カノジョに会いに
なんだか、物価が上がって、まともに食事もできなくなってきている。
これまで食べていた、パンやチーズなどが異様に高くなった。
リンゴやネギ、タマネギがバカ高いのは、ロシアのせいなのか???
週末は、久しぶりに?大島のカノジョんちへ赴いた。
あんまり会わないと、行き場を失ったカノジョの愛が
爆発しそうになってしまう気がしたのだ。(笑)
これまでは徳之島へ通っていたが、ワシが自分の家にいるほうが
落ち着くのだろう。 あたかも、新婚生活のようでもあるし・・
入港が遅れた午後5時前に、ようやく乗船する。
マリックスの船は、移住してきたときの船会社だから、感慨深い。
いやほんと、アレ以来乗ってないんじゃなかろうか・・・
だがしかし、あのときの船は、とっくに退役しているらしかった。
せっかくのプチ旅なので、ブラックフリャーデーの品々を試してみよう。
まずは、ノートパソコンだ。
とゆ〜か、むしろナゾ板?のテストではないか?(笑)
この板は、デイズを買ったときにいただいた、高級奈良漬けのフタなのだ。
偶然と思えぬピッタシ感、やっぱりデイズを買ったのは正解だった・・・
角を処理していないのは、具合が好ければサンディングするつもりだから。
ただ・・大島までの船旅はビミョ〜に長く、勢い仕事をしたくなったら
マウスが欲しくなってしまい、2.5インチHDDなども置きたくなって
さっそく利便性に影が。
さりとて
熱は足に伝わらず、軽量コンパクトこの上なく、合板らしい剛性もあり
これは奈良漬けと共に、商品化すべきアイテムである!!!(笑)
なんと謂っても、ワシは幼少のころより奈良漬けが好物なのである♪
冷や飯に玄米茶をぶっかけ、奈良漬けとともにかっこむ・・たまらんぞ!
念のため、私と同じ発想の人間は少なからず居るはずだから、さっそく
ネットで検索してみれば、膝上の机と謂うジャンルがあるらしく、
そこそこ出てきたが、リビングのソファなどで用いるものが多かった。
重さ大きさを気にせず、携行できそうなのは、オーム電機の一択のよう。
マウスをのせる部分が引き出しになっていて、想像通りであるが、
重さはやはりアイパッドより重い。
できれば
三面鏡のように開いて、両サイドにスペースを確保したいところ。
トラックパッドの上に、トラックボールを据えて用いる・・のはどうか?
あるいは
トラックパッドの上に小さなマウスパッドを敷いて、超小型のマウスを
使っちゃうとか・・いづれにしても、作業性は落ちるなぁ。
疲れた夕暮れ頭の発想力には、限界がミエミエである。(笑)
お次は、人生初の完全ワイヤレスイヤホン/TWSの視聴にいこう。
ケースが小さすぎて、丸くて持ちづらいし、前後も判りづらい。
ケースに、なにか印をつけにゃダメかなぁ。
昨夜、アプリや音質の設定は終えているから、あとは耳にハメルだけ。
いやしかし
クイーンコーラルプラスはエンジンから客室が遠いせいか、とても静か。
週末でお出かけなのか、はしゃぐお子さまの声がギャンギャン耳につく。
いやいや
さっそく耳に入れてみにゃ・・すると・・すごい、ほぼナ〜ンモ聞こえぬ。
最初にノイキャンを耳にしたのは、ソニーのネットワークウォークマン
だったろうか・・あるいはどこか量販店で、ボーズのヘッドホンを試した
気がしないでもない。
ソレは耳に圧を感じたのを覚えているが、ずっと自然でな無音な気がする。
エンジン音やエアコンの風切り音が消えると、逆に遠くで黄色い声を
発する子らが、どこかにいるらしいことが判る。
外すと・・聞こえなくなる。
実は、はしゃぐ子らばかりでなく、騒ぐ息子らをたしなめる母の声には
「お父さんの手術が成功するように、祈りなさいよ」と謂うのも聞かれ
悲喜こもごも。 ウカレているのは、ワシもだった・・・・
ヒジョ〜に気になるのは、アプリの仕様だ。
ど〜ゆ〜ワケか、位置情報がないとアクティベートしない。
こりゃ〜
あまりに安くて高性能なこの手のイヤホンが、つぎつぎ登場するから
必ずウラがあるとは思っていたんだが、どうやら中共が投資して
盗聴したい場所付近の音を集めやすくする、あるいはケシカラン
陰口をたたいているヤツの位置をAIに追跡させる・・てな具合の
バックドア付きアプリだろうと、カンタンに想像がつく。
中共への否定的な発言をすると、国内外を問わず罪に問われるので、
用心のため機内モードで使うほうがヨサソウである。
本機はマイクが片側3つずつだが、トラニャ?だかは200円高で
4つずつ搭載し、表向きはノイキャン性能をアップできるらしいぞ。
いづれにしても、7000円もせずに手に入るレベルではなかろう。
そうそう
肝心の音楽再生の音質だが、ノイキャンを入れると音の広がりがなく
もともとのドライバーにもクセがあるらしいんだが、専用アプリで
イコライザーを調整すると、なかなかの音になる。
思わず、涙ぐんでしまったほどだ・・・
フツーのTWSとして用いるぶんには、私の耳だとカナリイイレベル
だと思う。 たぶん超高級クラスと聞き比べても、値差ほどの違いを
感じることはないだろう。 一応、昔はオーディオ小僧じゃったんよ。
とりあえず
前回乗船した、小ぶりなフェリーあまみではエンジン音があるので
重宝するだろう。 それから、本命の旅客機、電車でも。
いや゛〜しかし、恐るべき中共コスパである!(笑)
あとは
フルチャージしないように、どえらい気にしながら使うことになる
自分が、どうしようもなく不便な性格に感じられる。(笑)
ここまでは、行きの二等客室、雑魚寝スペースで記している。
そろそろPCのバッテリーが心もとない。
なにせフルチャージせぬよう、キチっと80%に設定してあったし。(笑)
3時間半を経て、ようやく下船だ。
おおお゛〜 ボーディングブリッジがあるんじゃな!!1
なぜか、その向こうは壁のない屋根のみの歩道橋になってい・・
斜め降りの雨には、なすすべもない造りが気になりつつも、
その終点で彼女は待っていてくれた♪
土曜はのんびり起きて、昼前から奄美市内の大川へ。
そのまえに、スーパータイヨーで弁当を購入してからだ。
到着した川べりで、さっそく弁当。
パエリア風なのは初めてだが、炊き込みでなくトッピング。
白飯に混ぜる、パエリアのもとがあるのだろう。
具はバジル風味にこってり炒めた鶏肉、キノコ類、ブロッコリー、
玉子はパチモンのやつで味が無い。
地元ブロガーの情報によると、メジロガモとオオタカ幼鳥が渡来している
とのことだ。
ったんだが・・ノゴマが賑々しいだけで,パッとせぬ。
そろそろ帰ろうかと、車へ向かい、もう少しのところで・・
チラと小鳥が見えた。
枝かぶりが凄まじいものの、内地でちらほら見かけていた、ノビタキ。
徳之島では、めったに見られない。
気を取り直してやや移動、今度は左岸を歩いてみると・・
ホオジロハクセキレイ。
さらに・・
コイカルも。
20分程度で来られるところなので、なかなかのポイントだ。
前回はまったくダメだったんだが・・・
その宵の食事。
カノジョと一緒にこさえるんだが、調理はワシ担当。
どうやら、特製のパチンジャオロースーが気に入っているらしい。
調味料は、塩、こしょう、チューブしょうがとニンニク、しょうゆ、
砂糖、清酒、ごま油だから、本格中華とゆ〜ワケではないのだ。
肴に選んだのは、ベトナム産、謎の白身魚。
ニオイをかいだら、アンモニア臭?のようなのがあったから
清酒に浸して臭み抜きしてから塩コショウで焼いてみた。
アッサリしすぎて味がほとんどないが、クセもない。
調べたところ、バサと謂うナマズらしい。
カレイのように煮つけるか、天ぷらあたりが好さそう。
日曜も、のんびり昼前から出かける。
またしても、タイヨーで弁当を求めてから、自然観察の森へ。
これまでは展望台などでも食べられたらしいが、自然遺産になり
ビジターセンターの中でしか食べられなくなったそうだ。
北海道の輸出不能応援キャンペーン弁当、ホタテのわっぱめし。
ホタテにはタレもなんもかかっておらず、味がない・・
かわりに、錦糸玉子の下にあるめしにのみ、タレがかかっている。
このあたりのご都合主義は、南国らしさをヒシヒシ感じる。
オモイヤリとか、ソーゾーリョクとか、ゼンゼン無い。(笑)
見回すと、どこか見知った構図の絵が陳列されている。
お゛〜 動物写真家冥利に尽きるね゛〜。
大島の子らにも、データベースは閲覧されているようだ。
きのうと打って変わって寒い曇天になり、狙いのルリカケスも
ほとんど見られず、チラとどんぐりをくわえて貯食しているのを
見かけただけだった・・・・
帰りしな、再びタイヨーに寄って、カノジョの一週間分の調達を
済ませてから、さっそく調理にとりかかる。
今宵はまたパチンジャオと、ビンチョウの刺身、リアルかにかま。
に・・
前回、土産に買ってきた「せきや」のアワビの煮汁をとってあり、
ソレでこさえた炊き込みごはんだ!
油は加えていないが、ツヤっツヤで、おこげもある。
うま味も申し分なく、足りないと思っていた味は、濃ゆめだった。
ネットには1.5合とあったが、2合で大丈夫じゃない?とカノジョ。
こうして
上げ膳据え膳たる、理想的なヒモ的居候生活とは、いささか遠く・・
やはり据え膳は深夜のみ?だった。(笑)
月曜あさは4:45に起き、船に乗るため、港へ向かう。
待合の階段下に停車して別れぎわの車内で、カノジョはチュ〜を所望。
チュッとして「いってらっしゃ〜い」♪ 幸せすぎる・・・
切符を買いに、階段を急ぎたどりついてみれば・・懐かしいハズの景色。
アレから、四半世紀ぶりになるんだなぁ。
前世紀、横浜からカルディナを駆り来島して以来である。
どうやら、けさは乗船する客はずいぶん少ないらしく、ホッとした。
亀徳行きの二等雑魚寝は、ぐだっぐだな感じだから4階ロビーで休む。
んだが、眠れそうもないから、青をしたためてみたりしている。
夜が明けて久しいのに、ああ゛〜 あと1時間半かぁ。
近いようで、遠い奄美大島をしみじみ感じる。