黄金週間は一転・・・
神経痛週間へ
あ゛〜もうフェーズ6?時間の問題と分かってたでしょうに。
そこが資本主義・経済主権、ヒトという動物がもつ限界の一つだろう。
フェーズを上げると経済に打撃が出るので、伝染病より経済が優先。
大量発生した生物は、大量死する可能性も高まるのは仕方ないが
万一大量死を目の前にしたら国外逃亡する人らによって、なお広がる。
いずれにしても、止めようがないから、ヒタスラ待つしかないか・・・
この上、天変地異が加わるとどうなるか想像を絶する。
当面はワクチンが無いので
感染者が発病した場合、子供を中心にタミフルで変になる確率ぶんだけ
危険が加わることも「想定内の危機」として、サラリ流されて良いのかなぁ。
自分の身も家族も自分で守らないと、伝染病家族になってしまったら
皆遠ざかるばかりで誰も手をさしのべない、医者も家族は大事だからねぇ。
マスクと手洗いで経済効果は十分?あったような、品不足だけなような。
くわばらくわばら。
はてさて、生活はどこまで小さくまとめられるだろうか。
釣りと撮影と買出しと自転車乗りくらいしか出かける用事はない。
加えて、もっと出か辛くなるとは・・・
不眠で横になっている時間が長いと、おおまか二つのマイナスがある。
1)体力、筋力、食欲の減衰
2)筋力減衰による関節の不調
前者は想定内だったが、後者が顕在化するとは思わなんだ。
老化なのか、自堕落なのかヨー分からぬが、不眠を抱えたときから
プログラムされた感がある。
以前から敷布団が合わずに腰に違和感が続いていて、腰まわりの筋肉が
軒並みこそげ落ちたからか、ついに腰がいってしまったようだ。
朝、腰の違和感がいつもより大きいなと思ったら、夕方には足の後ろ側
全体にゴム板を貼り付けたような抵抗感があり、腰の痛みも出てきた。
背骨周辺で何かが起こって、腰痛と、足の神経痛を起こしているよう。
早速、島一番の都市、亀津にあるT州会病院へ急行したのは金曜だった。
受付早々、整形外科の先生は前日木曜日までなので、総合外来にします、
と言い渡されたのであった。
ま、湿布くらいはもらえるだろうと高をくくったのが間違いだった。
待合はココでもジジババの海、医療保険が火の車というのがよく分かる。
ワケワカラン我を通すジジババもバッチリ完備で、看護士さんも手馴れたもの。
島の年寄りが、ワガママ一本化において極まることをヨクヨク心得ているらしく
ハナから会話せず、ジジババが折れて言うこと聞くまで言い放ち連発!で
押し切ってしまうのが可笑しい。
天然エンタメを目の前にしても笑えぬ・・・立っても座っても腰が痛いぞ!
すこぶる早く呼び出しがかかったが、すぐにレントゲンへ回される。
レントゲンが終わったら、やっぱり骨は正常なので、今度はMRI!
あーあの、持ち合わせのお金ないんだけども。
混んでいるそうだが20分待ち・・・って、床屋より早くない???
MRIの直前、看護士さんから正される。
何度も何度も、狭いところは大丈夫ですか?すごく狭いです、ヤカマシイです
それでも大丈夫ですか?と。
狭いところは少々苦手でも、無理ですと言ってどうなるものだろうか?
ちょっとした、宇宙飛行士養成装置みたいなものだろうと挑戦することに。
案外小さな部屋には、人間を飲み込もうとするメカ竹輪が横たわっていて
その竹輪穴へ頭を向け、さあどおぞ体制をとるのが正しいのだそうだ。
すると今度は耳栓をせよと言われ、その後も音声で指示・・・聞こえないってば・・・
手の置き場が宙ぶらりんというのは変だ。 体が動いてしまいやすいではないか。
そうこう考えているうちに、メカ竹輪内へと突入となる。 意外になんとなく人力で。
確かに、看護士らが危惧していたように、耳栓していても相当ヤカマシイ巨竹輪だ。
ギーギーギーギー、にょんにょんにょん、ガガガガガガと映画ライトスタッフ感覚。
欲を言えば寝台がぐるんぐるん動いたり、ブシュー!とドライアイスの煙が出た方が
断然飽きが来ないと思う・・・撮影する患部は動くけど・・・
次はどんな音?と期待しているうちに、思ったよりずっと早く終わってしまった。
狭いが竹輪状に筒抜けになっているから、そこはかとなく開放感があり
思ったほど、脅されたほど?閉塞感は少ない感じがし、様々な音に刺激され
閉塞感や不安感よりも、期待感の方が妙に強かったようだ。
眠かったので目を開けていられず、狭い竹輪内部をあまり見なかったことも
良かったのかもしれない。
しかしだ
翌日の土曜夕刻、用事で整形外科の先生が来るから、今日はここまで。
窓口へカルテを出し、精算して帰ってヨロシイですよぉ〜という。
え゛?全然ヨロシクなくない?! 湿布もなにも無し?痛みで眠れないのに?
仕方なく、痛いので立ったり座ったりしながら精算を待っている間
なぜか変に気丈そうなオッサンが接近し、アンケートと肺機能の測定を依頼してくる。
「その辺の枯れ果てた?ジジババではダメそうな感」が漂っているから、カナリ怪しい。
一応、私服医師らしかった。 なして私服?高速道路の覆面医師的な?
ひょっとしてアンケートは名ばかりで職質?
でも、今日は医者に来たのだから、怪しいグッズ(バズーカ等)は持ってないよ、全然。
持っていないというのはウソで、車に置いてきたけど。
拒絶すると、やにわにポケットから出した赤色灯を、カパッと頭にのせるわけ?
数値が高いと集中治療室に無理やり拘束され・・・言葉のキャッチボールを必要としない
突撃人間トクノシマンに改造されるの?
期待とは別に、ひととおり用紙に記入すると奥の部屋へ再び戻されてしまう。
実名と誓約書がなお怪しいというか、何させられるの?という期待?がふくらむ。
フランクフルト大のラップ芯的な紙管が装着された装置をしっかりくわえ、計測開始。
案外地味だが、女性看護士にハナツマミ器をされるので、結構微妙な心持ちになる。
ひょっとすると、M魂が芽生えそうな・・・Mに改造されそうな・・・なんとなく。
記念撮影するとトッテモ間抜けだろうなぁ、100年の恋でもアッサリ冷めそうなくらい。
ツツをくわえつつも・・・つつがなく
肺活量と吐出力の計測は終了し、肺活量は4リッター余り、吐出力は平均の130%。
おー?スポーツはなんもしてないし、体力減退で腰痛なんだけど・・・数値は平均越え。
その他の微妙なデータについては説明なし。
アルコール度、オッサン度とか計測されてしまったのだろうか。
しかし、多少おだて数値にしても、ナカナカ嬉しい結果であった。
何とはなしに、怪しいアンケートで嬉しくなったのにゴマかされてしまったが、
病院を出たところで、やっぱり腰が足の神経痛がズシズシと痛むではないか。
明日の夕方までが果てなく遠い気がする。
安静ともナンとも指示がなく、どうしたものだろう。
眠れなかったので眼痛も頭痛も激化してきている・・・
とりあえず引越し荷物から、半年前ぎっくり腰になったときの
湿布と腰痛コルセットを発掘して応急処置。
しかし夜はやっぱりキリン並み?の瞬間睡眠。
コルセットで少しの間、痛みが無い姿勢がとれるのだが、逆に首筋など
ほかの部位が無理しているようで、体中がこわばって目が覚める。
また、姿勢をちょっとずつ変えて痛くない姿勢を探す、少し気を失うを
繰り返しているうちに、オンドリの声、ヒヨドリとカラスの声で夜明けである。
不思議なもので、少し睡眠しただけでもズイブン快適に。
そこは不眠症免許皆伝?といったところか、慣れたもの。
天気が良いので布団を干したり、ぶんセルフカット6mm(前にもどした)を
楽しむ余裕がでた。
ただ・・・直立すると太ももの後ろから、ひざの後ろがズシン、ズシンと痛み出し
神経痛はさらに進んでいるようだ。
昼から伊仙町ほーらい館での写真展のアンケートを確認しに行くついでに
鹿浦(しかうら)漁港で釣りの偵察をするという野望まで用意されていた。
腰より足がかなり痛くなったが我慢できず、つい竿を出してしまう。
ま自然はそんなに甘くなく、一応ダツの反応はあったことと
2頭もウミガメが河口側の磯に居付いてしまっているようであった。
もっとやっかいなものが川に居付いていると、釣りしているオジサンが言う。
え?ホントですか?
小笠原で釣ってしまったメジロザメそっくり。 ボラと一緒に泳いでいるのは変。
最近、鹿浦でもメッキリ釣れなくなっているというのは、サメとカメ・・・の
キッチリ韻を踏みつつも縁遠いコンビの仕業なのか、水温の影響もあるのか。
今後の釣りを占うには余りある過酷さのような気がした。
鹿浦から、ほーらい館までは目と鼻の先。 写真パネルは無事であった。
キチンと記されたアンケートと、変なガイジンが落書きしたような?
変てこなコメント全てに目を通し、まだ用紙がたっぷりあったので亀津の病院へ。
時間が早いので、街中なのに野鳥がとても多い大瀬川に立ち寄り観察。
ホウロクシギ、チュウシャクシギ、キョウジョシギ、アオアシシギ、キアシシギ、
オオソリハシシギ、セイタカシギ・・・シギシギシギシギシと腰のきしみのような
鳥たちばかりである。
渡り途中のシギにも辛いのかトホホなのか、ダイちゃんトホホ涙を流していた。
(見事なトホホ涙ダスなぁ、鼻から出とるダスが・・・)
すぐ横のダイマルは島一番のデパート的スーパー。
腰を守るマットレスと、割安の肉や納豆、ヨーグルトなどを購入し更に時間つぶし。
17時すぎ、予約の18時よりずっと早めに行ってみたら
誰しも同じなのか、誰しもヒマなのか、多くの方々と待つことに。
ジジババだけでなく、子供や運動部の学生らも居るし、年齢は様々。
結局18時半に診察、さすがMRI、横浜の半端な診察とちがって根本を切る。
うやむやにしてサッサと帰すより、根本を探らないと結局自分に返ってくるという
島の宿命を覚悟した医師の、確実な診断が待っていた。
「ヘルニアですね」老化とともに、軟骨が変質するのは仕方ないし
軟骨の回復も無いのだという。
驚いたのは、半年前の焼きソバイベントの時のギックリ腰もこれが原因だろうと
診断し尽くす姿勢。 横浜の医者は何をやってたんよ!
都会の医者の忙しさと、場当たり診断のエーカゲンさに驚愕した。
間違ってはいないが真実は知らされず、対処療法しかしていないではないか!
自分の場合はギックリ腰も神経痛の一種らしかった。
横浜で、坐骨神経痛と何度かのギックリ腰をやった時点で
ヘルニアは誰しも遅かれ早かれ、年齢と共に現れやすくなる、と
診断してもらった方が良かったと思う。
ヘルニア現象があるかぎり、また起きるだろうし一生の付き合いだ、
ということをシッカリ教わった。
これはキチッとアポトーシス(老化に至る細胞の自殺行為)である。
アポトーシスとは戦いようがない、自分内部のプログラムだから。
困ったやつと同居することになった、というか、同居中なのにを知らなかった。
やにわにMRIで大枚はたいたが、島で医をほどこす者は
前サバキだけで処理せず、病理への執着があるようである。
まだまだ腰痛に足の神経痛は痛いが、二晩の苦痛が晴れた。
毎回、軟骨が写らないレントゲン撮影ばかりで、骨に異常は無い、
と前サバキされるよりはずっと良く、スッとした。
時間が押しているのに湿布薬を出すかどうかも落ち着いて聞いてくれた。
とっくに受付時間を回っていても、実に真摯な対応である。
ギックリ腰の湿布があったのでお断りでき、消炎剤のみ処方いただいた。
T州会病院、離島医療もなかなか。
インフル患者を受け入れない、どこぞの名ばかり医者とはエライ違いだ。
気分が良かったので遠回りし、徳之島町から天城町へ抜ける山道を経由。
まだ日が暮れきらぬ午後8時前だが、なんとクロウサギが3頭!
カレンダーを確認したら、やっぱり大安だった。
その後
一日おきに通い記録をとり続けていたら、早くも食事風景を撮影できた。
丸くて小柄でムクムク、きわめてオットリしていて、
車が走り去ったらまたすぐ出てきて、同じ道端の草地でモクモクと食事するので、
ムクモクと命名。
(ウマそうに食べるなぁ・・・)
あんまり近寄ると、ダニーまで写ってしまうのが辛いところ。
耳の中にあるピアスっぽいのも、養われている虫Aである。 識別に使えそう。
こういう人里に近い場所でも平気なところは、奄美大島のクロウサギと違い
適応・進化しているのではないだろうか?
クロウサギで元気は取り戻しつつ、腰痛、神経痛は続く。
南国の教訓「日替わり医療」を心せよ
徳之島は医療が充実している離島であるのは間違いない。
しかしながら、救急以外の場合は先生の当番日かどうかが重要なのだ。
常駐している先生、というのはあまり無いらしく、今日は○○センセー
火曜と木曜は△△センセー、だから明日の方が話しやすいセンセー、などと
会話が弾んでしまうが、少数専門医で切り盛りしているので、日替わりどころか
週一、半月一のような専門医もいるらしい。 確か狭心症の医師は後者のような。
オバチャマたちのように、好みのセンセーを考える必要はないが
疾病によって、今日は行ってもムダということがあるから要注意だ。
ちなみに精神科はないので、奄美大島か鹿児島か那覇にでなくちゃならぬ。
大手術も同様。 まーそーいう事がないのを祈りたい。
と行っている先から
腰痛神経痛は筋力減衰から来ているに違いなく、もっとヒドイのは
血圧の下が100近くで推移しているのは異常すぎる。
横浜よりずっと肉食にもなったし野菜の鮮度は良いがバリエーションは減った。
食生活を改善する必要がありそうだ。