イナヅマン

 


 

世の それはそれ

 

台風の発生がつづいている。

昨秋も凄まじかったが、今年も和らぐ気配もなく絶好調、激しさを増す方向にしか感じられぬ。

今のところ、発生海域もルートも島から外れていて助かってるが、すでに連絡船は亀徳港でなく

ウネリを避けて、町内の平土野港(へとのこう)に入港するようになった。

九州に接近する台風があるが、定期船が滞り、生鮮食品が枯渇しないか心配だ。

 

アニオタテロの話題がつづいている。

ご遺族はもとより、容疑者のきょうだい、その家族はもう普通の人生を送られないかもしれない。

アニメの魔力的な魅力?なのか、はたまた京アニの魔的対応?だったにしろ、アニメは国策だ。

どのような結末になるのかは、推して知ることが簡単なイメージの結末になるのは間違いない。

 

南朝鮮の混乱も続いている。

口先では我が国をヤッツケル気マンマンだが、実行すれば自分たちの首を絞めるばかりだから、

振り上げたゲンコツの下ろしどころに困っている様子。 残る手立ては、おそらく自暴自棄だ。

お前らが助けてくれないせいで、俺たちは死ぬぞ!みたいな物乞いくらいしかできまい。

それにしても、よほど輸出管理されたくない事由があるんだろう。

格下と信じていたポン人に牛耳られたくないとか、はたまた、瀬取りよろしくドコかに横流ししたか。

いづれにしても、気まぐれドナルドがスルーしていることからして、メリケンとの合意があっての策

であることは間違いない。 もはや、なんぼ朝鮮人が嘆いたところで、詰みだな・・・

 


 

たまに

自分は普通じゃないかもしれんな・・・ と思うことがある。

変なところは山ほどあるんだが、気(クラ)で傷口をふさいだり、体調が電子機器に影響したり、

科学では証明できないような現象を撮影したりとか。

 

今回は、イナヅマ。

 

撮影は、至って簡単だった。

雷鳴のする方向にカメラを向け、ファインダーでなく空を眺めて待ち、ピカっと来たらシャッター。

このとおり、わりとすんなり撮影できた。

電磁波の速度を超えるオッサン・・・ と謂った、面目躍如のカットである。(笑)

 

歩留まりは、1/20よりは良かったし、フレーム内に起きたイナヅマを確実に捉えていた。

動画にすれば合理的だろうが・・・ ダラダラ撮り続けるのは、男としてツマラナイ気がする。

イナヅマが近所で起きたらカメラを構え、遠ざかったら、一杯やりながら待つのことにしたのだ。

その夜、島のまわりは雷雲だらけだった。

 

次は、なかなかカッコイイのを撮られた。

よくもまぁ、都合よくフレーム内でイナヅマが発生するものである。

見えていたのは、垂直の部分だけだったが、左からやってきたようだ。

まるで宙返りしているみたいだ。 我が家の軒で、フレームアウトしてしまった。

 

さらに次のは、太い。

これは、九分九厘 落ちているだろう。 音も太かった。

昔っから、迫力ある雷鳴に耳を傾けるのは大好きだ。

 

思い当たることがある。

この方角には、火力発電所の煙突があるのだ。 距離は1キロ弱。

煙突は海岸の低地に建てられているから、付近にはもっと高い消防署の避雷針などもあるが、

発電所には電力が満ちており、誘電しやすい・・・ とか?

高さよりも、巨大な鉄の構造物の方が通電し易そうだから、雷にとっては魅力的に違いない。

 

偶然にしても、キッチンの正面に連続してイナヅマが走るなど、デキスギであり、

撮影能力よりも、むしろソッチが人智を越えているかもしれない。(笑)

 

一応、

気になって調べてみたら、常識的には、星を撮影するのと同様に、長時間露光を用いるそうだ。

雷には、ニンゲンの反射神経など、到底間に合わない伝説? があるらしいのだ。

雲が低い場合は、一瞬でも昼間のようになってしまうから、バルブ撮影にしようとは思わなかった。

んま゛〜 その判断は、理論的には間違いでしかないんだが・・・

イナヅマ程度で、オオゲサな仕掛けをする必要などなかろうと感じていたので、

タイミングを合わせさえすれば、キチンと撮影できるハズだ・・・ と信じ切っていた。

だいぶ、酒もまわっていたし。(笑)

 

いつもポケットに忍ばせているサイバーショットTX10では、夜空にピント合わせできないから、

出番の少ないコンデジ、富士フィルムのファインピクスS1を用いていることにした経緯がある。

センサーサイズはサイバーショットと同じながら、50倍ズーム機。

M(マニュアル)モードと、マニュアルフォーカスで撮影した。

細かい設定は割愛するが、シャッタースピードは1/15秒である。

記録は、RAWデータ設定だから、連写なども利かない。

S1の画像は、かなりイイカゲンな色合いになるから、JPEGでなくRAWで後処理するのが私流だ。

 

1/15といえば、私にとっては、ずいぶん長いシャッター開放時間に感じられていたので、

その間にイナヅマを捕らえることは感覚的に簡単だと思っていたし、実際に想定通りに撮影できた。

経験的に、ピカピカッと弱く光った後で、イナヅマが落ちてくるのを知っていたので、

前触れのピカピカッを感じたら、シャッターを押すだけのことだ。

 

なかなか

いい例えば見つからないのだが・・・ 普段のシャッタースピードがハエやツバメなら、1/15fは蚊が

飛ぶのより遅いくらいの感覚である。

 

だが、

調べてみて、いささか驚かされる。

 

普段

鳥や昆虫を撮影するシャッタースピードは、1/640秒でも遅い方である。

今回の1/15は、体感的?にも長いワケなんだが・・・ 計算すると、0.067秒間に過ぎなかった。

 

一方

一般的な夏の雷の起き方は、3段階だそうだ。

1) まず、上空で探るように先駆放電が起こり

2) つぎに、地上からそれを迎えるように先行放電が起こる。

3) さらに、先駆放電と先行放電がうまくつながると、主雷撃が1/1000秒間ほど起こる。

ただ、10億ボルトでプラズマ化した大気が、もう少し長く輝き続けている気がしないでもないが・・・

加えて、三つのプロセスが、一定時間に起こるとも限るまい。

ニンゲンにとっては、一定とみなせるほどの誤差の可能性もありそうだが、そもそも

ストップウォッチでも測定しづらいレベルの時間差で、発生する現象らしい。

 

都合

0.001秒間くらいのイナヅマを、シャッターの開いた0.067秒間で捕まえようとすることを、

わりと余裕あるんじゃないの?と感じて、実行してしまっていた。

 

しかも、まんまと撮影できている。

歩留まりはさておき、実際に視野に入ったイナヅマは5回、撮影できたのは4カット。

 

こちらは、発電所とは真反対の方角に出たもので、数キロ先のイナヅマ。 残りの1カットだ。

この撮影の直前、右手の2キロ以内にイナヅマが走ったのだが、ソレは早かった。

ほとんどノーモーション?で、ズバッと墜ちたから、まったく反応する暇がなかった。

 

歩留まりのうち、失敗カットだったのは、雲の上や視野の外でイナヅマが走って空振りしただけで、

フレーム内のイナヅマに対して、タイミングが合わなかったから・・・ ではなかったのだ。

 

想うに

この10年、様々な野生動物と接しながら撮影活動を続けたことで、

動物やカメラの時間?が、体感的に身に染み着いた可能性も、無くはなかろう。

だからと謂って、日常生活でナニか劇的に変わった・・・ とゆ〜こともない。

もとより、薄毛の進行よろしく、漸進的な変化だろうから、自分で感じられることはないのだろう。

 

それと

中国には、酔拳とか、それに類する憲法?が、いくつかある。

アルコールのまわり鼻では、もっとも体術が高速化するののは、科学的に証明されている。

んだが・・・ 大古よりそれを体感的に利用してきた?のが、キテレツな武術・・・らしかった。

半分ホンマで、半分はビミョ〜である。(笑)

酔うのに慣れたニンゲンは、酔いが回ると集中力が増す。 それは、ずいぶん心あたりがある。

アセトアルデヒドの発生によるダルを感じにくく、酔いをたしなむ心地よさで集中力はゆるぎない。

 

科学的かどうかは、あえて

 

ところで

稲妻はイナヅマでなく、イナズマと書くのが望ましいのだそうだ。

しかしながら、人妻や新妻はヒトズマやニイズマとは書くことはない。

稲妻は、稲でも妻でもないから、一口にイナズマと書くのが現代風・・・ と謂うことか???

「ぢ」や「づ」は使わないようにする、厄介な現代仮名づかいの中途半端なシキタリが、

日本語をメンドクサイことにしている。

不思議と、「せかいぢゅう」には違和感を覚える反面、「じめん」と書くのには抵抗が大きい。

前者は世界に、後者は地に重きがあるから・・・ かもしれない。

 

生まれて初めてのテスト、音楽の設問で「ドレミを書きなさい」との答えに、

音符下のかっこ内全てに「ドレミ」を書き込んだ私の認識は、実に素直で、正しいと思う。(笑)

ないしろ、アザカミ先生の得意は国語だったら、よほどカチンときたのだろう・・・ 

親まで呼び出され、親ともども説教を食らったのである。

小学に入って初めてのテストが、わが家の武勇伝になった。

なお、アザカミ先生の得意技は、左手で生徒の右頬をつねり、右手で左頬をビンタ・・・だった。

当時は、女の先生であっても、体罰は標準装備だったもんだ。(笑)

 

ぶっちゃけ、現代仮名づかいは、ウカツな発想だと思う。

昭和61年に内閣で決定しているらしいんだが・・・ 政治屋に正しい国語を求めるのは筋違いだ。

弁護士のセンセーなら、いざ知らず。

 

理由は判らないが

あの特撮モノが「イナズマン」だったように、そうしたいニンゲンが少なからず居た・・・ のだろう。

知識の低い子でも、発音と筆記を同じにすることで、理解しやすくしたい・・・ 親バカがいたか?

ひらがなや、カタカナだけで生きてける、ハングルみたいな言語にしたいバカポン人がいたか?

 

 

ともあれ

イナヅマを、手持ちで写そううとする撮影好きは、私くらいなものかもしれないと知り、

かててくわえて、私とカメラと、イナヅマとは、相性がとてもイイらしいことも実証できた。

またひとつ、探してもいないのに、新たな自分?を発見してしまった私であった。

 

ま゛〜 イナヅマンと謂うより、、ゴロゴロ・オヤジならピッタリかも、イロンナ意味で・・・ (笑)


ではまた