大島に3週間あまり
トランプ翁は、貿易赤字でもない英国にまで関税をふっかけて交渉させ
なにやら好条件を引き出した・・ とご満悦。 爺による、自慰関税だな。
それを恥じもせぬところが、なんともトランプ家らしさ、なのだろ〜ね。
今回の大島は、カミサンとの結婚一周年記念でもあって、カミサンと長く
暮らすことを第一に念じて過ごしてきたんだが、ホンマに長くなった。
年間、二月以上を大島で暮らしていることを、カミサンに話してみると
それっぽっちなのね・・ フツーの夫婦じゃアリエナイんでしょうね、と。
いやいや、海外へ単身赴任とかならアリじゃない? と返してしまった。
ま゛〜、隣の島だが、ぎりぎり物理的に海外だわな。(笑)
ワシはむしろ、徳之島に住んでいて、これほど大島で過ごすことができ
人生経験としては、とても好いと感じているんだが、カミサンは寂しそう。
カミサンは、ワシを独り占めしておきたくて結婚したらしいから、
ワシにずっと家にいて欲しく、ワシにとって大島は山だらけで窮屈だし
息抜きに観察しに出かけるにしても、イチイチ遠くて面倒になってくる。
このごろ、右手の人差し指と親指が痛くなることがあるんだが・・
どうやら庖丁の握りすぎ? 料理時間が長くなったから、のようである。
料理人でもあるまいし、そのような事があるのかと疑うも、その他の
原因が見当たりもせんし。
カミサンとの暮らしは、甘えたり、ユルさもあるが、そこそこの緊張感も。
だから、たぶん徳之島に戻ったときの自由さが、安堵感になるだろうし
まだまだ、大島生活は、気分転換にはなるが、息抜きにはならず。
今回の3週間で、家事と仕事との兼業生活にも慣れてきた。 のは・・
これまでカミサンが通勤に車を使っていたのを、送り迎えすることで
日中に車を使えるようになったことが大きい。
生活の自由度が増したことが、長居できる大きな要因になっている。
やっぱり自由は誰しも欲しかろうと思うのに、カミサンはビミョ〜だ・・
よりによって、ワシなどと結婚するくらいだから、結婚生活に対する
並々ならぬ思いがあったんだろうし、まだまだモリモリあるのだろう。
ともあれ
大島暮らしが伸びたのには、もうひとつ原因があって、目医者に
かかっておきたかったのである。
毎日ファインダーをのぞくせいか、右目の疲れや違和感が増して
中心部が円形にボヤけるなどしていたから、不安だったのだ。
運よく、自転車で行かれる距離に、好さそうなところが見つかって
カミサンも、そこの先生は県立大島病院とのつながりもあるから
安心だと謂うので、さっそく行ってみる。
果たして、とんとん拍子で視力検査、眼圧測定、眼底検査が済み
老化による硝子体(しょうしたい)のくもりなどで、飛蚊症に近い現象
だから、全く問題ないとのことだった。
ホッとするやら、老化の不安が募るやら・・
視力はなんと、裸眼で0.9まで落ちてしまったし。
その週末の予報も、またしても雨天となっていた。
土曜。
7時前に目覚めたら雨が降らなさそうで、オットリガタナで準備し
大瀬海岸を目指すことにした。
カミサンは観察デートを楽しみにしているから、のんびりダラダラする
と謂う選択肢は無い、と謂っても過言ではない。(笑)
このごろ多忙すぎて残業続き、しかも寝不足気味なのに・・ である。
いつ降り出すか知れぬからと、先週は途中の目的地をスルーしたから
大瀬海岸の前に、節田(せった)の池へ。
すると・・
地味なコガモのメス風ながら、シマアジのメスが居た。
それから目的地へ。
すると・・
一年半近く徳之島に居たクロツラヘラサギ、62Kが採餌しているのを
真っ先にカミサンが見つけ、きょうのブログネタはコレね♪ と嬉しそう。
しばらく待っていると、やはりやってくるシギがおり・・
チュウシャクシギのところは、いつのまにかダイシャクシギが飛来。
雨がパラついて来るころには観察も終了して、宇宿漁港へ移動して
昼の弁当タイムに。
今回は、カミサンと同じレベルの弁当にすべく、努力してみた。
重野商店の弁当は美味い方なのだが、いかんせん島の弁当は
油っけが多いので、いつも夕方まで胃袋に居続ける具材たち・・
ぎりぎり夕飯までに消化できたが、腹の脂肪の増加が気になる。
カミサンはハイカロな弁当に抵抗が無いと謂うか、満腹になるのが
食事と考えているので、ワシのような満腹が苦手とは違うのだ。
ワシはこのごろすっかり、満腹=膨満は気分がよくない・・
家での食事は、ボリューミーでコッテリな風にしながら、カロリーを
控えるように調理するよう心がけているワケで。
さておき
田んぼと大島紬の柄で名の通った、秋名へ立ち寄ってから帰る。
んだが・・ カルガモに、アマサギやチュウサギなどでパッとせず。
日曜。
いよいよ朝から雨予報だったハズが・・ またしても降ってない。
ので、またしてもトットト朝メシを食べ、もしも晴れたらと決めといた
「あかさき公園」へ行くことにした。
その前に、見たこともなくデカい巡視船が、豪華客船などが利用する
観光船バースに入港していたので、そちらへ寄っていく。
おお゛〜、20mmバルカンでなく、40ミリ機関砲にパワーアップして
なんちゃらカイケーキョクには及ばずながらも、一矢報いるくらいは
できそうである。
公園の駐車場には、このごろ流行りの?節約旅行風の車中泊
している軽ワンボックスが1台だけで、ほぼ貸し切り。
とりたてて何も見つからぬまま、展望台にたどりつく。
いつ来ても、霞んでいるのが気にかかる・・
どこぞから流れてくる、PM2.5のせいでしかないんだが。
ふと、はるか下を飛ぶ猛禽に気づく。
だいぶ渡り遅れたサシバのメスのようである。
この日の渡り鳥は、せいぜいこの程度。
遊歩道を歩くも、せっかく現れたオーストンオオアカゲラすら
枝カブリの向こう・・
ほかにはせいぜい、シジュウカラやメジロ、ヒヨドリくらいなもの。
雨雲が近づいているので、昼前に買い物して帰ることにした。
スーパーへの途中、大熊漁港に寄って宝勢丸へ寄ってシビを求めるも、
カツオ・デーだったのか、シビは一つもなく、、切り落とし300円に。
いやはや、うまそうな刺身がたくさん並んでいたんだが・・
午後は本格的な雨になり、家で過ごす。
夕ごはんには、カツオの刺身が苦手なカミサンに食べてもらうのに
バーグ的サンガ焼?にしてみる。
コスパは悪くないんだが、ボソボソしているのが気になったものの
鮮度抜群のカツオのせいか、カミサンに好評♪ 助かったわ・・
さて
今朝は早起きして、カミサンに名瀬港へ送ってもらう。
7時までにコンビニに寄って朝食を求めてから、窓口へ。
とゆ〜ても、以前ならフツーに6時まえ起床だったから、ユルめの6時すぎ。
乗船から5時間あまり、スムーズに平土野(へとの)へ入港。
やれやれ・・ 見慣れたこぢんまり感に、ホッとしてしまう。
さっそく、生活再開のため、スーパーへ。
大島で198円で売っていた無塩のそばが、398円とは・・
なんぼ大島で特売だったとしても、この値差はエグイよねぇ。
大島との生活水準の差がありすぎて、離島感がハンパでなく
節約生活が捗るし、ダイエットにもつながっている。(笑)
さて、きょうからまた、オカユ生活にもどろっと。