なにげない 週末

 


 

史上最低の出生率・・ 資本主権と左傾化教育の賜物である。

出産子育てなど、リスクが高く、コスパが悪すぎる・・のは自明の理。

さりとて、愉しくもない仕事を、なぜカネのためだけに続けられるのか

その経済志向一直線な忍耐力には恐れ入るばかりだ。

資本主権社会では、大衆的にカネで手に入る幸せこそ、至高なのだ。

知ったことではないが・・

 

グルテンが体にワルイと謂う風潮があるらしい。

実際は、その影響を受けるのは何十人かに一人しかおらぬのに・・

さも、全世界の小麦食が危険だ・・のような世論操作が感じられる。

そうすることで、小麦消費が抑えられ、誰かが得をするのだろう。

種子や芋などが、体にワルイのは当たり前のことで、食べらるために

進化した植物など、ひとつもない。

健康論者の常識の薄っぺらさは、なかなか愉快であるんだが、

マに受けるニンゲンが多いのも事実。

少なくとも、脂肪の吸収をさせないような成分よりは、よほど自然な

成分だと思う。

脂質すべてが悪役あつかいだが、ゴーヤなどは脂溶性ビタミンCで

炒め物に向くとされているから、脂肪も立派に栄養を含むのだ。

問題の本質は、ストレス解消のために食らうこと・・だろうね。

 


 

先週末は、地元の鳥が少なくて見どころもないので、カノジョのとこで

過ごすことになった。

  

実は前々から

島の中で、小さな宿泊旅行ができぬものか・・と望んでいたのもある。

 

ただまぁ、旅行ならお客になるんだが、カノジョと買い物したり、

料理したり、夜にもせにゃならぬこともあり・・・ けっこう忙しい。(笑)

 

ただ、昨夏からスランプつづきだから、これまでと違う生活こそ、

イイ刺激になるんじゃなかろうか、と思うワケで。

それに、カノジョがとても嬉しそうだから、ワシも嬉しいのである。

 

付き合い始めたころ、お弁当を買ってもらうのが気恥ずかしかったが

今やすっかり甘えっぱなしに慣れてしまった。(笑)

 

このごろ野菜を摂られないので、とかく中華丼をいただく。

ごはんよりも、八宝菜的なあんの量が多いので、意外とボリュームが

ありながらも、胃もたれしにくいので気に入っている。

 

寒いはずなのに、日が照ってくると車内がいきなり温室になる。、

おそらく、今時分でも内地の初夏の日差しに相当する感じなのだ。

 

すると・・どこからかクロツラヘラサギが、漁港の先端にあるテトラへ。

ワシらは、鳥をはじめ生物運が強めなので、意外と退屈しない。

後のは、島ではあまり見かけないウミウ。

 

魚屋をチェックしがてら、ビーム砲レンズを持って、亀津の街中を歩く。

と・・・

意外なことに、神経質なクサシギが、フツーに採餌していた。

 

こうして自然に振る舞う姿を、めったに間近で見られないから貴重だ。

とゆ〜ても、地味なシギのなかにあって、もっとも地味な存在だが・・

 

時化ているので、残念ながら魚屋には大した食材はなく、

もどって徳之島町役場の東側、海岸におりられるところに座って、

イノーを眺めながら二人でまったり過ごすことに。

 

しばらくすると、向こうからやってきた。

先日来滞在している成鳥のペアでなく、この春で2歳になるくらいの

若鳥たちだった。 ありゃ? じゃ成鳥のペアはどこいった?? 

 

しっかりブログネタもそろったし、早めに夕食の買い物へ行くことに。

Aコープとドラモリで買い物しながらメニューを考える。

 

寒いのと、鶏ムネが特売だったので、またしても鍋の流れに。

カノジョが夜なべして浸けたと謂う、島らっきょ。

大島に比べると、とても安く手に入るのだそうだ。

 

肉団子に入れる、ワンカップ大関をちびちびやりながら、ラッキョ・・

か、辛ぁ〜い!(笑)

 

今回は、まぁまぁのデキになった。

表面はツルっとして、中はジューシーほくほくの鶏ムネ肉団子だ。

隠し味のタマネギはほとんど感じないし、大関もほどよく効いている。

 

ただ・・品種改良され過ぎて、風味がほとんどない春菊は残念。

世の中、味ものない素材に、味を付けて食べることが流行らしいなぁ。

カノジョも、鍋のもとを買ってきて食べるのがフツーなのだそうだし。

 

あくる日曜は、午前中はカノジョが少しだけ仕事で、あとはのんびり

テレビを眺めたりして過ごし、昼食を一緒に食べる。

 

鍋のつぎの愉しみは、やはりうどん。

今回は冷凍うどんだから逸品で、出汁は染みるし、コシもしっかりだ。

 

カノジョは、鍋をフライパンでするのが恥ずかしいらしいんだが・・

そっちじゃなく、キチンと料理しない方を、気にしてもらいたい。(笑)

 

土鍋はペタライトの遠赤外線効果が優れているが、

厚手のフライパンも熱効率は高いので、火加減を中弱火にして、

焦らず加熱すれば、省エネで中までじっくり加熱される。

ごろっとした肉は沸騰させすぎず、中までまんべんなく加熱するのが

旨さのコツだと思う。

 

いささか汁気を足したので、世の主婦の御用達、便利出汁を加え、

絶妙なしょうゆ味の鍋うどんに仕上がった!

たくさんこさえてあった肉団子は、別途冷蔵してあったからプリプリだ。

下茹でして、食べる分だけ鍋に入れるのが、ワシ流である。

 

もう箸がとまらんぞ〜♪

 

ちなみに

こうして鍋をいただくのに、カノジョは「とんすい」を用いてなかったそう。

とんすいのない鍋なんて・・土鍋がないのより、味気ない気がする。

ま゛〜ゼータクは敵だから、わが家にゃ土鍋もとんすいも無いけどね。

 

 

ましかし

こんな日常が来るとは、一年前には想像すらできんかったなぁ。


ではまた