このところ クロツラヘラサギ
期待しない世
英国王室の差別発言、コロナ変異にアナキュラフィシー、東京五輪、折しも311から10年、
首相の息子の接待問題、全国幼稚園連合会の使途不明金・・・ 報道が賑々しい。
最大の問題は、おそらく福島の絶望的な原発の情況だ。 いつまでもメルトアトを隠し、
さらにまったく除去、解体の見通しがないまま、核燃料を維持管理するリスクとカネ・・・
人類の手に余る事態なのだが、そこらへんは、あまりツッコミが入らないようだ。
しかしながら、風評被害を防ぐなどとゆ〜軽い考えで看過してよい事態ではないハズだが。
国が買い上げた東京電力の株は、そもそも国民から信用されぬまま、上がるハズもなく・・・
ズルズル国民が買い支えしかない、バカげた情況だ。
半減期が来る2040年代まで、ズルズルと引っ張れば・・ 解決するのだろうか?
チェルノブイリ原発の石棺は、やがて35年が過ぎるが、中の線量は減ったのか?
北朝鮮では、処刑が続いているようで・・ 口減らしか? やはりジョンウン氏は、この世に
居ないのかもしれないなぁ。
ともあれ
東京五輪を開催すれば、変異型ウィルスの広がりを助長すると思われるが、やっぱり
ヤルしかないんだろうか???
ところで
相変わらず、咳が止まらないんだが・・ そろそろ20℃越えの日中になり、マスクが暑い。
なのに、北からの風が、気温よりずっと寒く感じられ、なお咳が止まらぬ日々が続いている。
年末年始から、地域防災計画と南海トラフ対策に悩んでいたが、防災会議も終了して安堵。
明日が締切の広報誌の特集を、クロツラヘラサギに変更したことで、ずっとソレばかり考え、
寝ても起きても、ネタを探していたり、記事を書いていたので、ソレ以外の記憶が薄い。
もちろん、リアルタイムの情報も欠かせないから、トリトリデッキにも通ってきた。
早朝と夕方に採餌することが多く、今一つ好いシーンが記録できなかったが、12年間の
蓄積があるから、何とか記事はまとまりそうだ。
クロツラヘラサギの渡来は、奄美群島では最多だし、国内でも『越夏』する地域は稀なのだ。
その情況を年間300日以上、観察し続けている好事家は、世界的に私くらいだろう。(笑)
2011年秋に浅間へ引っ越してから、ほとんど毎日、クロツラヘラサギや干潟を眺めてきた。
そんなコンナで、今回の広報誌は、いつにも増して無駄に気合が入ってしまうワケだ。
あとひとつ、追加しようと気づいたのが、あくびのシーンである。
思い起こせば・・ コウノトリ、カワウ、ウミウ、アオサギ、カラシラサギ、アカアシシギ、
アオアシシギ、チュウシャクシギ、ダイシャクシギ、セイタカシギ、ウミネコ、セグロカモメなど、
そこそこ撮影してきたのであるが・・・ 実感として、ヘラサギ類が、最も明快で豪快だから
観察の機会が多いと感じている。
<<< ヘラサギ
あたかも、声を出さぬ高笑いのようにあくびする様は、コウノトリより見栄え?がする。(笑)
内地では、ウやカモメの類いが休んだり羽繕いするとき、最もチャンスが多いのでは?
さておき
シマッチュらに尋ねても、鳥があくびをすること自体知らないようだから、これはシタリ!
気づいてよかった・・ 地味に。
厄介なのが、観光関係者が植えた、薄汚い国内外来種メヒルギが入ってしまうことだ。
こんな感じで、生きても枯れても、せっかくのカットを台無しにして、始末が悪い。
私の持つフォトショップはバージョンが低いから、消したい部分を選択し、周りのパターンを
解析して、何もな無かったように塗り込めてくれるような機能はない。
ただまぁ・・ 依頼元の学芸員殿のところには、最新バージョンがあるので、わりと簡単に
対策することができ、助かった。 これまでちょくちょく利用させてもらい、練習していたし。
いっぺんだけだと、境界が見えることがあり、その際は二度かけることで、消し去られる。
けれど、波紋など複雑なシーンの場合は、不自然になる傾向が強いのが残念。
いや・・ 職人として、安易な高望みは禁物だな。 いづれ近々そうした機能は
前号の特集、天城遺産その16は、戦跡だった。
戦後70周年記念誌の発行に際して、米海軍の偵察、爆撃記録から画像解析して求めた
徳之島浅間陸軍飛行場の姿である。 フォトショップの使い方は、単に見栄えだけでない。
我が探求心において、これほど使いがいのあるソフトウェアは、他にない。
買取でなくサブスクリプションになって久しく、お得なフォトプランでも、年間11,760円、
1日あたり、32円あまり・・ 趣味も含めて毎日使うのだから、そのくらいは支払ってもイイ
のかも知れんなぁ。
おや?もしかして・・ アドビのサイトで下位のElementsについて調べたら、やっぱりか〜。
画像認識AI アドビ・センセイの技術がふんだんに利用できるようになっていて、しかも買取。
上位のフォトショップよりも、自動処理が多いので、そこらへんは使い分けできそうである。
しかも、こちらは買取で安価だ。
閑話休題
きのう、幸運にもメニヤックなシーンを記録できた。 尾脂腺である。 いやはや初記録だ!
一見、腰っぽいところだが・・ ニンゲンにとって尾てい骨のあたり、デリケートな位置にあり、
ここから出てくる脂を、羽毛にコーティングすることで、健やかな生活を送られる・・ んだが
白くない鳥では見えていても覚ることはできず、存在を見知ることは叶わない。
たぶん、野鳥の尾脂腺を克明に撮影した画像は、ほとんど存在しないだろう。
せっかくだから、さりげな〜く広報誌へ編み込んでおくことにした。
あすは、記事を仕上げて、データ入稿だ。
キレのいい?あくびのシーンが、ちゃんと見つかると好いんだが・・・
ところで
窓の彼方より、鳴き声がしてきたから・・ マネの口笛を返してみた。
よもや、庭までやっ来ようとは・・・・・ 繁殖期に入りつつあるズアカアオバトだ。
あんな声や、こんな鳴きもマスターしているワケだから・・ ダマサレても仕方ないか。(笑)
鳴きマネをはじめて、やがて17年になる。
来月なかばには、マネがいのある夏鳥、アカショウビンが飛来しはじめる。
それはそうと
最高気温は20℃を超えるんだが、北風が7〜10m吹くから、まだ寒いんだよなぁ。
ヒートテックのステテコが、まだ手放せないと謂うか、股離せないと謂うか・・・