鳥は やっぱり難しい
流されてしまう世
裏取引というのは、まことに多く存在するというか、当然のように存在している。
裏と謂うと怪しげだが、ただ単に表に出してないだけ・・・と謂うだけのこと。(笑)
ゴーンの暴走を支えてきた、フランスと日本の自動車企業。
フランスは国が投資して入る手前、メンツ丸つぶれを恐れるばかりで、ポン企業は
不正支出でハメられた格好になった。
そして報道では・・・「ナンチャラCEOが、ゴーン別邸となるべき施設を本人へ
売却するよう側近に命じた」と連日報じ続けている。 とても耳障りな、「側近」。
ヨーロッパ企業には、側近などという癒着ムキダシの地位が存在するらしい。(笑)
ムンちんがキムちんへ接近するとき、満を持してBTSの原爆Tシャツにナチス帽子、
あまりにもタイムリーだ。
朝鮮半島を西側から遠ざけ、赤化するのに好都合な情報が、次から次へ提供される。
のに・・・イイキになって、朝鮮と断交などと、軽々しい世論も少なくない。
プーちんか、しゅ〜チャンの情報操作だろうが、ずぼずぼにハマったポン人。
我が国がホコリとしている平和憲法も、半島の赤化によって机上の空論化するのだが、
それを認識している国民が、どれほどいることか・・・
いよいよ
徳之島名物、町長選である。
現職の大久さんは、もう十年以上町長を務められ、お歳でもあって退かれることに。
だというのに、わが家には、お札の挟まった白菜などが届けられることも無く・・・静かだ。
町長に立候補しているのは、前副町長の森田さんと、町議の柏木さんである。
森田さんにはお世話になったし、およばれもしたし、チヌもその場で釣って渡したし、
なぜかメル友である。 奥さまは、私のブログをキッチリとチェックされていたりもする。
そうした身近な人物が町のリーダーになろうとするのには、イロイロあったらしい。
それに、誰かが担わねばならぬ。
ちなみに
伊仙町では、町長選、町議選トトカルチョ?の胴元が発生しているらしい。
誰が何票獲得して当選するか・・・で賭けるという。
とにかく、賭け事大好き、他力本願、声だけデカい、ケンチャナヨ風社会である。(笑)
闘牛で賭けが問題視されているが、他にもドシドシあるらしい。
実力はないが、一獲千金を夢見るのはタダ・・・みたいなもんか?
努力しないで有名希望!みたいな、小学生のまま歳をとるシマンチュ男子は多い。
町議候補については、ちょい離れ気味なお向かいさんが、上岡さんで、
ヘアスタイルにパンチの利いた、集落のアニキ的な存在で、町の消防団長でもある。
残念なことに、得票数は多いのだが、記念撮影のときに口がポヤ〜ンと開いていて、
調整要覧に載せるときに、つど画像処理して閉じている。
アニキなんだから、もっともダンディーで、子らが憧れる存在で居てほしい。
わが家のまわりには、上岡性がたくさんだ。
ちょい離れた先には、違う候補者がいらっしゃる。
ウンブキアナゴの生息するウンブキのご近所で、島さんだ。
前職で、文具店の経営者でもあり、視野は広め。
同じ集落だけでも、まだ候補者が立っていて、町議の投票とてカンタンではない。
以前、住んでいた集落で、理解者だった秋田さんも一角の人物である。
自然についての知識欲も旺盛で、町政には欠かせないと思う。
おそらく、自然について取り組もうとしていた町議は、彼くらいなものだ。
そのくらい、天城町は貧民に満ちており、余裕がない。 自然遺産どころではないのだ。
で
私が役場で働くことができるようになった恩人、当時の企画課長だった奥さんが、
町議の候補に立つことになった。
同じ集落の柏木さんが、町長選に出たため、同集落から必ず町議を出すという決まりから、
なかば強引に決まってしまったことらしい・・・
シマンチュにしては、思考は緻密で、ある程度、広い視野と想像力もある。
もし町議になったら、もう少し物事を俯瞰する脳力を身に着けられれば・・・と思う。
今回の選挙ほど、悩ましいことはなかった。
毎秋、バードウォッチング教室をさせてもらうのだが・・・今回ほど厳しいのは初めてだった。
いつも町民が数人・・・という貧相なイベントだったが、今回は機転をきかせた教育委員会が、
小学校の子らに野鳥を見せるという、意外に?先進的な取り組みとなった。
島の子らが成長し、ロクに島のことを知らずに島外へ出てしまっていたから、
こうした地味な取り組みも貴重なのである。
島から来たのに、自然のことも知らず、泳ぎも下手ときたら、そりゃガッカリの嵐に見舞われる。
努力を知らぬ親たちに育てられたのも手伝い、ほうほうのていで戻ってくる若者は少なくない。
渡来する野鳥が極端に少ない今秋、トリトリデッキの周辺でめぼしいのは、
ダイシャクシギとクロツラヘラサギくらいなものだった。
ただ、教育委員会が認識できたか知れぬが、ダイシャクシギは狙って見られる鳥ではない。
珍しく、長居しているダイシャクシギたち。
クロツラヘラサギ4羽は、私たちがドヤドヤやってきたために、不貞寝を決め込んでいて、
トリトリデッキ西方に陣取って動かなかったおかげで、子らに不貞寝の意味を教えられた。
連中は、ニンゲンは天敵ではないがメンドクサイ存在で、落ち着いて採餌できないために
餌場を去ることなく不貞寝を決め込んでいるのだ・・・と。
私が原因となり、トリトリデッキが建造されたコトでもあるし、野鳥の知識普及については
責任がある・・・のかもしれない。
この秋、突飛な渡来となっているのは、ムクドリの類い。
在来のムクドリに加え、ホシムクドリも例年の比ではない渡来数となっている。
国内では石垣島とならび、観察に適した当地だから、子らに見せたかったなぁ・・・
こちらも見せたかった。
ソリハシセイタカシギは、突然渡来して、すぐに去ってしまうから、バードウォッチングで
子らに見せられたら最高だった。 三日ほどズレて飛来しており・・・惜しい!
ところで
フツーに生活していたら、ほとんど知ることのない生物の生活痕を見つけた。
私も、生体はおろか、殻を拝むのも初めてのこと。
トクノシマケハダシワクチマイマである。
カタツムリのなかには、こうして殻に毛が生える、うらやましい種が存在するのである。
かててくわえて、殻頂?が頂点とならず、凹んでいる変わりよう。
もちろん、シマンチュも知らないほど、人生の裏側?で生活する種で、
森林の朽木の周辺に生息し、夜行性ときている。
希少と謂うほどの少なさではないようだが、ニンゲン生活とは疎遠すぎる生物のようだ。
トクノシマケマイマイというのも居るが、こちらは内地のケマイマイのように毛ではなく
ギヤのように殻の周辺をくるりと飾る?感じのもの。
あと3カ月もすれば、移住して10年になるが、まだまだ島のことはワカランことばかりだ。