当者の裁量内の予算で済ませようと、使用料を減額する

8)大義名分を考えるか、マニュアル通りのイイワケを利用し、踏み倒す

さあ、どれだろうか?

 

ともあれ

対応が遅れれば遅れるほど、コチラも考えが進み策が増えるというのに

何をチンたらテレてれ〜としているのやら。

 

それとも

9)にクレーマー、もしくは精神の正常ならぬ者として排除する

とのワイルドカードを秘めている自信でもあるのかもしれない。

 

一応、証拠としてオリジナル画像の縮小版を掲載しておく。

流布したと思われる画像より、オリジナルはもっと広い範囲が写っている!

今度はシッカリ再盗用は防止しておいた。

これ以上税金で雇った国家機関に、万引きまがいの行為を繰り返させないよう。


15日昼、奄美大島から電話があった。

しかし環境省ではなく、大島で僕のデータを持っていた人からである。

なして? 野生生物保護センターとは、つくづく変わった組織である。

 

ま、皆さんが想像するあたりを、概ねウロツイテいるような感じ・・・

 

ちなみに、電話を入れてくれたのは、Oちゃんの知り合い。

データの流れが判明したので、少しだけ安心した。

 

てん末はこうらしい。

1)Oちゃんが動物好きの知人にデータを渡した。

2)奄美大島の知人さんが「加工して」個人で楽しんでいたのを

 内部資料用として、センターの人へ渡したらしい。(加工後のもの)

3)センターがパンフレットに足を印刷した。 

 ただし、写真提供者の知人さんにも印刷する旨の連絡はなされていない。

 あるいは、言葉のキャッチボールができないままに、互いの別解釈で

 会話が勝手に進み、双方知らぬうちに都合よく解決した?かに見えた。

4)僕が抗議のメールと電話を入れた。

 反応がないので、この記事の存在を再びメールした。

5)センターから、データを渡した知人さんへ、対応に困っていると連絡。

6)知人さんから、僕へ連絡。

 

おそらくは

センターでは、知人さんも役場関係の方だったため出所を確認せず

安心しきって、つい使ってしまった・・・のだろうか・・・理由はどうあれ、

同じようなアヤマチが起きないよう、組織としてわきまえるのがオトナだ。

知人さんが渡したから使っちゃったじゃないか、的な雰囲気があるが、

センターから僕に説明がないのは、雰囲気で割り切れるものではない。

 

3)の末尾にあるように、会話自体が拙速に進む、島会話の弱点が

露呈したとも十分考えられる。

業務上の会話を適当に終わらせてしまってはいけない。

再確認は、最低限のビジネスマナーだ。

センターで電話を受けてもらった方も、結局名乗らなかったのは

ビジネスマナー自体が教育されていない、知らないとも考えられる。

島の人はもう少し「会話」を大切に考えた方が良いと思う。

 

一方、クロウサギの撮影が如何に困難かを、

十分すぎるほどに知っている野生生物保護センターのメンバーが、

こうも安易に鮮明な画像が手に入る不自然さを気づかなかった・・・

などとはイイワケできない点も、センターの窮状かもしれない。

 

奄美大島のプロ写真家のお歴々が撮影した写真にもない足の写真が

その辺に転がっている事実は、確かにラッキー至極かもしれないが、

いくらなんでも不自然至極!と考えるのが然るべき組織であった。

 

ともあれ

何やらフニオチナイぬ事が多く、またまた精神的に圧迫され始めている。

不眠進行の上に、胃腸もじわじわと変調してきている。

養生、回復するために移住した徳之島で、早速トラブルとは・・・

良かれと思って始めた友人らへの画像提供だが、自制せねばなるまい。

 

やれやれ

島で動物観察や撮影を続けていけると良いのだが・・・


16日、センターからようやく電話が入った。

データの受け取りをした本人ではない女性からだ。

感情をさしはさまずに対応できる第三者を選んだのは

ある意味正しいかもしれない。

 

どうやら原因は思ったとおり(3)末尾にある意思疎通の甘さから

きているようである。

渡した知人さんと、受け取ったセンターの食い違いがあるようだ。

正確に伝える、話す、ことは仕事上の基本だが・・・単語を少なめに

切り上げる島の会話姿勢が、本質的にビジネス向きではないようだ。

コミュニケーションが正確でないビジネスってどんな仕事?

 

とりあえず、島で販売する写真のA4サイズに相当する足の大きさなので

一枚1,500円、部数20,000部なので大儲け!といきたいが

今後のユルミを防ぐために、一般レンタル料の4、5万円程度を

いただく方針である。

パンフレットに名も載るし、最初にヒトコトあれば無料だったかも。

仕事はサボった分だけ損をする。 働きは働いた分だけ収入がある。

当たり前のことを当たり前にやりましょうや。

 

知人さんとセンター間でどのような話がまとまるのか、興味深い。

もつれて来週になりそうな予感がしなくもない。

ワンカットの写真くらいで・・・的な感覚だと思うので。


知人さんも、センター第三者さんも真摯だ。 とても嬉しい。

自然写真を撮る者が、環境省や、自然観察のエキスパートの知人さんと

仲たがいするのは本意ではない。

三方一両損・・・的な解決になるのだろうか???

 

ただ今、元役場関係の知人さんが明文化し、二度と起こらないように

したいと奮闘中のようだ。 明文化に至るとは、悪いが想像していなかった。

本来はセンターが案を出すべきなのだろうが・・・

渡してしまった知人さんが非常に心ある人で、事態を十分に理解してくれた。

 

大切なキーワードなので、あえて記載させていただく。

奄美野生生物保護センターの当時の担当者の用いた単語は

「教材に使いたい」との申し出であったようである。

 

問題の根源は、自分たちの用いる言葉が、一般的か?という

やはり島社会に良くある、客観性欠如に起因する言葉の問題のようだ。

 

環境省は教育機関ではないので、数万部のパンフレット(クロウサギ教科書?)

に相応しい単語ではなかったが、おそらく内部では子供の頃から

世界的に貴重な自然への知識を持ってもらうようにとの切なる願いを込めて

「教育する」コンセプトを立てたのだろう。 そこで使うから「教材」と依頼。

担当者の方は、残念ながら説明不足か、なんとなく職員だったか?知らぬが

直球で教材と言ってしまったようだ。

知人さんは小学生らに配る、少数の資料程度と思って渡してしまったようだ。

僕も「教材」とのことなら、安易に渡してしまうだろう。

 

ただし、

ならば当時の担当者が撮影者としてパンフレットへ知人さんを記載したか?

というと、していない・・・うすうす感づいていたので、載せなかったと推測できる。

虚偽や手抜きというのは、意識の深い部分にあるので、場数を踏んでいないと

分かりやすく表層へ出やすいものである。 確信して作成した可能性大だ。

 

プロ技には及ばぬが、奄美大島の写真家お歴々では撮影できぬような写真を、

流布させる原因を作ったのは、僕自身と言えなくもない。

奇しくも今回、希少写真ということを証明したカタチになってしまった。

 

とはいえココで妥協してしまえば、デジタル時代の著作権保護に関して

ユルユルな奄美、環境省になりかねないので、厳しく対したいと思う。

 

知人さん、センターの代行担当者さん、時代の先駆として

あえて苦渋を飲んで再発を防止願います。

島を愛して移住した、小さなオジサンのお願いです!


6月21日

電話で、パンフレットが役立たぬのは本意ではないと伝えて3日。

正誤表に撮影者を記載してもらい、即刻再配布を申し出たものの・・・

本品を送付することもなさそうで、しかも音沙汰無しである。

誠意とか、責任所在を確かめようとした僕が間違っていたようだ。

譲歩したことでユルみが加速してしまった感がある。

 

知人さんから明文化すると、言ったきりとなってしまった。

仕事が忙しいとか、週末は休日といったことで遅れているのだろう。

 

あ〜あ、譲歩するんじゃなかった・・・常識的に考えるのは間違いだった。

写真の盗用とは違法行為であって、役人の休日云々で遅延するような

行為ではないことが理解できていないとは思ったが、コレほどとは!

万引きや飲酒運転と同様の違反を公共機関が行ったという深刻さは皆無だ。

やはり、友人が進言してくれたように、上層から下ろすしかないようだ。

 

やれやれ奄美にある役所や、出先機関ごときではラチがあかぬなぁ。


6月26日

忙しいので、後回しなのだそうである・・・

 

来週月曜ごろ、知人さんことO町氏(大和村中央公民館)により発送される

「らしい」と奄美野生生物保護センターのY田氏より電話があった。

 

次があるかどうか知らぬが、これからは絶対に容赦しない。

誰がどう失敗したとか関与したとかではなく、解決するまでは圧力を掛けつづけ

妥協しないでおかないと、断然解決が遅くなると知った。

使用許可を出したのは甘すぎた・・・特に愚駄愚駄民族群島、奄美においては・・・

甘い顔をしたら利用されるだけというのは分かっていたが、一応人を信じたのに

やっぱり裏切られたカタチだ・・・裏切るよりはいいか・・・

仁義がどうなっているのか良く分かったぞ、奄美民族らよ。

それとも戦争でも引きずってるのだろうか?

しかしだ、元々愚駄愚駄だから都合よく利用されたのかも知れんよ。

恨むべき狡猾な内地ですら、メリケンの植民地なので。

 

一見悪意は無いが、善処もないでは仁義も通らぬのだが、気づかぬか

気づいても気づかぬフリか・・・これからはシッカリ用心させてもらうぞ。

 

ケッサクだったのは

著作権侵害についてのネット検索では、守ることばかりに金を取る宣伝しかなく

取り締まる内容は一切無いのに驚かされた。 法はあっても守られない仕組み。

どうなってんだ?この国は。


6/30現在

正誤表入りパンフレットは送付されてきた。

が、その他の要件は何も解決していない。

違約金を支払う気もなく、事態の明文化・・・もされているか微妙だ。

だが、正直なところ、今は引越し後の精神不安定で疲れ果てた。

昨日は、初めて挨拶したご近所のオッサンがとんでもなく、

酒飲みはいいとして、変な話を一方的につきつけられたりして

そりゃもう大変なオッサンだった・・・狭い島に住むと常識がゆがむのかもなぁ。

魚が少なすぎる事も含め、一生住むにはキツイ島のようである。

ま、どーでもいいや、今は横になるしかない。


ではまた