秋なのか 冬なのか
どこふく風評
プーちんが、平和をイイワケにして極東の島を切りたがるのは、単純である。
値打ちがないのに移住者が国費を無駄に食らうから、住民ごと他国に貸し出して、
金をせびるネタにしたい気マンマンなのである。
漁業では成果がでそうなのに、島民たちは資金不足で頑張らない。
悪循環なら、ポン人の配下に置いてマカナイをさせておきつつ、
他にも多々あるウダツの上がらぬ地域にも、そうしたビジネスモデルを見せつける
ネタにされようとしているのだ。
くれぐれもポン人らしく、善意をタテマエとしてしまい、判断を違えすぎる性癖を
読み切った外交戦略である。
半島では相変わらず、生まれながらにして偉いという願い≒ウリナラ志向が常識だ。
それはむしろ、ナチズムに類似している。
自分たちの民族以外は、すべてが下の存在であるから、謝罪したり貢いだりして当然
といった思考をするのだから、もはやお祭り騒ぎだ。(笑)
裸の王様だらけの民族だ。
確かに、人生の先輩を敬うことはヤブサカではないが、偉いと短絡するのはどうだろう。
将来を担う子らより、資源を浪費し威張るだけの先輩を、偉いとすることは可能か?
他国のも含めて成果はウリジナルのお陰、自分らがダメな原因は、全て他者のせい・・・
となるのは、儒教の熟解に根差した思考の賜物なのだろうなぁ。
暑い。 といっても、25℃を越えただけのことだ。
とはいえ、湿度は80〜100%だし、太陽の角度は内地よりずっと急だから、
直射日光を浴びてしまうと、ジリジリする。
感覚的に、最も季節のズレが気になるのが、正に今。
体感的には10月下旬くらいな感覚だが、実は師走で、妙に気忙しい。
実際、早めに帰省するために、仕事も詰まっているから、よけいに気が急いてしまう。
とりあえず、徳之島名物のイロイロある町長選は終わった。
役場でのビミョ〜な立場は、なんとか続けさせてもらえそうになったものの・・・
借りている町営の住宅が、そろそろ建て替え対象になっていて、住むところが無い。
不動産屋がないので、家を探すのも骨が折れる。
さて
内地の読者諸氏は、実は「お前はまだ毒島を知らない」状態では?
例えば、島は冬場に雪やアラレが降ることがあるほど寒い・・・とか、
2メートルのハブもいるけど、国内最大、全長60センチのネズミがいる・・・とか、
30センチほどになるエリマキトカゲの親戚が、そこらへんにいる・・・とか。
神出鬼没、エリナシトカゲ・・・でなくキノボリトカゲは、アガマ科である。
走って洋上を渡り、島々に分布を広げることで、今に至っているとか・・・いないとか。
ギヤのようなカタツムリ・・・もいる。
うっかりギヤに触れてしまうと、三日三晩痛みに襲われる・・・伝説は聞いてないが。
こういう感じのも・・・いるぞ。
サソリよりも長大な針に刺されたら、3秒で死ぬ・・・ことはないらしいものの。
凪いだビーチでは、魚が丸見えだ。
あまりにノポポンとした風景に、竿を出すのを忘れてしまう。
12月が、もっともビーチにチヌが入ってくるシーズンだ。
年が明ければ、シマンチュらがタダで手に入るモズクを根こそぎ採るために集まる。
そんなイノーには、海なのに空が映る。 毒島の名がウソのような風光だ。
夏場は、この狭いイノーを、ジェットスキーが走り回り、殺伐とする。
我が職場でもある、通称「バクヤチマ」。
マハーラージャの雰囲気を醸す、南西諸島屈指の高貴な建築・・・風である。
奄美・沖縄を、青緑の海だけ想像し、身近な国内リゾート・・・などと感じてしまっていたら
ゼンゼン違うかもしれない。(笑)
島ではフツーだから、載せないことも多いのである。
ヤモリは派手に鳴く・・・とか、シマンチュは魚でなく豚カルビと揚げ物を食べて短命・・・とか、
牛フンが、そこらの道路にボタボタ落ちていて不衛生なのが、郷愁をそそる風景だとか。
アイランドホッピングルートと謂い、島を一つずつ渡ることができるようになった。
そこに、コウノトリ・デコのATR−42が就航している。
但馬から飛来したコウノトリが、この春まで生息していたので、飛ばしているらしい。
町内には、何かの拍子で造られたものの、さっぱり流行らない施設などがある。
再開発というか、再出発となった森林公園で石碑を見つけた。
太平洋戦争中、ここらを駐屯地化して防衛にあたった、指令の碑である。
貞の字を間違えて慌てた様がうかがえるが、さすがに二文字も違っていると
マヌケすぎると思ったのだろう。 少将には直せなかったらしい。
一事が万事、この調子である。 勢いはあるが、ヤル気は少ない民族だ。
スタンドへ給油に行ったら、やはりオレンジページは欠かせない。
島にしては、ずいぶん気の利いた雑誌である。 男子で見るのは私だけだろう。
しっかし、実に解かり辛いし、覚えられない。 これを黄金と呼ぶんだろうか・・・
1:1.618とかの、アレとは違うなぁ。
島の周りではゴマサバがいるハズだが、シマンチュには捕れないらしくて、
輸入物のゴマサバは、地味に高くて手が出ない。
そのくせ、シマンチュはサバ缶大好き民族でもある。
顔の広い家具屋店主のところへ、毎年のように誘拐されてくる、コノハズクのヒナ。
そのうちの一羽が250cc缶くらいに成長し、攻撃的というか・・・物理攻撃してくる。
繁殖期でもないのに全力で鳴き返してくるし、容赦なく威嚇するは、咬みつくは・・・
巣立ったとき、たまたま着地していたら、シマンチュに捕まえられ、狭いケージに
閉じ込められっぱなしなのだから、気持ちは判らんではない。
しかし、オレにアタルの筋違いだろ!? 咬むイタさは、ちょうど癒されるけども。(笑)
メチャクチャ暑いときより、暑くても水道水が冷たくなったころが素麺のベストな時節。
暑いさなかは、やたらエアコンなどで体が冷えているので、ダルイ食品でもある。
昔ながらの、太さを伝える半田素麺。
実家から送ってもらった梅酢を、冷蔵庫の野菜室で寝かせたのを加えた、梅酢つゆ。
梅酢は低温で寝かせると、甘い杏子のような豊かな香りになる、贅沢な酢でもある。
逆に謂えば、暑いので、かけそばが遠のいてしまう日が多いのが、玉に瑕。
ついついスープ用に特売の手羽などを求めてしまう。
空気が乾いて、やや涼やかな昼、島ネギが手に入るタイミングで、ネギだく月見そばだ。
ちなみに、そばは乾麺を二度茹でするのが好みである。
一度、規定時間の6割くらい茹でて冷水でシメ、もういちど鍋に戻し沸騰させる
毒島に住み続けていると、内地で育った感覚が逆におかしく感じられ、狂ってくる。
直そうとしようが、治そうとしようが、いづれにしても島で生活するには不便になる。
感覚のズレが思ったより大きいから、年々、ズレが体にこたえる気がするし、
さらにそれが、ココロの勢いを抑えてしまうのも、この時節。
現在、絶賛スランプ中である。