昼が不発なら

夜にでも出かけるか

 


北朝鮮も、ミャンマーも、中国も自国のつまらぬ事情から

国民の命のかなりを災害で失っている。

日本人は、単なるお人よしでも、国際救助隊でもない、

ただ、自分たちの思う正義を行いたいだけである。

暴動が起きない国、和の国の心は、自国だけではない

誰のためだけでもない、あまねく困っている人は助けるのだ!

という志が叩き込まれている。

中国が日本に文化を与えたというが、この志を分かるか?

大切な事は、生き残る努力、それは国も民族も超えて当然なのだ。

しかし、世界は全然そうではない。

何を幸せと感じるのか、何を望むのか、死を前にして

あらためて考える刻限である。

我らの大和魂は、切れやすかろうと、自殺が流行ろうと

失われていない、それだけは確かだと、感じるこの頃だ。


閑話休題


何か心にうずまく、不発弾っぽいものの処理に困ったので

思い切って南大東の夜の探鳥へ出かけてみた。

うかつにも、蚊に刺されやすい体質なのに、短パンTシャツで。

このごろ長男は成長したのか、こんなポカミス?が増えたが

ほとんど気づかないで出かけてしまう。

 

後厄のご利益だろうか・・・

 

集落の端にさしかかると、早速得意の?鳴きまねにかかる。

コホッ、コホッ (咳ではないぞ)

鳴きまねも自分としては体に馴染んできた気がする。

が、よーくよく聞くと、コッ、コホッと鳴いているのに気づく。

程なく足輪つきの固体がやってきたが・・・脇でキーキーうるさい。

探すと見つからないのに、低い木にダイトウオオコウモリが2頭。

後で知ったが、琉大の研究者がつけた発信機つきの固体も

混じっていた。

 

興味がある方は、下記の写真をクリックすると映像が見られます。

(長男のリュウキュウコノハズクの鳴き真似入り)

左がダイトウオオコウモリ、右がダイトウコノハズク。

 

ということで、さして沖縄らしい鳥には出会えぬまま

なんか巨大ビーム砲レンズは不発気味に終わったのである。

 

ちなみに

カモフラージュはこんな感じになっていて、

ハイビジョンビデオカムもフル装備だとこうなる。

一部お手製だが、銀一という銀座のお店で通販している。

通常のカモフラージュパターンよりもぼんやりしていて

保護色効果は高いと思うのだが、なぜか売れ残っている。

いわゆる軍用風のカモフラージュパターンが視力の桁違いな

鳥類に効くとは、想像すら出来ない長男なのだが・・・

世間様は違うようである。

コレ幸いと即刻購入できた。

 

鳥目と言われるが、夜でも人間の目よりははるかに見えてい

日中など、人間の及ばぬ視力を発揮しているといのに。

 

うーむ・・・にしても

次は練習のために、渡良瀬遊水地でコヨシキリでも

撮影に行くか・・・でないと、徳之島までに腕が鈍るし。

 

ところで

コダワリのS藤さんから、カボチャをいただいてきた。

まー密輸っぽいが、とりあえず宅配で衣類と一緒だ。

 

何日か、炎天下の車内で放置された感じだったが

切り口から汁気がにじみ出てきた。

大東では水は貴重品だし、高価である。

農作物栽培も楽ではないようだ。

こだわって、良い物を作りたいと力説するS藤さんだが

ちょっと大東でのカボチャ栽培には無理があるのではないか?

 

彼の栽培したカボチャを口にした誰もが、

カボチャがこんな味だったのか?と我を疑うという。

 

長男には、なつかしいカボチャの味がした。多少甘みは強いが。

確かに美味い、美味すぎる・・・

ゆえに料理が追いつかない野菜。

その存在がどのような意味を持つのか、長男には良くわからぬ。

そのままチンして食べてみたが、キントンみたいだ。

オカズにも肴にもならぬので、塩を振って食べてみたら

極めて美味しく、食べだしたら止まらぬ。

どこかのスナック菓子どころではない。

カボチャ、これほど美味い食べ物だったか・・・?

 

贅沢なんだか、調理の技不足だか分からぬが、

これ以上の味付けを許さぬ厳しい美味さでもある気がする。

スキが無い、完成度の高い野菜の味が意味するのは

料理人不在?いや、本来の日本人の味わいそのものだろう。

大東のカボチャ風味を、ありのまま生かした調理とは何なのか

塩味のほかに、長男は知らぬ。

美味いのは良いが、調理の扱いに困る美味さかもしれない・・・

シンプルにして、最も美味い食材、究極なのだが。

 

一方

今年の内地の釣りテーマは、この安いインチキ風味満載の

インチク尽くしである。

遠投が簡単で、アクションは単調なのに、何でも食ってくる。

これほど安直な仕掛けが、今になって出てきたのは不思議だ。

でも投げて使っている人はまだ少ないようである。

ハードルアーの遠投性能と、ソフトルアーの食い込みの良さを

見事に実現した、漁師釣具である。

長男が大東で釣ったインチクは、インチクというには更にインチキだった。

インチクをルアー風にアレンジした商品で、

更に長男がアレンジし下の写真のように、針の手前へ

魚の暴れに対応できるよう、ヨリモドシを入れてある。

このヨリモドシが程よくタコベイトの頭にフィットしてズレないのだ。

セータクなヨリモドシだが、大東では何が食ってくるか分からぬので

このくらいにしとかないと、後悔するわけであった。

 

こんなのを、たるーん、たるーん、たるーんと引いていると

魚が勝手に食いつくのだから、大した道具だ。

しかも、沖に出た船でさえも釣れない潮まわりというのに

美味カッポレも、バラフエダイも釣れてしまう魔法の漁具だ。

 

おっと

ちょっと違うのは、着底して一シャクリは地球救済のため

その次の一シャクリは、3、4回に分け、エビが逃げる風、

それ以降は、一シャクリ2回までを演じることで

イカが水中を泳いだり逃げたり風であり、イメージはシッカリだ。

 

あれやこれやと

タイトルとは全く別の話になってしまったが

ともかくも、今年の大東も、なかなかにして

生きる様々なテーマを長男に与えてくれたようである。

 

さて

次週からまた内地の話題?というか、横浜系の話題に戻る。

来年の南大東では、また大物と死闘をやってみたいと思うが

その思索はまた、いつの日にか記そう。


ではまた