徳之島へもどる
三連休の最終日だし、ワシがもどる前だからと、遠出を所望するカミサン。
お゛〜 なんかちょっとカワイイぞ♪(笑)
このところずっと、卒然の雨がどっと降ってくる日々で、土日ともそうだったが
月曜は、どうにもちゃんとデートしたかったのだろう。
この夏は渡り鳥が少ないから、トリたてて出かけるところもなく、不完全燃焼
のようで、せめて珍しいトンボがいる、大和村のフォレストポリスへ出かけて
ウサを晴らしたいのかもしれない。
途中、気になっていると謂う大和ダムへ寄っていくことにした。
なるべく、ふだん行きそうにないところも様子見しておくと、穴場が見つかる
ものなのだ。
予想の倍は高く立派で、見たこともない渋い色のダムが現れて驚いた。
今まさに川床を浚渫するために、土手も刈払いされているから、滅多にない
観察のチャンスである。
カワセミが、チラとナニかをくわえて上がってきた。
ハゼ・・ と謂うか、ヨシノボリの類いを捕らえたようである。
ならばと、ワシらも川床をジロジロすると・・
まるでザリガニじみて太く、デカいテナガエビが現れた!!!
だが、なんだか白くて、内蔵が透けているなぁ。
ちょうど昼になり、日陰もあるから、誰も来ない駐車場に椅子を出して
ファミマの弁当をいただくことにした。
ら・・ 未見のフタオチョウが来たんだが、あっと謂う間に飛び去った。
ゆっくり食事したり、アカショウビンいぢりを楽しんでから、さらに先へ。
大島のわが家から、フォレストポリスまでは34キロ、さほどじゃない。
途中イベントの、まほろば館のソフトクリームも所望である。
ワシは右の名物スモモミックスにするが、カミサンはタンカンミックス。
もちろん、互いに味交換してラブラブになるのは計算済みだ♪(笑)
ただ・・ 冷静に味わうと、タンカンミックスのほうが数段上の味わい。
大和村名物だそうだけども、スモモって見た目も味も地味すぎる。(汗)
まろろば館の先から左折し、うねうね山道を走って、フォレストポリスへ。
カミサンが狙うのと違い、ワシは小さなコシブトトンボ・・ しかもメス狙い。
いっぺん飛び去ってしまったハネナガチョウトンボが戻ってくるのを待つ
カミサンをよそに、ようやく見つかった。
けれども、ワシの超望遠ズームでは、寄ることができず、アングルが悪い。
ので、悪いがカミサンのカメラを拝借。
よしよし、まんまと上から記録することができたわい。
ん゛? ナニか針と謂うか、棒というか、細いモノが動いているような?
コレはアレか? のんびり水面を歩くタイプの、アメンボ・・
ホソアメンボ、いやイトアメンボと謂ったか?
いやはや、またメニヤックなのを見つけてしも〜たわい。(笑)
目が慣れてくると、何頭も歩いている。
風はあっても、藻が茂り過ぎていて水面は疑似的に?おだやかだから、
へこへこ歩いていられるようである。
徳之島では、水辺まで下りられるような池など、心当たりがないから
見つけることができなかったんだろう。
ウミアメンボ、シマアメンボにつづいて、イトアメンボかぁ・・ つぎは
ケシカタビロアメンボか、サンゴアメンボあたりを見つけたいもんだ。(笑)
で、やはり急な雨に見舞われてしまうが、カミサンとワシの特殊効果か?
その雨宿りすら、ラッキーとなってしまう。
リュウキュウムラサキにつづいて、スミナガシと邂逅することになる。
リュウキュウムラサキは、台湾以南から渡ってくるチョウで、スミナガシは
東南アジアまで分布するのに、徳之島には、ど〜ゆ〜ワケか生息せず。
結局、名物?であるハネナガチョウトンボの痛んでいない個体の撮影は
出来ずじまいだったが、また来る理由とか口実はできたような。(笑)
きのう、来た時の作業ズボンで帰るためのポケット装備品の入れ替えを
しようとした矢先、出しておいたはずのパスケースが見当たらない!?
これでは、免許不携帯となってしまい、帰ることができんが・・ どこだ?
ごそごそと、特売のツマミやら、持ち帰り品の下にある作業ズボンを出し
ポケットを探ると・・ 入っているではないか! ど〜ゆ〜ことだ???
そもそも、アレコレ取り出さないと、手に取ることができないし、ましてや
明日はいて行くズボンを、その下に念入りに戻すなどアリエナイが・・、
また違う世界線と入れ替わったみたいだなぁ、ワシは・・・
さておき
仕事から帰ったカミサンは、いろいろ話題をふって、喜々とカランデくる。
どうやら、明日からワシが徳之島へ行ってしまうから、話したいようだ。
いやはや、カワイイなぁ。 どの世界線にせよ、幸せなんだからイイか♪
今朝は、カミサンと同じスケジュールで家を出て、古仁屋へ向かうが、
出かける前にしっかりハグチュ〜して、最長同居生活を名残惜しんだよ。
1時間ほどで古仁屋港へ到着し、顔見知りの係員さんの助けもあって
手続きをサラッと済ませて搭乗へ。
長らく、カミサンの職場が近くにあったから、ここを利用していたお陰だ。
離島とゆ〜のは、くれぐれもカオパスが有効な地味社会が残っている。
海は、やや荒れていたが、平土野までは定刻で到着。
その足で、スーパーへ買い出しに赴いたんだが、やはりショボかった。
今もって、ビタリストやら金麦サワーなどは、入荷する気配すらないね。
ま゛〜、稼ぎと味覚の民俗性からして、正しいとは思うんだが・・
シマッチュより良い生活をしてきた学校の先生などは、愕然するだろうし
農協の価値観の無能さを、あらためてSNSなどで発信済みだとは思う。
しかし、これが牛糞が路上にある、いわゆるクソイナカの現実なのだ。
ワシは別に、カミサンと一緒に大島で飲めるから、逆にプレミアム感が
あるから、むしろ売らんでもらってラッキー、くらいな感じなんよ。(笑)
一方で、山ばかりでイライラさせられる奄美大島と違って、空が広い
徳之島は、ワシにとっては心休まる島なんよね゛〜。 住み辛いけど・・