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カスミアジ
墓場下というポイントでシケのなか釣ったキロオーバーの食べごろサイズ。モズ博士Tも認める美味い味のアジ。どうやら、南大東のものは流れが速い海で育っているためか身が締まり同時に脂も乗っている。残念ながら年々釣れにくくなっているが、年々味が良くなっているようにも思う。 |
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カッポレ
大東11年目をむかえ、改めてフルミナミというポイントを再開拓。狙って釣った近年珍しい魚。つれるときはポンポンと3匹くらい連続で釣れるのだが、形が小さくて素早くリリースするのに気をつかった。小笠原では黒カッポレとも呼ばれるように、黒い姿のものも居るのだが、興奮したときや沿岸性のものが黒くなるようである。 |
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食用になった初のカッポレ
フルミナミで粘りつづけてキロオーバーが釣れたのはこれ一匹のみ・・・モズ博士Tが潮汁(うしおじる)でネコマンマをやるという珍事すら引き起こす美味で、白身魚のようでもある繊細な味のアジ。確かにカッポレを踊れたら踊るかもなぁとも思ったが、実際のカッポレは名前のわりに厳しい修行が必要らしく、どうみても妙な演芸だったので、踊りはやらないことにした。 |
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イケカツオ
池のカツオでも、その昔、琉球王国でイケという人が発見したカツオでもない。近年、人出が増えて、めっきり釣れなくなってきた実釣場(みのつりば)でたまたま回遊していたのを釣ったもの。同じ寸法でも太いルアーは食わず細いのを食うグルメぶり。刺身の食味はサクサクした歯ごたえで他に例えようが無い不思議な味。引きは強く、ジャンプもするので釣り味は最高。
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チュウシャクシギほか
鳥だけに、とりわけ・・・渡り鳥の多い南大東空港の草原で見られた20羽くらいの群れ。小さいのは真中のはムナグロ、下のはキョウジョシギ。飛行中をマニュアルフォーカス撮影する修行のためのカット。しかし、ピンとは合ってもエクステンダーのためか像がぼんやりしているのが残念。 |
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ムナグロ
これも空港横の草原で撮影。逃げずに近くでじっとしていることも多く、ひょっこり顔を出す。警戒心が強いのに好奇心に負けそうになる愉快で大型のチドリ。夏羽に移行中で、まだ胸が黒くない。 |
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クロハラアジサシ
はらぐろアジサシでなくてホッとする名の比較的大きなアジサシ。これもマニュアルフォーカス。このあと目の前まで来るが、操作が間に合わず、悔しい思いをしてしまう。オートも上手に使わんと駄目だな・・・と学んだ鳥。 |
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キアシシギ
警戒心の強いシギでありながら、人前でも寝始める居眠り系。よっぴて日本全国を縦断し北へ南へ遠路ハルバル渡る中型のシギ。おつかれさん。 |
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シギ類のめんどくさケンケン
シギの片足立ちの体勢にはコダワリがあって、いったん片足立ちになったら少々の移動はケンケンでクリアする。写真は居眠り系筋金入りめんどくさがりキアシシギだが、下の写真にある大型のシギ、セイタカシギもやっていた。 |
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熟睡体勢のセイタカシギ
シギの片足立ちのや、座り込みのために完全に足を折り畳むことは、どうやら人間の正座並みの体勢変化が必要なようで、いったんやるとモードチェンジしにくいようだ。片足立ちのセイタカシギもこの後寝るのだが、両足立ちになった後、少し足踏みをしてからドッコイショと一呼吸おいて座っていた。それにしても神経質なシギなのに、道端の水溜りで寝るとはホントにお疲れさん。 |
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悪役、オウチュウ
台湾方面からやってくるという小型のカラス。尻尾はゴクラクチョウ風なのだがやっぱりカラスで、鳴き声も仕草も悪態に思われてしまう、誤解の多い鳥なのは御同様。この時はモズのハヤニエに手を出していたようだったが、自前で取ったのならスマンとです。しかし、バッタだけは豊富だが、南大東へ来てそんなに得があるのだろうか? |
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ツバメチドリ
以前、モズ博士Tと研究者軍団に同行させてもらったときには2羽くらいだったので、とっても貴重なんだなぁ〜と思っていた。今年は珍しくないくらい飛んできていた。とはいえ、ムナグロ同様大きいチドリだが、実にスタイリッシュでツバメとつくだけで渡り鳥らしい良い誤解をしてしまう鳥だ。 |
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ダイトウのウグイス
ちまたで話題の?ダイトウウグイスではなく、本州と同じウグイス。鳴き声は鳥の方言的で素直にホーホケキョではなく、末尾のケキョが様々に変化する。ヤブの中をすばしこく飛び回りながら鳴くので、接近は分かっても撮影チャンスが難しい代表選手の鳥のひとつ。居ることが分かるだけでも御の字で、今後の過酷な森の取り撮影の練習台としては最高だった。 |
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キビタキ
リュウキュウミゾゴイを撮影に行ったら居た。肝心のミゾゴイは遠くに居て、ポー、ポーと鳴いていた・・・後頭部やら風切に茶色が混じっており2年目の若鳥だろうか。こちらもウグイス同様茂みが大好きで、少し長めに留まってくれるので初心者向けかもしれない。もちろん、オートフォーカスでは周囲の草木にピントが合うのでマニュアルで。 |
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ダイトウコノハズク
ダイトウのコノハズクではなくて、こちらはキチンとした固有亜種。研究軍団のA谷さんが長年観察を続けていて、写真の足輪もキッチリ管理されている。もう少し解像力があれば、光っている樹脂の足輪の下にある金属の足輪の文字が読めたのだが、長男の装備では無理。けどアマミノクロウサギ用に開発したデュアルビーム砲セットでのファーストテストにしては出来すぎ。 |
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貨客船だいとう
だいとうの夕暮れショットを撮影した時は、まさかコレに乗ってイカを激写する事になろうとは想像ダニしていなかった。このころから、島の撮影が成功するのは「青の神様」のお陰・・・と勝手に新たな神様を作ってしまっていた。 |
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トビイカ
貨客船だいとうのデッキは低いので、波が静かならば飛沫を受けないで撮影できる。この時ももウソみたいに凪いでいた。だから魚は釣れんかったトです・・・本来はトビウオを撮影して反射神経とフォーカススピードや被写界震度の具合を調整するのが目的だった。飛んだ中では特大のものだから写ったのだろう。 |