窮極になった 奈良漬
妙な 風向き
ホンダ・ジェットに口をつぐみ、あれほムヤミに宣伝まがいの報道をしていたMRJはどこだ?
今や、三菱リージョナルジェットの言葉すら、誰も思い出せなくなってないか???(笑)
お財閥さまを、持ち上げるだけ持ち上げてきた国策だったらしいが・・・ 後の祭りだ。
みっともないなぁ。
ウジウジしているうちに、川崎の国産エンジンを搭載した対潜哨戒機P−1が実戦配備された。
国産戦闘機を開発しようとすると、コ〜ナルぞ・・・ と、裏でメリケンに圧力かけられたか・・・
なんと!? あんまり恥ずかしいからか、三菱スペースジェットと名称変更してしまったらしい。
このネタを書きだしたときは、知らない事実だったが、きょうになって報じられていた。
あまりにタイムリーで、いささか驚いた。
グレタちゃんが吠えている。
確かに石炭火力はCO2の排出量が、他の化石燃料より多いのかもしれない。
では視点をかえてみると、寒い地域では往々にして過激に家中を暖房することで、
家の中ではTシャツで・・・ みたいな浪費生活をたしなむものであるが・・・
ポン国内では、大半が部分採暖で、こたつやストーブなどを用いている。
国民一人当たりの、エネルギー消費の差にも注目してはどうだろう。
あるいは、CO2よりも温室効果が高いメタンを吐き、生産性の低い養牛と消費についても、
着目すると好いだろう。 栄養価においても生産性においても、養豚には敵わない。
非難するのは簡単だ。 だが解決策のないことをゴネても、それこそエネルギーの無駄だ。
学校へ行って、エネルギー効率や、温室効果ガスについて学ぶ方が建設的だろう。
原発頼みのスウェーデンらしいが、それでホントにCO2排出削減になっているのか・・・も、
きちんと学習すると、オトナの事情が分かってくると思うんだよなぁ。
お隣のノルウェイでは、水力発電が盛んらしいが、河川の生物相は大丈夫だったんだろうか?
今年の10大出来事は・・・ 特集しようにもネタがない。
むしろ、無かたったことの方が特筆できるかもしれないくらい、思い浮かばない。
とにかくドエライ暑い夏で、常に台風がどこかにあって、海にはウネリがある感じだった。
グレタちゃんが、本心で叫んでいるのなら・・・ それは、ホンマにそうであると思う。
気象の荒ぶりは、なかなか半端ではない。 内地では、台風19号で十分感じたことだろう。
平々凡々とした日々を送っているが、死なずにいられるんだから、何も悔いることはない。
さて
幼少のころから、奈良漬けは好物だ。 だからといって、腹いっぱい食べられるものでもない。
漬物の王様と謂ってもいい。
なぜか、酒かすを焼いて食べたり、奈良漬けで茶漬けを食べることが大好きだったし、今もだ。
本物の奈良漬けには、砂糖は入らない。
なのに、絶妙に甘く、ふくよかな味わいになっている。
その旨味は、炊き込みご飯にも負けていない。
これほど美味い奈良漬けは、何十年ぶりだろうか。
当初、一年くらい漬かった状態では黒かったが、飴色になり、ウリの皮も柔らかくなった。
実は、今年の正月に持ち帰り、チルドで寝かせていたヤツだった。
先日、また送られてきたが、そちらはまだ黒く、皮が硬かった。
この奈良漬けは、実家でこさえているのではなく、幼稚園からの同級生のお母さん作である。
つまり、山口県から三重県、そして鹿児島県の離島へと、たどりついた奈良漬けであった。
このごろ
美味しいものが少なくなった。
漬物のみならず、本来の味でなく、ソレっぽい調味料によって味付けされているものばかり。
特に奈良漬けは手間暇がかかるため、市販のや、奈良で売られている名店のでも砂糖入りだ。
どうしても薄っぺらい風味に、幼少のころに食べた祖父母の漬けた奈良漬けに届かなかった。
だが、ここにきて・・・ 忘れ去っていた奈良漬けが、まさかの熟成であった。
しかも、酒かすの漬け床から上げ、小さく切った状態で保存してあったのだが、なぜか熟成した。
究めたワケではなく・・・ 窮まった先に、極みがあったワケだ。
料理は、美味しい人体実験である。(笑)
熟成ではないが、冷蔵庫で日々熟している柿が、まだまだある。 毎日ひとつずつ食べている。
透明でとろっとろの柿は、昔はあまり好きではなかったが、マンゴーでも、熟しすぎが好きになった。
よしんば、アルコール発酵してくれると嬉しいんだが・・・ (笑)
そういえばきのう、シーバスタックルを携え、近所の磯へ行ってきた。
シラスくらいのベイトがいたが、追ってくるのは50センチくらいのダツだけで、さっぱりだった。
磯仕様で、7号フロロのハリスが響いたか・・・ ちなみに、道糸はPE1.5号。
ヨタ波に超絶弱い土地柄だけに、こうして低い磯に立つこと自体が貴重ではあるものの・・・
潮がたるいようで、魚の活性は低そうだった。
たかが数十センチのウネリが、低い磯の端面にジャストミートし、しぶきが高く上がるから、
凪いでチャンスだったんだが、ルアーにとっては、凪は逆風でもあった。
でも、カスミアジくらいは、釣れるかと思ったんだがなぁ。
ここは初めて入られたポイントだが、意外と水深があったから、次はシンキングで攻めよう。
このごろメンドクサイから、タックルは一本勝負で、ルアーチェンジもしない。
だから、その日の気分で選んだルアーがダメだと釣れないのもある・・・
所詮は雨のたびに赤土で染まる、壊滅したサンゴ礁の磯だから、あまり期待はしない。
大きくても、せいぜい数キロのカマジ(ロウニンアジ)くらいが関の山だろう。
でも、たまにやはり、磯に立ちたくなるし、地元で釣りたい気はある。
ガソリン代もバカにならないしね゛。
ちょっとした収穫もあった。
奄美大島、徳之島、沖縄島北部しか生息しない固有種、オキナワギクが咲いていた。
こんな近所にもあったんだなぁ。
南西諸島のキクのなかで、もっとも海に近く、塩分の強い場所に生えるし、
厳しい環境のわりに、きちんとフツーの花らしい花をつける。
伊豆大島のように、そこらへんのアシタバを採って帰る・・・ ような植物はないなぁ。
ものすごく苦い、ニガナ(ホソバワダン)はたくさん生えていたけど、厳しい場所のは硬い。
同様に、ボタンボウフウも。 そうえいば、スベリヒユがあったなぁ、アレはイケるかもしれん。
つぎは、ナイロン袋くらい持ってこ。(笑)
このごろ
ロマンが無くなったなぁ、とシミジミしている場合でもないので、脚力を強化することにした。
膝の皿がズレる現象は気になるが、やっぱり磯のルアー釣りで釣る魚は最高に美味いし。
なにより、魚肉を食らう機会が減り過ぎだから、生活にとっても死活問題になりつつある。