はじめて 貝を採る
ところで
金曜夕方、例のノボリが県道のわきに取り付けられてあった。
肝心の日曜朝は、じきに本降りになり・・ 残念だったが、使ってもらえて嬉しい。
ずっと雨だったから、水潮で磯から遠ざかっていたが、美味そうな貝がおると知って
食べてみることにした。
だからとゆ〜て、穏やかなワケでもないんだ。
ちょっとしたウネリがあるだけで、湾屋(わんや)の磯は、波浪を増幅してしまうのだ。
はた迷惑な・・ だっぱんだっぱん に。
いや
そんなのはさておき、キバアマガイはキャラ的にイケルと感じていたのだ。
内地の磯で定番のアマガイの親戚筋で、コロンと3センチになるらしんだが・・・
島の海では、ソコまで大きくならないらしく、地元の磯ではせいぜい2センチあまりだ。
総じて白っぽいから、簡単に見つかる。
で
ネットで見かけたキバアマガイの牙に一目惚れしてしまい、コレがやりたくなったのだ。
ゆる〜い感じの牙が、なんともイイ味になってくれる。(笑)
ともあれ
椀に一杯ぶんくらいの汁をこさえられる、大き目のを捕獲した。
こうして潮水に放っておくと、ふ〜んと思うくらい、みるみるフンをするから驚きだ。
なんべんか水を換えてから、家にもどる。
なにしろ、長く炊かなければ・・・・ 出汁が出てこないと謂う。
炊きながら味をききながら、クツクツ炊いていく。
2時間ほど炊いたころ、煮汁の蒸発と、炊いて貝の実が締まり尽くした限界の状態。
味は・・ 思ったほどではないが、なかなかのイイ出汁だ。
アサリやシジミとも全く違う。 あれだけ炊いたのに、イヤミのある臭みはない。
んが・・ 炊いたぶんだけ、殻のカルシウムっぽい?ニオイが気になる風味である。
内地のニンゲンの感覚だと、おそらく、いっぺん食べたらモ〜イ〜カナ・・ レベル?
とはいえ
つぎは、もっと大きいのを探して、シッカリ身を食らってみてから、結論しようと思う。
居場所の心当たりは、実はある。 ただ、ガソリンが、もったいなかった・・・ (笑)
いやいやいやいや
そ〜じゃなく、地元の磯で知っておきたかった、年末年始の冷え込みのダメージ。
オニヒザラガイを全く見かけなかったから、そこそこダメージがあるのかも知れぬ。
釣りの話になる。
このごろの私は、脳内が仕事半分で、釣り熱がたぎりつつあるようだ。
正直、今さら女子に好かれるのと同じくらい、なんだか嬉しい ♪
久しかった島の都会へ赴いて、ホームセンターで釣り具を物色してみる。
数千円で、超絶滑らかな回転・・ 驚くばかりだ。 ポン人の、技術へのコダワリは。
このような道具があれば、上達も早かろう・・・・・・ か?
ただ
それでもダイワのレガリスは、シマッチュには高価らしく・・ 陳列はなかったから
とりあえず、エコギヤの赤黒いグラブを求めて帰路に就いた。
今にして思えば、このごころジワジワ人気が出ている、泳がせのエサを釣られる
サビキを求めおけばよかった・・ と、いささか後悔している。
またすぐ赴きたいが、往復4リッターを費やし、およそ600円を超える値打ちがある
買い物をしなくてはならず、そうそう向かうこともできない島の反対側だ。
ま゛〜しかし、2台めの扇風機くらいあってもいいので、ちかぢか行こかな。(笑)
それと
ほとんどのリールが求めて15年以上経ってしまい、ドラグのグリスが劣化したのか
スムーズでないので、ダマサレタと思って『しろくまのグリス』をポチッとしといた。
もし、バブルの遺産、ダイワ・トーナメント4000iTのドラグが使用可能になれば、
なかなか愉快な展開になりそうである。 スプールリングは、傷もつかない金属製。
わが家には、いろいろリールはあるんだが・・ ドラグが劣化しすぎて困っていた。
懐かしい道具が、そのまま使える感覚が愉しいのは、やっぱり歳のせいかね゛〜。