コンデジ の 値打ち
潮流の淀み
気まぐれドナルドが、ついにやってしまったINF条約破棄。
ヤツがやっていることは、社会的な破壊行為ばかりだ。
先達らが苦労して築いてきた枠組みを破壊しておいて、イイキになろうとしている。
テロリストが、安易に遺跡を爆破して自慰的な満足を得るのと同じだ。
せっかく、風が吹けば桶屋が儲かるような、複雑な社会になっていたのに、
目先の利益のみしか得られない、阿呆な社会に先祖返りしようとしている。
メリケンがダメなところは、カネしか産みださない、投資ゲームの往き過ぎだ。
投資は、産業のためにあるべきだ。 金融がただの金策や賭けになったら終わりだ。
嘘か本真か
動画サイトにあった昔の映像で、自称、未来から来た宇宙人風人類が謂っていたのは、
ウカツな国家元首がやっかいな戦争を起こし、人類は激減する・・・ と。
あながち嘘でもないかもしれない。
都合よく現れるUFOの大半が、未来の地球由来なら、なんだか分かり易い気がする。
時間とか歴史とか、存外アッサリ改変されているのかもしれないなぁ。
それと、あまり大胆に改変すると、もともと改変者が生まれなくなるから、
用心深く、計算してやらないとダメなのかもしれない。
そういや
また米朝首脳会談があるらしいが、朝鮮語にはもともと約束のボキャブラリがないから
どこかの国の配下においてやる以外、ナニを謂っても無駄だと思うんだが・・・
哀しいかな、朝鮮民族は歴史上、自分たちで自分たちの社会を造ってきたことがない。
アベノミッキス、やっぱり半分ウソだったんかもしれんなぁ。
輸出産業や、チャンやチョン相手の観光業以外、好況を実感するどころか厳しい生活。
どんだけ渋い時代が続くのか・・・ と思っている国民を尻目に、効果があるだの豊かだの
自慰的な答弁をする首相には辟易である。
そもそもインフレ志向経済自体が、もう時代遅れである。
それはニンゲンが増えていく時代の過渡的な施策なのを、とっくに気付いているだろうに。
サイバーショットが壊れた。 帰省していたときに、うっかり落としたとき、いったらしい。
一応、防水5m、耐衝撃1.5mだった気がするが・・・
ピントを一度見失うと、ズーム全域でピントが合わなくなる。
ひょっとして、南国から伊勢の低温下へ移動したために、結露したとか?
防水のカメラは、内側の湿気が抜けないのが弱点でもある・・・ しもぉた・・・
幸い、まだ中古が出回っているので、なんとか手に入る。
予備機は一機だけになってしまったので、買い増ししておくことにした。
今や、防水のスマホにお株を奪われた感があるが、コンデジとスマホのカメラでは
まだまだ画質面では雲泥の差がある。 所詮は、レンズもセンサーも小さすぎるからだ。
しかも、サイバーショットはコミコミで140gもないから、スマホより軽い。
4倍ズームしかないから、逆にレンズの精度は高いし、明るい。
今や本当にコンパクトなデジカメは、安かろう悪かろうのしかなくなってしまった。
本来、そういうコダワリのカメラづくりこそ、ニッポン人気質に合っていると思うんだが・・・
そんなこんなで、思うにサイバーショットTXシリーズは、私にとって最後のコンデジだ。
欲を言えば、ポケットに入れておいたら変形してしまうのが、残念だ。
大きさがポケットサイズなだけで、本物のポケットカメラは、実は実在したことが
ないんじゃなかろうか???
普段使いは動作のノロマなTX10(DSC-TX10)を用いている。
ノロマだが、発色が自然なのだ。
TX20は反応は速くなったのに、赤色がやけに紫側だったり、緑色の発色が黒かったりと
画質的にはダウンしている感じがする。
ただ、TX10は起動に6秒くらいかかる、ずいぶん古臭いスローライフな機種であり、
なぜか先代TX5よりも遅い、妙な機種であった。 当時の技術で、凝り過ぎたのだろうか?
1,000漫画素から、一気に1,600漫画素にアップしたからかなぁ。
あ゛・・・ そういえば、TX10も買い増ししとこうかなぁ。 わりと安いし。
現用のは、普段使いでポケットに入れているから、もうボッコボコなのだ。
ポケットは、作業ズボンのフトモモの脇あたりにあるから
どうやら携えているカメラなどが ゴチン ゴチン 当たってしまうのが主な原因のようだ。
要は、ポケットがフトモモの前にあれば、そうもならん。
前々から記しているように、センサーの小さいコンデジにしか撮られないシーンがある。
薄暗い環境で、奥行きのある画は、一眼ではボケすぎて不可能なのである。
被写界深度が深い、コンデジならではの実力。 それに手軽さ。
この怪しげな花は、暗がりの、さらに葉の下にひっそりと咲いている。
一眼レフではそもそもファインダーがのぞけぬし、ミラーレス一眼では背景がボケ過ぎる。
ちょいズームすることで、ソコソコ背景にボケをこさえられるのである。
今が盛りのヒザクラだって、あんまり背景がボケ過ぎたら花盛りな雰囲気が伝わらない。
だからといって、たかがサクラのために、わざわざ一眼を持ち歩くのもナンであるので、
コンデジの使いこなしで、ナンとかしてしまうに越したことはない。(笑)
コンデジだってズーム次第で、背景はボケさせられる。
ん゛まぁ 円形絞り羽でなく◆形絞りだから、あまりキレイにはボケぬが、ブログ用には必要十分。
大きな写真なら、もっとボケボケてもいいが、こうして縮小して用いると、ワケが判らなくなる。
ほのぼのヒザクラを眺めていたら コロロロ コロロロロ と、ヒツッコク警戒しているヤツがいた。
スズメほどの大きさのコマドリの一種、アカヒゲだ。 無論、小石川養生所とは無関係だ。
気が強かったり、警戒心が強かったりと個性豊かで、たまたま気が強いタイプだったらしい。
Oちゃんから踊りが効くと聞き、林道で踊りまくったが、サッパリ寄らなかった思い出の鳥。
なので今回は、巻き舌で警戒声のマネで応戦してみたら、ずっと張り合って鳴き返していた。
が、ビーム砲レンズで記録しだしたら、EOS7Dのバタバタうるさいシャッター音に、あえなく退散。
一眼レフのシャッターチャージには、金属音も混ざっているので、鳥にはキツイ音なのだろう。
せっかくの機会だから
静かで速いミラーレス一眼を物色してみたものの、画素密度がEOS7D並みでありながら、
高速でフォーカスポイントを移動でき、相応の操作性を確保できる機種はコスパが悪過ぎる。
ニコンのZ7や、新発売となる、オリンパスの最高峰、E-M1Xは高価すぎる。
文意が解かりづらいかもしれないが・・・ 動いている動物をアタリマエに撮影するには、
ピントを合わせるエリアを制限しながら、チャチャッとエリアを領域を移動させないと
カメラが迷うし、処理能力が追い付かないのが現実だ。
ピントを合わせ、その領域の明るさを検出し、更に指定した露出補正値を入力して記録する。
そのような指定なしに、フルオートで動物の追従や露出の補正など、到底無理だからだ。
あくまでも、カメラとニンゲンの共同作業でようやく記録しているのが、動物写真なのだ。
いづれ、科学が進歩すれば、認識技術が操作を簡略してくれるだろう・・・ が。
進んだ進んだと自画自賛する向きもあるが、まだまだ人類の科学なんてのは、幼いもんだ。
ニンゲンの視線と同期して撮影できるカメラ・・・ なんて、まだ夢の話に近い。
閑話休題
現用コンデジのほとんどは、TX10/20と同等の、ソニー製センサーを搭載している。
なぜなら、多画素化してもノイズが増えるだけだし、コストアップすることに意味がないからだ。
そもそも、コンデジに2,000万画素を期待するユーザーなど、貧乏マニヤくらいなもんだ。(笑)
処理速度こそ違え、画的にはTX10と大差ないのだ。
TX10は、あの忌まわしい大災害+原発被害、311の一週間前の発売である。
あれ以来、コンデジの時間は、ホトンド止まっている。
現代人のスマホ信仰はとても篤く、いろんな意味で話題のファーウェイ製スマホなど、
4,000万画素のセンサーを搭載しているという、無茶っぷり。
やはり大陸系民族は、最終的に質より量で盛るのが正しいらしいが、ノイズもテンコ盛りになる。
つまり、ノイズ処理と、画像処理のダブルパンチでCPUパワーと電力を無駄食いさせる機種。
仮装ズーム/デジタルテレコン効果の必要から、トリミング耐性を狙った高画素化だろうが、
かなり無謀な多画素化である。
インスタ映えなどとチヤホヤされる画像が流行りらしいが、んま゛〜それは動物系の撮影には
まったく通用しない別次元の喧騒だ。 流行で撮影できるほど、動物は応えてくれぬし。
なので
スマホ同様かそれ以上にコンパクトかつ、小技が利くデジカメがあると、とても助かる。
私がTXシリーズを用いるとき、毎回使う機能が露出補正。 たぶん誰もが嫌がる基本機能だ。
先にも述べたが、これを克服できるのはAIしかなく、シーンを判断してくれるカメラでない限り、
暗いときは明るく、明るいときは暗く・・・ 一律な制御をするのが現代のカメラ。
例外的に顔認識で、顔の明るさに合わせてくれる機能はメジャーだが、人種を判別しているか
とてもビミョ〜だ。
カメラを使うとき、結構大切なのが、露出補正に加え、絞り値そのもの。
絞り値の調整は、明るさへの対応のみならず、むしろ背景のボケ方のコントロールの他、
レンズにはそれぞれ最もシャープな値があるし、ズームレンズならズーム率によって値が違う。
カメラに通じている人物なら、それなりに把握している事柄だが、素人さんは面倒だろう。
さておき
コンデジには、もとより絞り値をコントロールする機能など無いから、撮影を続けて
ゆくゆくクセを体得していくことが大切になる。
たとえば、カメラの苦手はマクロ。
特にこのごろのコンデジはワイドマクロ機能だけは搭載していて、広角端でのみ1センチなど
ごく近距離に寄ることができるが、昆虫など小動物を記録する場合は、望遠側のマクロが有利。
オリンパスのTGシリーズはそれをウリにしているが、サイバーショットにはない。
けれども、4倍ズームのうち望遠端一歩手前、3.8倍あたりで、なぜか近距離撮影が可能になり、
これがカナリ、昆虫撮影や小さな草花を撮影するときに武器となっている。
先にも述べたように、一眼レフでは得られない深い被写界深度があるからだ。
カタログスペックでは語られない、優れたスペックだ。
TXシリーズのクセは、私のカラダに染み着いている。
それに確か、F3.3〜4.5で、通常ならF2.8〜6.5などとなってしまうことも多いのに、
明るくもないが、けして暗くもないズームレンズなのだ。
濁りのある水中でも、ズームしてもわりあいちゃんとピントを合わせてくれるのもメリットで。
こんな便利なコンデジが、なぜ廃版となってしまうのか・・・ ふびんな世の中である。
このごろのスマホ系ニンゲンは、どうにも道具に使われてい、更に道具のスペックを把握しない。
手軽とかカンタンというコトバに絆(ほだ)されて、覚えないことを美徳としている嫌いすらある。
でも、知らない機能は用いようがないのは、常識以前の話だが・・・
そんなこんなで
私史上、もっとも使える、代えがたいカメラが、TXシリーズなのである。
小さなカタツムリの殻も、うまいことズームすれば程よくボケて、立体的に記録してくれる。
細かな毛が生えている、トクノシマケハダシワクチマイマイ、固有種で、遺跡の近くで見つけた。
今もって気に入っている、トンボの写真がある。
野鳥の子育てを撮影しているときに川原で見つけた、イトトンボの親戚モノサシトンボ。
一眼レフだと背景どころか、足の間に見える腹もボケボケで写りはしないだろうし、
背景や葉もボケ過ぎてナニがナニヤラ判らない画像になっていたことだろう。
先の3.8倍ズームの妙を知らすじて、記録できなかったカットだ。
んま゛〜コンデジだから、ノイズとかレンズの歪とか、いろいろあるんだが。
そこそこ質感も出ていることだし、A3サイズで1mくらい離れて見るのには十分だ。
裏面照射センサーは最先端技術だが、低感度でも高感度でもノイズそこそこある。
フィルムのざらつきだと思えば、気も咎めることはない。
ともあれ
この先どれだけ使い続けられるか心配だし、ソニーにはより良いコンデジを開発してほしい。
ど〜もこのごろ、スマホはデカくなる一方だし、さっぱりスマート銘打った商品のなかには
さっぱりスマートさを感じられるモノがない。
ソニーには、真のスマートを目指して、いろいろ製品化してほしいと望むばかり。
中古ながら新たなサイバーショットがやってきた。
明るい色が好きだから、黒を発注したのは初めてだ。 背に腹は代えられんし。
完全消耗していたバッテリーが気になるが、とりあえず予備機が届いてホッとした。
外観がキレイということは、使用頻度よりも、バッテリーチャージと放電しない時間が長かった
可能性が高いので、バッテリーはやはり期待薄かもしれないなぁ。
あ゛・・・ この記事の顛末は、特集「がんばれパナソニー」ネタだよなぁ、まいっか。