また寒くなる
有名なニュース解説者が、日本と諸外国の宗教について報じていた。
んだが・・根本的な部分には触れられていなかった。
日本人は、人を戒めたり高めたりするために宗教観を有している。
反面、ガイジンは人を信じられないために、人より上の存在を置くことで
生活や秩序などの統制をとるための手段としての宗教観がある。
キリスト教やイスラム教のもととなったユダヤ教は、信心よりもその行動や
生活を聖書に準じることを重んじている点からも、そのことが分りやすい。
キリスト教は特に信心を重んじる方向となり、イスラム教は信心と生活を
準じることを重んじるような方向となった。
いづれにしろ、人よりも神を信じることに重きを置いている点において
日本人の信じる神と立ち位置がまったく違っている。
われわれが感じている根本的な違和は、そこに起因しているのだが・・・
さて、先週末からきのうまで、婚前生活を愉しんできた。
このごろアルアルなのは、往き帰りのいづれかの日だけ極端に寒暖差が
あって、余計なシャツなどが必要になってしまうのだ。
一応、予備のヒートテックモドキやズボン、靴下などは置いてあるものの。
大島は広く、さっぱり土地勘がないから、カノジョにガイドをお願いしていて
当面はやはりルリカケスの撮影である。 んだが・・悪天候が予想された。
今回は、釣り具とビーム砲カメラのフル装備で、手提げがひとつ追加となり
身軽さはないが利便性は向上させてみた。
と謂うのも、地元・平土野港の発着だし、船着き場の近くに駐車しているから
荷物を持って歩くのは、せいぜい100メートルくらいしかない。
古仁屋の方は、カノジョの職場まで数百メートルあるんだが、知れている。
以前 記したと思うが、表航路と裏航路では発着の港も日取りも異なる。
表航路は毎日就航しているが、裏航路は曜日が飛び飛びになっている。
特に裏航路は難解で、私が乗るフェリーあまみは、平土野港で折り返すから
上下便が火木土に発着し、フェリーきかいは沖永良部で折り返しとなり、
上りは平土野を通過しちゃうから下りのみ利用でき、水金である。
平土野まで車で5分、船旅は2時間あまりで済み、往きは昼、帰りは朝10時
発と謂う便利さと、距離が短いぶん船賃も安い。
いづれも大島の古仁屋のほか名瀬港に寄港するが、名瀬までは5時間・・・
表航路は、島の反対側の亀徳港で発着するため、車で30分もかかるし、
往きは午後5時発で名瀬まで3時間半あまり、帰りは午前5時発だったりして
たまったもんじゃない・・ 定期運航としては便利だが、とても利用しづらい。
ま゛〜もともと徳之島と大島を往復するような客は、スポーツの試合くらいで
鹿児島への往復には、問題ないんだが・・
そういった関係で、役場職員はとなりの島なのに飛行機を利用する始末。
かててくわえて、笠利の空港から名瀬までは1時間近くかかるのに・・だ。
徳之島から大島へ行くことは、けっこ〜厄介なのである。
カノジョ→妻がこの先2年は古仁屋だが、その先は不便になりそうだ・・
連休初日、天気が思わしくなく、まずは車のオイル交換をしに中古車屋へ。
だが・・なんとすぐそのわきに、林道があるのだ。 地味にスゴイぞ大島!
そして、やにわに意外なチョウが飛んでいるぞ!
夏に渡ってくるハズのツマムラサキマダラが、真冬に無傷で見られるとは。
しかも3頭もフツーに飛んでいるから、偶然ではない。
根付いているとしても、羽化が早すぎるとゆ〜か、早すぎるにもホドがある。
ちょっとした発見と謂うより、そこそこの発見である。
道端には、カンアオイが咲いている。
オオバカンアオイかフジノカンアオイやら、見分ける方法はワカラナかったが。
実は、歩くのに邪魔なほど、足もとにはクロウサギのフンがあるし・・
これがオイル交換ついでの散歩なのか?!(笑)
素早く飛び回るチョウを、見逃さないようたどってみれば、これまた意外。
昨秋に羽化したのなら越冬したことになり、今年に羽化したのなら早すぎで・・
アオバセセリは、フツーこの時節に見られないと思う。
しかも、道々ちょくちょく見かける。
あんまり道草しすぎたので、とっとと中古車屋の裏まで戻って来れば・・
ルリカケスが様子見にやってきた。 時間つぶしにしては充実し過ぎている。
この安念勝(あねんがち)林道、家から近いし穴場みたいな感じだ。
すっかり昼になったので、往きしなに求めておいた弁当を、近くの別の林道
朝戸線わきのダムでいただく。
水鳥はおらず、降ったり止んだり、島らしいビミョ〜にイラつく天候。
しかも山あいなのに風は強い。
意外ばかりだが、大島は地形的に風裏がそんなにできないようだ・・・
レーダーに映らぬ雨雲から、小雨がパラつくので、用心しながら観察を。
道端に多くのナンゴクホウチャクソウが咲いているのを喜んでいる。
軽量とは言え、高倍率ズームを片手で使う根性は、なかなかだ。(笑)
私はやっぱり動くものでないと・・
小柄だからクロアゲハだと思っていたんだが、どうもカラスアゲハらしい。
にしても、春の羽化にしては、やっぱり早すぎる。
それに、一般的なカラスアゲハにしては派手が過ぎている。
ミヤマカラスアゲハ然としているものの、これまでカラスアゲハの亜種とされた
オキナワカラスアゲハの奄美亜種らしい。
んだが・・オキナワカラスアゲハはカラスアゲハから独立した種と見なす派も
おるらしく、どうも判然としない。
ましかし、種がど〜あれ、この美しさは眼福に違いない。
つぎの日は雨天曇天となり、午後にカノジョの恩人らしい女性のところへ。
名音(なおん)集落は海辺ながら、とてもそうは見えぬくらい山が迫っている。
ともに野鳥の会なので、おばあちゃんだがシャープな話が通じるから、
話が弾んで夕刻に至る。 以前、私との結婚についても相談したらしい。
親じゃないところが、カノジョらしいような・・・
忙しいのに、丁寧にお土産の玉子おにぎりをこさえて持たせてくれた。
以前は、野鳥の会の調査の定番おにぎりだったそうだ。
日曜は、自然観察の森へ赴いたんだが・・ルリカケスは活発ながら
強風と寒さ、雨がちになってくる。
これまた意外な発見?があった。
なんとコレは、実生のヒカンザクラなのだ!
ネットには、沖縄島以南でしか育たないとあったが、フツーに育っている。
しかも、さして日当たりは好くないのに・・だ。
さらに、もう1本育っていたし・・・
あまりの荒天に、午後はビッグツーで釣り具や手芸コーナーを眺めていたら
いつのまにか時間が過ぎて、夕食やらの買い出しで暮れていく。
ビッグフィッシングが閉店してしまったので心配していたが、わりと本格的で
釣り具については当面の心配はなくなった。
毎月曜は、屠畜(とちく)場の検査とやらで、カノジョは早くに出勤していく。
寝ている私に、ハグとチュ〜してから♪
のんびり起き出して仕事し・・居候に相応しい質素な昼食を摂る。(笑)
昨晩炊いておいた豆ごはん、米はなんと魚沼産なのだっ!
ふるさと納税の返礼品だそうだ。 左上は、なぜか爆発したチン玉。
カノジョがいないので、容赦なく味噌汁へネギを投入できる。
内勤?だけなのだから、コレくらいで充分だ。
タンカンの店で、エンドウマメが手ごろだったから豆ごはんにしたんだが
115グラムくらいで120円、天城町では150グラムくらいで270円する。
同じ産直ながら、もはや徳之島では輸入品より高くなってるからね゛〜
品質のよからぬブロッコリーでさえ、輸入物と同じ値段だったりとか。
さすが、昔は毒島と呼ばれていただけのことはある・・と、シミジミ感じる。
帰りは、いつものように緑地公園わきのトイレまえで降ろしてくれる。
およそ1時間の乗車で、トイレが近づいているからだ。
待合だと、掃除中の憂き目に遭いやすいのを知ってのこと。(笑)
10時の出帆まで、公園の東屋で小さな仕事をこなしたり、周辺を散歩する。
歩いて乗船したのは、私を含めて2名。
2時間程度なので雑魚寝でなく、コンセントのある窓辺に座るようになった。
追加装備や買い物の品々は、くまモンのエコバッグに納まっている。
買い物用には小さく、役に立たぬが、地味にクッション性が役立ったりする。
前の車に常備していたため表面が適度にカビ、エイジングもホドヨイ感じだ。
全力でくまモン好きなのでなく、カビさせる距離感がオトナの証しだ。
地元のAコープには、カセットガスが無くなって死活問題ながら、
とりあえず、大島で安めに買えたから、しばらく命はつながった。
竿とリールを一組残してきたが、タモは代わりがないから持ち帰る。
ビッグツーには、お土地柄か、55センチ以上の浪漫な?タモわくしかなく、
ネットでコンパクトなセットを探すかね゛〜、ネットでランディングネット探し・・・
45センチあれば、必要にして十分だと思うし。
3月は連休もないし、あれこれイベントもあって、帰られそうもない。
そうなのだ、私には3つ目に帰るところができてしまった・・
徳之島の貧民として終わるかに見えた人生が、また転んで違う方へ向かい
動きだしてしまったようだが、まずは釣りを充実したいね゛〜。