釣れぬ お陰

 


 

巷の浪風

 

イランが、ウクライナから飛来した旅客機を撃墜した。

正確には、イスラム革命防衛隊が撃墜したのであって、イラン軍ではない。 のだが・・・

どうやらポン国内のマスゴミはそのへんの事情を知らないらしい。

ハメネイ師が率いる、潤沢な資金力のイスラム革命防衛隊と、貧相な武装のイラク軍とは、

ほとんど関係がない。

ちなみに米国に殺されたソレマイニ将軍は、イスラム武装勢力など、ゲリラを支援する、

謂わばテロ要員育成促進組織の首長だった・・・ という情報が流布している。

イラク戦争もインチキ情報に騙されたし、出所不明の情報を鵜呑みにするのも、大人げない。

ただ、今更ハメネイ師が、逆に米国をテロリスト呼ばわりしていることから、やはりテロに

関わっている将軍だったのが気になりすぎて、自己投影・・・ したのは間違いなさそうだ。

何がホンマか分からんが、直接的に、私はナンモ困らんので、知らんでもよかろう。

さらにちなみに、あろうことか南朝鮮のミサイルにもロシア系があり、注意が必要かもなぁ。

 

仕事用のWindows7機を立ち上げたら、ブルースクリーンまがいのアラートが出た。

XPのサポート終了のときより状況は悪い。

あのときも、無残なVistaを経て、ようやく7が出てくれたワケだが、今回は10が改善されず、

アップデート・テロよろしく、莫大なアップデータのダウンロードと、それによるOSの更新時間を

余儀なくされてしまう。 時折、卒然作業を遮ってアップデートと再起動が開始される始末。

そのような不具合満載のOSをアップグレードと呼ぶならば、世の中は戦争やテロこそ、

世の中のアップグレード/革新だ・・・ と表現できて当然だろう。(笑)

 


 

とりあえず

次号の広報誌連載の締切には間に合わせたが、どうも労働意欲というか、ヤル気が出にくい。

やはり人生には、目標とか希望が必要なんだろうか・・・ 人為的パーキンソンにハマった

オヤジ殿が抗うつ薬漬けになったのも、私たち結婚しない兄弟が原因なのは目に見えていた。

どうせ不治の病なのだから、心配しても仕方ないハズなのだが、どうにも気にかかる。

 

んだが、とりあえずタンパク源でも探すとするか。

コチラ風に謂うと、チンコロリとゆ〜ルアーだな。(笑)

ミナミクロダイの反応は良好なんだが・・・ やはり、するびきコーン同様にフッキングしない。

イノーは浅いから、全て丸見えなだけに、残念具合が半端ではない。

 

そういえば

天城町でもっとも都会の、平土野(へとの)を流れる真瀬名川(ませながわ)でも、チヌが釣れる

なんてコトを聞いたことがある。 念のため、チェックしておくか・・・

思ったほど満ちてないなぁ。 これだと、ほとんど潮でなく川の水ばかりだから、チヌは・・・

とか懸念していた矢先、左下の土手からピヤッと鳥が飛び出した!!!

 

対岸の庭先にある木に逃げ込んだヤツは、しばらくすると戻ってきて、採餌しはじめた。

その鳥はヤツガシラ。 釣りだったハズが、バードウォチングへ急転換。

ずいぶん上空を警戒して、妙なポーズばかりしていた。

この時節には、とうてい見つからないハズだが、越冬したのか渡来したのか不明だ。

微妙なのは、石垣島のガイド、シービーンズさんのログで正月に見つかっていることだ。

 

時系列は青の期日より先になるが、明くる16日の朝刊に載った。

島の世間は狭いので、奄美新聞の記者殿は知人だ。

折々に、私のブログをチェックされているそうで、珍事を見つけると新聞に載せてくれる。

ぶっちゃけ、ローカルでマイナーな生物ネタばかり載せているブログだから、

日々のアクセスは120人くらいなもの。

しかしながら時折、貴重なシーンに出くわすことがあるから、新聞に載せてもらえると嬉しい。

 

渡り鳥の情報、こと離島の渡り鳥の情報については、周辺情報がとても役立つ。

どこかの島に渡来していたとか、越冬していたという情報は、内地以上に参考になる。

チッポケな情報発信よりも、影響力のある新聞に載せてもらえることは、有意義この上ない。

 

正直なところ

移住してきたころは、琉球弧の島々が渡り鳥の観測に適しているとは思っていなかった。

無論、渡りのメインストリームではないが・・・ おもしろい土地柄なのは間違いない。

なにしろ、トリトリデッキは海岸ながら、森林の鳥たちが通りかかるし。

 

 

ところで

チヌ探しの午後、山あいの当部(とうべ)集落に設置されている看板の改修にあたり、

取材に赴いた。 もともと、その看板は私のデザインだった。

桜並木を看板に載せたい・・・ と謂う、区長さまの要望である。

んだが、桜はこれと、あと一本しか咲いていなかった。 数えると、29本もあったが。

徳之島のヒザクラ(ヒカンザクラ)は、株ごとに開花のバラツキが大きくて困りものだ。

もう葉が出ていた株も、あったりする。

ジジババたちの集合写真よろしく、集まっているとゆ〜だけで、揺れていたり、

よそ見していたり、ささやいていたり・・・ イロイロだ。

 

内地では、桜は春の訪れだが、島は厳冬期の訪れである。

あるいは、暖かい春への折り返しでもある。

 

そして

チヌ(ミナミクロダイ)のノッコミ・シーズンとも、重なっているのである。


ではまた