急に暑くなる
世間の出来事が、すべて値上がりに収束して感じられるこのごろ。
そして、知人の奥さんが急逝されて、明るい気分になれぬ。
ロスケが戦争をおっぱじめてから、あらゆる物価は1.5倍を超える勢いだ。
あろうことか、国産の野菜や魚まで高いのだから、やってられない。
そこへ、ウツは進んで創作意欲も勤労意欲も出ず・・収入も減ってしまった。
ど〜でもいいが・・政党助成金を、被災地支援や市民生活へ回すくらいの
知恵がまったくありゃせんのは、ど〜かしている。
この冬は渡り鳥も少ないし、なんだか生物全体に活性が低い感じがするし、
あまつさえガソリンも高どまりしてい、出不精みなぎるしかない情況なのだ・・
さきごろ、急に南風が吹き始めて、やけに蒸しっとしてきた。
内地でも、春一番の時節だからアタリマエなのだろうけど、暑くなってしまうと
春一番でなく、南国だけに夏一番ってことになる・・ワケだ。
かねがね、ネットにあるように寒うなると早々に姿が消える・・とは思えず、
周年見かけると感じていたジャコウアゲハも、しっかり飛んでいる。
翅の傷み具合からして、やはり越冬していたらしい。
なんと謂うか、今もって南国の常識は日常過ぎてネットには載っておらず
内地の基準が充満してしまっている状況は変わってないようである。
よくもわるくも、内地の都会には憧れるが、自然には興味が無い・・
南国人のクセが直ることが無いことを、直視するしかなさそうだ。
ちなみに先週、大島を歩いたときは、ジャコウアゲハはおらず、
すべてがクロアゲハだったのには、逆に驚いた。
大島は山がちと謂うより、ほとんど単なる山とリアス地形である。
上空の冷気が谷や川に沿い滑り降りてくるから、ヤケに寒い気がする。
先々週、クジラが観られた海岸の崖に、南風が当たる。 と・・
気流に乗って、羽ばたかずに猛禽が狩りをするんだが、ノスリが来た。
いつもなら、冬鳥のチョウゲンボウやサシバといった小柄な猛禽なのに。
渡り鳥は、当然ながら洋上を飛び、おおむね海岸をたどって北へ向かう。
いよいよ、予測不能な気候になってきたことを、じんわり感じさせられる。
冬鳥のなかでも猛禽にしては、北上がヤケに早い。
獲物より先んじて北上する意味などありゃせんが・・ ど〜なってんだ??
なんてことを思いつつも、やっぱりど〜も調子が出ないなぁ。
仕事も、はかどらんし・・