倦怠の夏はつづく
気まぐれドナルドが、またしても大統領になっちまうのだろうか。
アメリカ人はなぜ考えることをやめ、あんなのを大統領候補にするのか・・
それではまるで、ムダに領地を稼ごうとするロスケと変わらない。
力の使いどころを探して、ジタバタ動くことを先んじる儚い思考は、同じだ。
目指すところのない力は、増えすぎた人類を減らす方向へ突っ走るのは
自明の理であり、摂理でしかない。 ニンゲンもバッタも、さして違わんし、
やがて訪れるのは食糧不足じゃろうな。 素朴な過酷さほど恐ろしい・・・
とかく男が料理をせんから、文化財として語られることのない食文化。
しかしながら、日本食も無形文化遺産になっちまったみたいだし・・
前々から、食文化は男の燃え尽き型治世文化と異なり、ねばり強く
途切れることなく母らによって受け継がれてき、取り組もうと念じてきた。
それらを食らった男子が元気をつけ、世の中を治めてこられたワケだ。
学芸員から教わったのが、この書籍。
南島雑話を記した、ナゴヤサゲンタである。 ナゴシじゃないんよ・・
大島へ島流しになるくらいだから、それなりの地位だったろうが、ナメてた。
ゆくゆく本土へ帰って、なんとまぁ寺社奉行にまで至る人物だった。
家柄も成績も優秀で、実直素直な人物だったらしい。
江戸時代の男子は料理などせんと思っていたんだが、違ったのだ!
ワシもプディングをこさえるが、左源太もスウィーツをこさえている。
江戸時代にも、ワシのようなヤワアタマなヤツがいたらしいのだ。(笑)
もともと、島の鯨餅について調べていたんだが、そちらの調べにおいては
たとりにたどると、あの虎屋が関わっていたかもしれぬところまで来た。
食文化は、思ったよりずっと深いなぁ。
今月はとても長い・・ナゼなら、カミサンとこへ帰ることできぬ予定があって
むらむらヤキモキしているからだ。(笑)
ちょうど帰るタイミングに、環境省からの依頼で、調査の予定が入っていた。
もともと6月に入ったらすぐにできたのに、6月の満月のタイミングで入札し、
奄美野鳥の会が受注したところで、人海戦術の使えぬ徳之島は無理だから
おかしなタイミングなんだよなぁ・・
月夜の島を巡って、生物をカウントするだけの仕事であるが、意外とキツイ。
今ごろだと日没が19時すぎだから、調査は当然20時過ぎからとなり。
全島に巡らされたコースをたどるには、それなりの日数がかかるから、
不眠症かつエアコンのない夜を過ごすワシにとっては、負担が大きい。
けど
夜な夜なワシだけで行きたくても、晩酌大好きだし、観察などすることも
できぬから・・好機でもあるのだ♪(笑)
こうしたキッカケでもなければ、夜回りなどしたいとは思わなくなった。
今回の初見は、捕獲されたのでなく、自然に歩くヤシガニだ。
さして大きくはなく、1キロくらいながら・・踏ん張る姿は幅50センチ前後。
その瞳は、怒っているような・・
シニカルに笑っているようにも見え、ビミョ〜じゃなぁ。
この7月、県の希少野生動植物に指定されているので、捕獲はできんし
あまつさえ食べることもできないんだが・・ これを食べたいと思う神経が
理解しがたいんよ。(笑)
青や紫だったり、甲羅はぶよぶよしているし、カニとかヤドカリであっても
異様なコレを食べようなどと・・ 空腹はすべてを凌駕するらしい。(汗)
ま゛〜内地では、生でナマコを食らったりするから、ヒトのことは謂えん・・
ノコギリガザミよりも、ずっと足が太くて食べごたえはありそうだが、
植物食の強さからして、毒性の強い植物を食べているとヤバイし
ここまで成長するのに20年近くかかっていると思うから、食べづらい。
ヤシガニは50年あまり生きるが、海中にいるカニ類よりは成長が遅く、
4年で1.5〜2キロになるノゴギリガザミには、遠く及ばない。
ともあれ
数少ないヤシガニに出逢うことができ、とても嬉しいことには違いない♪
カミサンに会う時間を費やしたのに、見合うくらいの値打ちはあったかな?
あ゛〜も〜 早くカミサンに抱きつきたいし、チュ〜したいぞっ!
子らへの影響に配慮してやってないが、港で会った瞬間したいのだ!!
まだまだカミサンの愛にはとどかぬけれど、ワシはカミサンにメロメロよ♪
なしてか
ワシらの新婚生活を妨害するようなイベントが、とかくアリアリで・・
結婚に運勢を使い果たした感が、否めないのも確か。
>
今週末は、自然観察会の依頼があるし・・
それも含めて、ワシを愛してちょ〜だいね、カミサ〜ン♪
人妻好きじゃから、フラッとするカモしれんけど・・宇宙一、愛してるよ〜!
ひとつ、残念なことがある。
ワシはカミサンと付き合い始めに、これ以上不眠にならぬよう自己暗示を。
ドキドキし過ぎる恋を飛び越えて、メロメロに愛したい・・と謂う具合に。
カミサンの愛は確かだったから、今さら恋愛のドキドキなど不要だろうと
思ったワケだが・・ 今にして、大島へ帰ってカミサンの顏を見るたんびに
もっとドキドキできたらな゛〜と思うことしきり。
とはいえ
心の底と謂うか、芯と謂うか、根っこのとこが、じわっと温うなり熱を帯びて
イイトシしてつい、だきついてチュ〜したいワシを開放したくなってしまう♪
恋は眠れないけれど、愛は実働を伴ってしまうから、なおさらヤバイかも。
世間的に・・(笑)