梅雨時に 珍鳥が動いた

 


 

うきうき浮世

 

メリケンやポン政府が、国民のオスプレイへのネガティブイメージに対する火消しは順調だ。

騒音問題は、シマンチュにとってもカンタンに飛来がわかるほど、低音が大きいのに定評?がある。

基地周辺の騒音は、他の回転翼機と変わらないが、他の機体より、はるかに低温成分が多く、

遠くまで騒音が届いてしまうのだ。

それが測定できない・・・ なんてバカバカしい事態になっているのは、国策以外のナニモノでもない。

私がオスプレイは危険だとうい要因はソレに尽きる。 落ちやすい機体の心象を、変えたいのだ。

さらに、サルでも接近に気づくし、さしたる機動もできないから、携行ミサイルで落としやすい。

いやむしろ、大戦中の爆撃機並みの機動だから、自衛官ならホ式13ミリ対空機関砲でも落とせそう。

しかも、たかがプロペラ機が、最新ステルス戦闘機F35とほぼ同額とは・・・ ぼったくり!?(笑)

属国はつらいね゛〜。

 

フッ化水素の輸出審査に対して、朝鮮が騒ぎ放題だ。

同盟国にロックオンしたり、貧相なねつ造ビデオを公開したりする連中に対処するのは、国防上当然。

予算を横領し、お笑い兵器を国産するぶんには実害はないが、後ろから撃たれたらたまらん。

それでなくても、もともと敵前逃亡グセのあるヒーローや、暗殺者をアガメタテマツル民族である。

気まぐれドナルドの珍策に隠れて、暴走親北ムンジェインは報道からスルーされている感じだが・・・

そろそろ、ナニかやらかすかもしれないなぁ。

 

刑事ドラマのクライマックスで、影の黒幕・・・ などとオチャラケを聴かされると、冷めるわ゛〜。

黒幕が影に居たら、黒幕の意味ないじゃん! 気にもとめてもらえない、地味な幕だよ!(笑) 

NHKの報道では、祭りのクライマックス・・・ そこは最高潮でしょうに。 ポン語はどうなるやら。

 


 

ひと月あまり前、6月上旬の青に、珍鳥カラシラサギがらみを載せた。

ソリハシセイタカシギの5羽同時の飛来も。

 

あのあとすぐ、またしてもソリハシセイタカシギがチラッと1羽飛来した。

さらに数日後、カラシラサギの向こうを飛んでいたのが、ハシブトアジサシである。

私のなかでは、国内では年間10羽も飛来しない設定・・・ の珍鳥だ。

 

だからといって個体数が少ないワケではなく、台湾でも繁殖しているらしい。

外洋に出る必要がないため、わざわざ国内に渡来する必要などなく、機会が少ないのだ。

「迷鳥」というコトバがあるが、迷っているのではなく、繁殖地を探して常に何割かが旅をする。

 

さらに先月下旬、2羽が飛来した。 このタイミングは、過去に何べんもある。

これで、天城町では今年に入って5羽目になってしまった。

6月に飛来している・・・ ということは、繁殖をしなかったのと同義である。

もともとカモメの類いは成熟に時間がかかるから、ぱっと見成鳥だが、未成熟なのか、あるいは

繁殖に参加しない事情があったのだろう。

 

と・・・

同時に飛来したのは、またしてもソリハシセイタカシギで、2羽も。

わざわざこんな薄汚い干潟に、飛来せずともよかろうもん。

台湾にはドッサリ渡るが、国内にはほとんど来ず、鳥好きの間では珍鳥扱いとなっている。

今年に入って、天城町ではもう8羽になった。 これまでなら、年間3羽程度だった気がする。

こちらも、時期的に繁殖しなかった2羽だろう。

 

さらにその2日後・・・

間に1日おいて、ハシブトアジサシが、また2羽。

1羽は冬羽だったから、先の2羽とは違うのは明らかだ。 これでもう、延べ7羽になってしまった。

もし、1羽が居残りだったとしても、もう6羽も。

 

2017年7月上旬〜8月下旬まで長居したことがあるが、その個体も冬羽のままだった。

前の年に生まれ、2度目の夏を過ごしている若鳥で、成熟していないために・・・ 冬羽っぽい夏羽?

の装いだった・・・ んじゃなかろうか、と。

アジサシはカモメの親戚で、死肉をあさったりするため、ゆっくり飛ぶよう進化したのがカモメ、

鮮度を優先し、飛行しながら草原や水面で採餌するよう進化したのがアジサシである。

カモメは成熟に4年かかるものが多く、その間は褐色の混じった、ややミスボラシイ羽毛で過ごす。

ハシブトアジサシはユリカモメ並みの大きなアジサシだから、成熟に3年かかっても不思議はない。

 

 

ともあれ

ハシブトアジサシ、ソリハシセイタカシギは、ともに珍鳥ではあるが、ほぼ毎年のように見られる。

しかしながら、今年の渡来は多すぎる。

 

反面、昨シーズンの秋冬の渡りと冬鳥の数、加えてこの春の渡りは極端に少なかった。

干潟のシギ、チドリの類い、いつもなら冬の庭先で見られる、アオジやシロハラ、ウグイスなどだ。

 

ごく限られた種ながら、相当数増えた・・・ のもある。 ホシムクドリやムクドリ、カラムクドリだ。

カラムクドリは数年前から増え、越冬するのに北上する、といった奇行を習慣化しつつある。

 

 

生物には、ある程度の順応力がある。

ここ300年くらいの間、ニンゲンが及ぼした環境変化は、世界中の湿地や干潟の埋め立てである。

その次が、昨今もてはやされている温暖化だ。

実は、前者に比べたら、後者など、屁のツッパリみたいなものだ。

 

ハシブトアジサシやソリハシセイタカシギ、トリトリデッキ周辺で周年見られるクロツラヘラサギは、

河口域や干潟、湖沼周辺の湿地の鳥類である。 どちらかといえば、内水面が好きである。

 

河口域と干潟は、もっとも生物生産性の高い水域とされる。

だからこそ、役人たちは諫早の堰を絶対に開けさせたくないのだ。

開けてしまえば、国策と称して長年にわたり開発を名目に無作為に埋め立て、土建業と癒着し続けた

政権与党の意図がバレバレになってしまう。 あまつさえ、沿岸漁業より農業を優先させたことも。

 

そんなことより

埋め立てによって、おそらくその海域に関わる生物の総トン数は、軽く半分未満に激減している。

かてて加えて、水質汚染、人口増加や、社会主義の腐敗に伴う、貧民の卵の乱獲。

野鳥たちにとっては、餌場も繁殖地も減り放題の現代地球。

さらに温暖化によって、海水面が上昇すれば、さらに干潟は減ってしまうことになる。

国土が狭まる・・・ ともゆ〜が。

 

 

シギにも、非繁殖個体がいるようだ。

キアシシギのみならず、ソリハシシギや、このアカアシシギが干潟に戻って? きた。

こんな時節にアカアシシギを見かけたのは、過去にいっぺんだけ。

早くに繁殖し戻ってきたと思っていたが、ワケあって繁殖できなかった個体ではなかろうか。

  

若すぎ、老いすぎ、病を患った、求愛が下手、伴りょが見つからない、巣を作られなかった、

巣が流された、巣が襲われた、伴りょが死んだ・・・ イロイロあるだろう。

 

 

沖縄は梅雨明けしたが、奄美は梅雨明けしないなぁ。

しかも、大潮のたびに大雨が降るから、釣りもガセ捕りもできないでいる。

あと半月もすれば、戻りのシギ・チドリが飛来しはじめる。 鳥の世界では秋の始まりだ。

島では、いよいよ夏本番を迎えるころでもある。

 

それまでは、一年で最も退屈で、うっとうしい日々が続きそう。

 


ではまた