3ヶ月間の脱サラ生活最終週特集(2)

瞬感写真週(瞬間的直感写真週間)

伊勢編


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カルガモ
大型で大味なカルガモだが、ゆったりとした動きで、都合約900mmの望遠でマニュアルフォーカスの練習をするのに役立ってくれた。結構田んぼの中にいて、近くを通りかかるとひょっこり首を出して様子をうかがう。しかしピントの山がないので苦戦。
居眠りキアシシギ
伊勢の田んぼでも居眠ってしまうキアシシギ。冬場はチョウゲンボウ(ハヤブサの一種)がいるが初夏は平和だ。地味な分、ピントの山がつかみにくく、エクステンダー(望遠をさらに望遠にするレンズ)のせいで写真もぼやけている。モズ博士Tの「エクステンダー止めたら駄目ですか?」という言葉が気になった。
こっそりキアシシギ
伊勢にやってくるキアシシギは、本気で休むモードになっているのか、ナカナカ逃げない。静止しているので、こちらも気づかないことが多いが、この時はタマタマ気づいたら直ぐ前に居た。し、しまった・・・見つかった・・・と逃げ腰の姿。
カワラヒワ
休耕田や、その周りの草地に居る。夏場、電線でピピピピッ、ビーン!と鳴くのだが、草地で見ると新鮮で野性っぽい。(もともと野生だ)
上からチュウシャクシギ
後のトビウオやトビイカに通じる道を切り拓かせてくれた。水面と、その上を飛ぶチュウシャクはオートフォーカスを使ってタイミング良く写すとピントが合ってくれる。フォーカスエリアがまばらな下位機種では結構コツが必要。
横からチュウシャクシギ
これも多分オートフォーカス。手ブレ補正モードも悩ましく、流し撮りモードではレーシングカーやカルガモのように直線的に飛ばないとブレる事も多く、しかし通常のモードでは動いた分戻そうとして逆にまたブレる・・・なやましいものだ。
いきなりトンビ
河口の堤防の向こうから突如出現したトンビ。特段トンビは珍しくはないが、視線とほぼ同じ高さなのは面白そうなので急いで撮ってみた。こうやってみるとトンビもなかなかワシっぽい。目が慌てているが・・・
前からコアジサシ
これも河口の防波堤から。川に沿って飛んできて、防波堤では目の前を通過する。下から撮るしかないのが普通だが、このポイントでは目線と同じ高さで撮れる。アジサシは羽ばたきこそ緩慢だが上下動も激しくフレームからでてしまう事も多く、なかなか読み辛い動きで練習にはぴったり。飛ぶ鳥を視線の高さで前から撮る機会はないのでナカナカうれしいカット。
横からコアジサシ
美しく、大好きなアジサシ類なので、練習にも気合が入る。実のところどれほど撮ったか分からないくらいスゴイ枚数撮っていた。滑らかな羽毛が本当に美しい。アジサシではさすがにマニュアルフォーカスは通用しないことを痛感し、オートフォーカスも使い慣れてきた。
ホバリング
初めて、海の比率やアジサシの位置など構図を気にして撮った一枚。見やすくするため周囲はカットしたが、本来は風景として美しいカット。もう少しシャッターのタイミングが早いか遅いかすれば、翼の位置が格好良かったのだが。

ではまた