新パソ
ニンゲンの業
台風19号は、関東を直撃した。
被災された方には、お見舞い申し上げる。 形だけだが・・・
私の感覚からすると・・・ 水害が多かったのが意外だった。
島でも集中豪雨に悩まされることはあるが、台風が去ればどうということはなかった。
川が短いからだ。 お陰で、濁りもすぐに消えていく。
日本の治水は、おそらく世界最高の技術で裏打ちされているハズだ。
ダテに政治屋と土建屋がつるんで、巨額をの血税を投じてきたワケではない。
んだが・・・ 暴雨の圧倒的な物理量に対して、河川と治水技術で対抗する術はなくなった。
一方
被害がまだまだ把握できないほど深刻だ・・・ と報道されているが、ふ〜んって感じだ。
945HPaなどといった、猛烈台風が来るようになった島にしてみれば、フツーの台風である。
島はいつのまにか猛烈台風がアタリマエ?に扱われていたのに、内地は違うの?だった。
島しょだから停電断水が数日つづいてもアタリマエ・・・ 都会では大被害・・・ なんだよね。
8月下旬に届いていたパソコンだが、家がどうにも暑いので、セットアップがはばかられた。
台風が去ると、またいささか暑うなったが、イイカゲン重い腰を上げる。
買ったのは、デルのゲーミング・ノートPCである。
光学ドライブが無く、代わりにファンが2コ入り。
<デルHPより
HPのゲーミングはファンが1コでだったから壊れたのか、それとも小アリが侵入して
キーボード内で死んだのかは判らないが、当時はスペックのわりに、お買い得だった。
んが・・・ 今度のは、さらにさらに盛って、10万を切ってくれた。
Dell G5 15
CPU 第8世代 Core i5 8300H (クアッドコア , 8MBキャッシュ, 最大 4.0GHz / ブースト時)
GPU NVIDIA GeForce GTX 1050Ti 4GB GDDR5
液晶 15.6インチ FHD (1920 x 1080) アンチグレア LEDバックライト IPS
メモリ 8GB, 1x8GB, DDR4, 2666MHz
ストレージ 128GB M.2 PCIe NVMe SSD (Boot) + 1TB 5400 rpm 2.5インチ SATA HDD
130 Watt AC アダプター
3年前のCore i7 6700HQはブーストクロック3.5GHz、6MBキャッシュだったから、
一つ下のクラスのCPUになっても、時代が追い越したらしい。
クロックの4GHz越えは技術的に難しいとされていたが、いつの間にかノート用でも
叩きだせる時代になっていた。
しかも起動用ストレージのM.2・SSDが、SATAからNVMe(PCIe接続)へと高速化している。
ゲームでなく、フォトショップなど画像処理が主な用途だから、GPU性能も申し分ない。
現用のHPもセール品だったが、当時11万円後半でも割安感があった。
さらにそれを二万も下回るお買い得感。
実は、G7がセール品だったが、品切れになったと連絡があって、同性能のG5に変更された。
セール品でないG5を、セールのG7と同額で購入できたのは、ややラッキー感がある。
ただし、G7の方が外装が凝っていたので、性能をそのままにコストダウンした次機種のよう。
これでようやく、先々代のVAIOの爆速をしのぐ性能が当時の半額程度で手に入った。
あのVAIOはソニー最後の名品で、当時の遅いSSDをRAID化して4台同時リードライトにより、
CPUの高速性以上にストレージのボトルネックを無くし、当時としては破格の高速動作だった。
現在でも、パソコンの遅さの原因は、ストレージの読み書きの遅さがネックとなっている。
CPUばかりが速くなっても、ダメなのである。
お決まりの最初の起動では、あれこれOSの設定が必要だが、中でも驚いたのは指紋認証だ。
ゲーミングPCに、そんな装備が必要なのか??? でもどこに・・・
慌ててネットで探したところ、中央奥にポツネンとある電源ボタンがセンサーを兼ねていた!?
<デルHPより
まさかの展開、安っぽくて円いだけの樹脂ボタンにしか見えなかったが、
造形された感がなかったのは、逆にセンサーの仕様だったからかもしれない。
確か、G7には設定が無かった気がするから、差別化のポイントとか???
ノートにしては珍しく? コストダウンのためか、バッテリーが外せなくなっていた。
現用HPは、たちどころにバッテリーが壊れ、あまつさえパーツもすぐに生産中止になって
苛立たしい思いをさせられたが、今回はもっと厄介かもしれないぞ・・・
サイズのわりに、2.6キロオーバーでズッシリ重いから、それなりにオカザリでない程度の
バッテリー容量を確保しているのかもしれない。
お陰で、モバイルオフィスで、ウキウキ仕事・・・ とは、いかぬ重さでもある。
試しに
内蔵のソフトを探したところ、バッテリーの充電レベルを自由に設定できるツールが
見つかってホッとした。 とりあえず、ヘタって交換する可能性は、かなり低くなった。
コンセントにつなぎっぱなしでも、バッテリーが弱らないように、超いたわりモード?で、
最大55%充電で抑えておくことに。
バッテリーついでに、モバイルバッテリーを接続してみたところ・・・・
最低でも、130W以上のアダプターを接続せよ、と注文をつけられてしまった。
6.7アンペアも出力できるバッテリーなんて、なんぼノーベル賞モノでも、
リチウムイオンのDC出力ではムリだろう。 こりゃ、一本取られたわ。(笑)
AC100Vで出力するタイプの、大型のポータブル電源が必要になってしまった。
車のシガーライターソケットに接続する電源も80Wだったから、なかなかハードルが高い。
ところで
最初のセットアップは、まずアクロニスで、素の状態を丸ごとバックアップすることだ。
んが・・・ そこからして落とし穴が。 2016年バージョンだから、アップデートが2回もかかり、
島の遅くたいネットワークでダウンロードするのに、4時間あまり浪費してしまった。
Windows10のアップデート・テロに匹敵する、激イヤガラセのダウンロード時間だった。
ウサギにもツノにも、どうしてもコレを済ませておかないと、始まらない。
まずバックアップしてから、インストールを開始する・・・ それが私流。
前からオカシイと思っていたのだが、どうもアクロニスの2016バージョンは、
バックアップデータが破損してしまう。
バックアップした後、読めるかどうかテストしないと危ない。
今回も、過去のバックアップがあれこれすっ飛んでしまって、余計に作業が厄介なことになり、
セットアップ完了が遠のいてしまっている。
壊れたはずの家用パソコンは、トラブル発生源のキーボードを完全にカットすることで蘇った?
から、むしろ仕事用で役場に配備しているデスクトップのWindows7サポート切れが課題だ。
仕事にノート・・・ どこでも仕事できるが、壊れるリスクも増える。
どうしたものか、悩ましい。
それから、USキーボードだったと思ったら日本語キーボードで、配列がオカシイから、
アドビのショートカットを左手で用いられず、作業効率はイマイチでもある。
もちろん、キータッチまでイマイチだ。(笑)
ともあれ
その昔、初代アップル・パワーブックをン十万円で買ったのを思えば、超々進化したPC。
白黒2階調の液晶で、6センチくらいの分厚いボディで3キロあまりあったと思う。
あれからずいぶんパソコンを入れ替えてきて、もう何台目なのか分らなくなってしまった。
さて
いったん涼しくなったが、また暑さが戻ってきたようだ。
朝早くから、セミ(クロイワツクツク)があちこちで鳴いている。 山では、アブラゼミも。
まだ泳ぎに行かれるものの、スカッと晴れてくれない。
海は相変わらず、熱低やらで鈍くウネっている。
秋の渡り鳥たちは、またぞろ極端に少ない。
島では蚊が少なくなった・・・ と静かなウワサになっているくらい、虫が減っている。
寒い方向に向いている時節だし、生物好きとしては退屈な日々がつづく、そんな感じだ。