一年ぶりに 内地へ
世のニオイ
辺野古移転の工事費が3倍・・・ 確信犯か?
ベラボーな追加予算が必要などと、今さら政府側に逆風が吹きじゃくるのは、誰の仕業だろうか?
どうせ工事にかかる費用は同じだから、調査費を節約したんだろうね。(笑)
ポン国内にカジノを作ろうとする動きが止まらない。 んだが・・・ 辺野古よろしく逆風が。
しっかし、ニッポンらしさを求める客に対してカジノとは、そりゃただのカネモチの遊興にすぎず、
まったくニッポンらしさとは無関係。
カネを落とさせて、芋づる式の連携により、政治屋へ還元されるのを期待しているのはマルわかりだ。
ただ、どうだろう。 現金を持たないガイジンがカードでチップを購入する際、そのカードの真偽は
どれほどのものか・・・ 中国人の偽カード天国になるのではなかろうか???(笑)
久々のフライト。
島は珍しく快晴だったが、本土は曇っている。
日曜は夏日で夜は18℃くらいだったと思うが、今朝はイキナリ12℃台まで冷え込んだ。
お陰で、ヒートテックを下に着たまま、いつものように出かけることができた。
セーターは肩掛け状態で、いつでも重ね着対応できるようにしている。
去年もそうだったが、どういうわけか下だけが霞むのだ。
コレを見たいから、左側の席をとってあって、私だけが熱心に撮影していた。
鹿児島県民になったが、桜島にはトンと縁がないままだから、カナリ物珍しさがある。
これまた久々の大阪。
よくもまぁ、こんなゴチャゴチャのところに住めたもんだなぁ。 今となっては、ゾッとする。
結局、週末になると車中泊して和歌山に通うことになったのも、今にしたら必然だったと判る。
これまでの帰省では、騒音が気になってイライラするから、Westoneのイヤモニターで耳をふさいだが、
今回は面倒なのもあって止めてみたところ、特に問題なく旅できた。
引っ越してすぐのころは、雑然とした景色にも音にも気持ち悪くなったが、今はそうでもなくなったようだ。
ディレイのお陰で、いつもより一本あとの便になった。
リムジンバスも、阪神高速で事故渋滞に見舞われたものの、なんとか間に合ってホッとした。
難波から賢島への特急だから、もっとも深いホームである。
途中に、立ち食い「上六庵」があったが・・・ 10分あるかどうかなのと、もう2時過ぎなのでスルーし、
ファミマの鳥飯のおにぎりと、温かいほうじ茶にした。
乗車してから、ようやく遅い昼食にありついた。 ほうじ茶は、やっぱり好いなぁ。
ほうじ茶におにぎりを乗っけておいたので、ほんのり温もっている。
微妙に、三角おにぎりより小さいが、コッテリした脂の風味と甘辛いご飯で、食べごたえは十分だった。
しかしアレだ、炊き具合といい、米のねばり、絶妙な硬さのむすび具合といい、コンビニ競争の激しさを
味わっている気分になった。
荷物の関係で、ビスタカーの2階にしてもらったんだが、ちょい高いだけなのに、景色がずいぶん好い。
中学高校の頃には、眺めるだけの憧れに近い車両だっただけに、しみじみしてしまう。
下に乗ると、ホーム停車時のみミニスカが見ごろとなるが、全力でジロジロするのも歳がいがない。
いったん、伊丹空港の外でバス待ちするのにセーターを着こんだものの、それ以降は
関西らしくガンガンに効いた暖房で、また脱がされてしまい、ついぞ近鉄を降りるギリギリまで
着ることが叶わなかった。
駅には、ほぼ同時に父母が車で迎えに来てくれており、帰りしなビールを買いに寄る。
近所のスーパーが、ドンキになっていた。
雰囲気はゲーセンやパチンコ屋を薄めた感じだが、ナンデモ揃っているのに驚かされる。
100円ショップ世代の悦楽を刺激する、下々のオトナ買いデパートといった風である。
ただし、男子トイレは2階に一カ所のみになってしまい、以前のように1階と信じてダッシュすれば
取り返しのつかないことになりそうな気がしないでもない。
かく謂う私も、結構焦った。 気取られまいと、さもゆっくり歩いたが・・・ エスカレーターの速さが
いつもの半分くらいに感じられるほど、長々しい時間に感じられた。
一年ぶりの、家族との食事。 折しもクリスマスイブなので、鶏肉とポテトサラダは欠かせない。
そういえば、家族以外の誰かと食事するのは、年に2〜3回くらいなものか。 自炊だからか?
オヤジ殿の認知症はそこそこ進んでいるようだが、思ったほど変化は感じなかった。
けれども、いつもなら手作りヨーグルトケーキが用意されてるハズだから、介護の負担は重いらしい。
それにしても、内地で飲むポン酒は美味い。
遠慮したつもりが、伊賀上野の純米吟醸、義左衛門は1/3ほど無くなっていた。
おふくろ様のタブレットの調子が悪いという。
こんなエラーは初めて見た。 どうやら、カメラで撮影したときの記録先が消失したようだ。
ゴミ箱を確認したところ、画像がフォルダもろとも入っていた。
タッチ操作だから、あまり細かい操作はできないから、危惧していたのだが・・・ 案の定。
ゴミ箱にあったデータをすべて元に戻し、カメラの参照先フォルダを指定し直したら、あっけなく解消。
やれやれ。
あくる朝は、思ったよりずっと遅い朝食だった。
オヤジ殿は、実は夜が大変で・・・ おふくろ様もある程度長い就寝時間が必要になっていた。
10時過ぎから、田んぼに出かけた。
相変わらず平たいなぁ。 しかも、枯れっ枯れで、緑が遠い。
意外にも、この冬は野鳥が多い。 ツグミが群れになるのは珍しい。
定番のヒバリ、タヒバリも例年以上だ。 ここ3年ほど寂しい状況が続いていたので、実に喜ばしい。
ほか、カワウ、アオサギ、ノスリ、ケリ、クサシギ、タシギ、モズ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシボソガラス。
スズメをまったく見かけなかったのは、例外中の例外で、初めての体験であった。
モンキチョウはさておき、うっすら水の残る田に、トンボが一頭いたのには驚いた。
朝は、0℃代台まで冷え込んでいるからだ。 少なくとも、ハラボソトンボではなかったように見えた。
ススキのなかから、セッカが飛び出した。
十数メートル上昇し、遠ざかったところへ舌打ちしてサエズリの真似をしたところ、数メートル先に戻る。
テリトリーを侵されまいと、かなりヤキモキしているようだった。
島ではチョクチョクいぢって遊ぶが、内地のセッカでも問題なくいぢられるのが分かって地味に嬉しい。
セッカはスズメよりずっと小さいが、運が良ければ、舌打ちするだけで手軽に撮影できる。
オス限定ながら。
思わぬラッキーも。
神経の太いタヒバリに遭遇したのだ。
身を隠す場所のない田んぼでは先に私が見つかり、警戒されてしまうのが常である。
だが、この個体はハクセキレイ並みで、ニンゲンは気になるが、ギリギリまで逃げないタチのようだった。
この秋、初めて島でタヒバリと思われる個体を確認した。
普通なら、奄美群島より北で越冬するため、稀にしか飛来しない。
一方、東海地方では、まずムネアカタヒバリは越冬しないから、先ほどの画像は九分九厘タヒバリだ。
ムネアカタヒバリの冬羽や、ビンズイとそっくりで、見た目だけで判断するのは大そう厄介な種なのである。
幸い、少しずつ鳴き声が違うので、画像と鳴き声をヒモヅケできれば、私なりの判断が可能となる。
ムネアカタヒバリはピスーとスキッ歯から呼気が抜けるような鳴き、タヒバリはピッとキッの中間のよう。
いづれも細い声で、風があると聞き取りにくいこと山のごとし。
コチラのも、島で観たのと同じく、飛び去りながら「ピピピピッ」と鳴いていたので・・・ ひと安心。
ともあれ
また、退屈な年末年始になるかと懸念していたが、野鳥に関しては問題なさそうである。
お次は、イシガメか、イタチ、キツネ・・・ やっぱり、もっふもふのタヌキを撮影したいなぁ。