伊勢の 秋?
103万円問題・・ そ〜いえば、最低賃金とともにスライドしないと
物価見合いの税制とは謂えぬと、テレビではじめて気づかされた。
片手落ちの政策と謂っても過言ではなかろう。
いやむしろ、最低賃金を上げたことにより税収を増やしたいたけ・・
だったようにも感じられる。
もとよりワシは稼ぐ必要を感じていなかったんだが、ことここに至って
トマトのグラム単価が、鶏肉を超えるようになっくるなど、異常物価には
相対的な賃金の目減り感が、否めなくなっているんだが、例の壁がね〜
伊勢の生活は便利だし、物価も安いから悪くはない。
んだが・・ やはりカミサンと、島が恋しくなってきた。
母はどうも、ワシを独占したいカミサンにいささか嫉妬心があるようで、
事あるごとにカミサンの悪いところを念押しするようなことを謂う。
脳梗塞の後遺症や不自由な足のストレスと、長らく生活を共にしたから
仕方ないと思いつつ・・ やはり、歳とってからのひとり暮らしには、
一抹の寂しさが付きまとうのだろうと思うと、ワシとカミサンの関係は
その真逆の在りようだから、わだかまりが生じても不思議なかろうね。
一人、家にこもって生活していれば、妙な自信家で偏屈な父との生活を
もっと早くになんとかできなかったか・・ と思い返すことも多かろうし。
結果の出ている事柄について、さかのぼって思案するほど、せんない。
少なくともワシがそばに居られる間は、美味いものを食べさせたいと
何かと買い得な「トライアル」の食材を用いたチャレンジは続く。
味覚異常があっても、いっしょに食べれば食欲もわくハズだ。
前の日に炊いて寝かせたがんもどきを乗せた、がんもうどん。
大きながんもは、2個入りで99円、茹でうどんは2玉で40円なり。
勘でこさえてみたんだが・・ けっこ〜イケた♪
勘だのみ料理に刺激されたか、母が何十年ぶりかにコロッケを作った。
たわら形で薄衣、昔っからこのスタイルで、アツアツのときはサクサクし
冷めたら、こっくりとジャガイモと牛脂の味わいが深まる。
時とともにパン粉の油が、ほくほくのジャガイモに吸収されていくためか、
市販の油ビシャビシャなのとは、全く別物なのである。
ワシにとってのコロッケは、これに始まり、これに尽きている。
母をリハビリに連れていき、好天なら近くの田丸城址に通っているが
どうもまだ、秋らしい雰囲気になってこない。
とゆ〜か、モミジが赤くならずに、枯れてしまうんじゃなかろうか・・
かすかに種が残っていると様が、もののあはれ。
一方で、サクラがちらほら咲いている。
これはこれで、わびさびを感じられる。
実家とその周辺をウロウロしては、縄張りを主張し始めたジョビコ。
ジョウビタキのメスである。
冬鳥たちも、ぼちぼち到着しているらしいが、さほど感じないなぁ。
石垣島には、とっくにタヒバリが飛来しているらしいんだが・・
ま゛〜こればっかしは、ワシが焦ったところで、どうしようもない。
いつ来るか、愉しみにしてよっと。