真冬の 愉しみ

 


 

世間の事

 

シューチャンが、コロナウィルスへの対応不手際を認めた。

中国人が誇りとしてきた四千年の歴史はどうしたのだ???

長い歴史の中で、未知の疫病にさらされたことは、なかったのだろうか?

さらに、WHOのテドロス事務局長は、一帯一路で絶賛投資中のエチオピア人で

対中に関しては役立たずだが、なぜ安倍政権は早期に判断しなかったのだろう・・・

はやり安倍政権も、親中傾向が強すぎるのかなぁ。

 

トヨタへ、パナのバッテリー会社を身売りした、などという記事が散見される。

バッテリーは、プラグインハイブリッドやEVには欠かせない部品だが、それだけでは

事業としては軽薄な気がしないでもない。 朝鮮的・・・ とでも謂おうか。

キヤノンがカメラを道具と思っていたが、アンドロイドは目へと進化させようとしている

ような将来性のズレを感じるのだ。

中国から高性能で安価なバッテリーが発売されたら、確実にそちらへなびく。

なんといっても、中国の人件費は安い。 それに、相手は企業でなく中共なのだ。

 

メリケンでは、またドナルドを大統領にしようとする動きがある。

野党の選挙にトラブルまで発生して、お膳立ては充実しつつあるようだ。

なんとも笑えるようで笑えぬ事態で、ほとんど地球外勢力による愉快な実験だろ?と

苦々しい思いをさせられる。 科学が無駄に進化しないよう、寄り道させられるのか?

過度な開発により気象が激化し、物資が減り、自国中心と戦争の多発化を促進する。

非情な効率的サイクルが、着々と構築、回りだしている気がする。

 


 

島の冬は、曇天強風が常である。

ただの曇りならまだしも、雲が分厚く・・・ 一日中暗いことも少なからず。

 

そんなこともあって、まるで裏日本のように、晴れ間は嬉しい。

地理的には、ほとんど日本海側の地域と同じだ。

 

最低気温は、10℃を割らず、最高気温は16℃くらいあるものの、

ようよう、例年並みの寒さに戻った感じがする。

 

この冬は、渡来している冬鳥からすると、わりと正常化した感じだ。

内地もそうだったが、アオジというホオジロ科の一種が少ない程度。

そういえば、キンクロハジロなど、カモも少なめか・・・

とはいえ、去年よりは劇的に改善?している。

 

理由は分からないが、マミジロタヒバリをよく見かける。

上空からの声も含めると、ほぼ毎日だ。

個人的には、セキレイ科でもっとも好きな種である。

毎年、空港や運動公園、養牛用の牧草地で越冬するので、ここらでは珍しくはない。

んが・・・ 一般的には、日常的に眺められる野鳥ではないようだ。

 

近縁種のコマミジロタヒバリがいるものの・・・ 見分けがつかず、今のところ未記録だ。

たぶん だが、マミジロタヒバリを見慣れれば、違和感を覚える日が来るだろう。

 

干潟では、トリトリデッキ名物?のクロツラヘラサギたちが越冬中だ。

これまでの越冬では、2番目に多い5羽。

九州や沖縄には全く敵わないものの、これでも奄美群島で多い方なのだ。

逆に、越夏する場としては、日本有数と謂えるだろう。

他の地域では、春にはすべて渡去するのが普通のようだ。

つまり、冬鳥とは謂えないし、繁殖していないから夏鳥でもない、居続け鳥?である。

こうして通年見られることから、トリトリデッキのキャラに選ばれた経緯がある。

 

昨シーズンも越冬していた、アカアシシギ。 それまでは、春秋の渡り中継のみだった。

キィヨ〜ンと泣きそうな鳴き?をするので、判りやすい。

これにより、アカアシシギ、キアシシギ、アオアシシギが揃って越冬することに相なった。

深い意味は、これっぽっちもないんだが・・・

 

キアシシギはカニに特化、アオアシシギは魚寄り、アカアシシギは未だナニ食か分からない。

セイタカシギのように、カナリ小さな甲殻類を食べているのか・・・ 全く記録できない。

 

 

この時節に産卵期を迎えるのが両生類。 代表格なのが、イボイモリさんだ!

夜行性なので、卵を確認しにいくのだが、毎年つづけるうちに気に入りはじめている。

わりと好調に産卵しているようで、なによりだ。 BB弾くらいのサイズである。

水中には産まず、水たまりから数センチち上がった地面である。

 

見辛いので、〇しておこう。

意外と多かったなぁ。 最盛期には、もっと密集する。

成長に従って、中身の白いところが大きく、くるくる動くようになる。

 

稀に、産卵途中で森へ帰らなかった、母さんイボイモリが居残っていることがある。

ここまで腹の張ったメスは、初めて見る。

右側にある頭が葉の下に隠れているのは、陽光を避けようとして、尻隠さずなったから。

右上には、卵が一つ見える。

 

イボイモリが産卵する場所は、他のカエルが産卵する場所である可能性が高いので、

ヒメハブが潜んでいる可能性もある・・・ ってことなので、気を付けなきゃならない

んだが、ついついガサガサと探してしまう。

 

場所は、県の文化財指定されている遺跡「戸森の線刻画」のすぐわきにあるので、

ジャングルと違って、気軽に行ける場所である。

しかしながら、あまり長居すると、マダニの猛襲を受ける。

ハブだけが脅威ではないところが、南国らしいスリル・・・ と謂ったところか?

自然に接するとき、緊張感を保っていなければならないところが、またイイ。(笑)

 

 

世間的には、真冬の島と謂えば、ヒカンザクラのシーズンだろうと思う。

北限に近いせいか、あまり大きくならないし、株によって時期がズレるし、葉と同時に

花をつける株もあれば、咲かれぬ株もある。

最初は、いささか下品な色だと思ったが、南国にはコレがイイ。 曇天でも、とても映える。 

 

メジロが地味に見えるわい。(笑)

こっちのメジロは、ちょい色が派手目なリュウキュウメジロで、脇腹にえんじ色がない。

それから、ニンゲンをあまり怖がらないので、じっとしていると1m以内にも飛jんでくる。

 

島の留鳥のうち、スズメ、キジバト、メジロの距離は極端に近い。

ほか、シジュウカラ、ヤマガラ、リュウキュウサンショウクイも、ニンゲンをあまり気にしない。

アカヒゲなどは環境や個体差によって寄ることもあるが、全般にはそうではない。

 

 

島は動物の密度が高いのもあるが、実際に距離が近いところが、動物好きにはたまらん。

ゲームやテレビなんか眺めているより、ほよどリアルに面白い。 

おそらくコレが、私が内地へも他の島へも行かない理由だろう。 内地は退屈で仕方ない。

 

ただし、魚との距離は、彼方に遠い・・・・・・・・・

そのせいか、このところ生活に張りがないし、食欲もモチベーションも落ち切っている。

なにしろ、島で手に入る食材全般に品質が低いので、美味しいと感じることが少ない。

 

眠すぎてフラフラするし、ヤル気が出ないから、出勤日数も仕事の方はサッパリだが、

とりあえず人並みに早寝早起できるか試し始めている。

生活リズムを変えて、不眠が改善してくれないものか・・・ 様子見だ。

 

雨天曇天であっても、どういうわけか、夜明けの瞬間は清々しい気分になる。

 

もっとも寒い時期だけに、早起きすると、アツアツ美味い朝飯をこさえたくなってしまい、

それが愉しみでもある。

しびれるような水の冷たさがないぶん、調理も洗い物もはかどる。

真冬だというのに、井戸水くらいの冷やさの水が水道から出てくるのが・・・

つい嬉しくて、ほくそ笑んでしまったりする。

だからと謂って、気温が暖かいのだから、水が暖かく感じるワケではないよ。

 

そんなこんな、ナンダカンダで

南国のユル〜ぅい寒さを適当に利用しつつ、不眠と暮らしているこのごろ


ではまた