伊勢の 生活観
メリケン大統領選は、どうもドナルドがイッテしまいそうであり・・ またしても
クレムリンがお祝いムードに酔いしれることになりそうな風向きである。
帰省して10日が経つんだが、これまでと違うことは、食生活の向上だ。
去年はリハビリでも入院していたが、今回は家から通ってい、
さらに昼メシをきちんと食べられるようにした。
実は普段、母は面倒がって昼は適当な補助食品やドリンクなどで
済ませてきたため、かなり痩せてしまっているし、どうもカロリーどころか
ビタミンも不足しがちなようだったのが、ヒジョ〜に心配だったのだ。
味覚障害だから、メシを作る気合が入らぬのは、仕方ないんだが・・
入院しないのも、リハビリ先の病院メシが最悪だから、だったのだ。
驚いたのは、このごろはフリカケで手抜きするのが通常なのだそうで・・
管理栄養士のオソマツさに、驚かされるやらガッカリやら。
一方で
主に食材を求めるスーパー「トライアル」は、安値の商品が多数あるので
買い物が実に楽しい。 島のナナメウエの値付けに対する反動だろうが・・
極めつけのメニューがひとつ完成した♪
半カツどん、半きざみうどん定食だ。
いささか外食気分にひたられる、カーボメニュー。
カツどんは299円(税込み)、うどんの茹で麺は20円(税込み)である。
いささか贅沢なマルキのタレでうどんの汁をこさえているものの
一人前が200円いかないし、デスクワークのときには、このくらいで十分。
このごろ、米が無駄に値上がりしたことで、焼きそばに走る過程が増えた
などとテレビで見かけていたが、トライアルでは焼きそば用も20円だから
確かに安いし、一皿で完結するので、こさえるのも楽だ。
ただ、焼きそば麺には油がまぶしてあるし、なぜか130グラムしかない。
180グラムで20円のうどんを、焼うどんにしてみた。
味付けは、格安のオイスターソースをベースとした、塩+醤油味にした。
ワシの定番、パチンジャオロースーもこさえる。
テキトーにこさえている、もどき料理だ。(笑)
とんかつ用の豚ロースを細切りにすると、とても食べ応えがあるので
カミサンにも好評だし、ちゃちゃっとこさえられるところもイイ。
材料となるロースは、安いカナダ産。
とかく豚肉炒めは水気でフライパンの温度が下がるが、そうなったらすぐ
具材をボウルなどへ移して、フライパンを熱しなおすとリカバーできるし
香ばしく仕上がる裏技?を用いることが多い。
カミサンにも母にも、好印象である。
島のナナメウエ商品の中でも際立つのが、合い挽き肉なのだが
トライアルだとヒジョ〜に安いので、嬉しくなってついつい買ってしまう。
今回は母の進言もあり、サラダで余らせたレタスとともに、鍋にしてみた。
昆布だしをベースに、みりんと醤油で薄味をつけてある。
臭みけしには、こっそりと伊賀の純米吟醸「義左衛門」を加えてある。(笑)
ちなみに、煮物やなべのアクは、なるべくとらない派である。
よほどアクの強い野菜や混載ならばとるが、通常は複雑な味わいになるし
汁の量を減らすのもアレだから、とってしまう理由が見当たらない。
母のリハビリ病院の帰り、さらに足をのばして「ふるさと公房あぐり」へ。
そこにあった、珍しい米粉入りそうめん、ミエノナツを食べてみた。
茹で時間は2分でイボノイトなどよりは太目、しかしながらすぐ伸びることもなく
ツルシコ食感で抜群にうまい♪
油が入っていないので本来なら冷麦と謂うべきところだろうが、
むしろ、そうめんの油臭さのない、優秀なそうめんと謂うほうが相応しいかろう。
あんまりお腹が冷えるのもアレだし、あたたかい麺つゆでいただいたんだが
それもまたイケた。
いづれも
カミサンはネギとシイタケがダメなので、思い切り使って料理している。(笑)
晴れた午前、織田信雄の居城だったことのある田丸城址へ赴いたところ、
体力が無く息切れして天守まで行かれず、天守の下を囲むように歩むと・・
好奇心旺盛な、エゾビタキと邂逅。
わざわざ、進もうとするワシの前のサクラに飛んで、こちらをうかがっている。
カミサンもそうだが、ワシに興味を持つとは、カワリモノだね゛〜。(笑)
このごとろ
内地にしては雨が多くて意外だが、それもまた環境変化が愉しまれるし
母にとっても生活の変化があって良いように思われるようになった。
ましかし・・ カミサンが恋しいわい